神はサイコロを振らないにハマってみた〜理系と音楽の世界の化学反応〜
個人的な話ですが、私は長いバンド名は敬遠してしまう傾向があります。
特に名前が文章になっている物はその傾向が強いです。
今回ご紹介するバンドはまさに敬遠するタイプのバンドであり、実際にこれまでも避けてきて
いました。
この度普段見ているYouTuberとのコラボに出演
していたため1度聴いてみようと思い手を出してみました。
今という事で今回は4人組ロックバンドの
「神はサイコロを振らない」の曲を聴いてみた
ので感想をまとめてみました。
神はサイコロを振らないとは
メンバーは
柳田周作 - ボーカル・ギター
吉田喜一 - ギター
桐木岳貢 - ベース・キーボード
黒川亮介 - ドラムス
です
神はサイコロを振らないの魅力
独特の美しい世界観の中にもリアルなエピソードが含まれており、架空の世界の中に現実感が感じられるのが魅力かなと思います。
カッコ良いメロディーと儚い雰囲気の歌声の
ギャップも素敵です。
CDの名前には「ラムダ」や「エーテル」といったワードが登場しており、バンド名もアインシュタインの名言から取られているので、理系に刺さるかっこよさもあります。
ジャケットがシンプルな風景画なのもクールですね!
オススメ曲
1.『1on1』
FODオリジナルドラマ「ヒミツのアイちゃん」の主題歌になった曲です。
ドラマのあらすじとしては、男勝りなバスケ部の女の子の兄の経営するバイト先のメイドカフェにいつもいがみ合っている同じバスケ部のイケメンが来て始まる恋愛ドラマです。
ドラマ自体は見てないのでネット情報なんですけどね(笑)
「1on1」とは「1対1」を意味し、バスケで
ドリブルする人とディフェンスの勝負を指します。
ライバルとして、恋愛相手として真剣に向き合う
様子を表すピッタリの曲名だと思います。
一番の歌詞では「甘いキスで小さくなる君を 僕だけが知っている」、2番では「情けないよこんなに脆くなる 見つめて私だけ」という歌詞があり、
男の子・女の子目線で2人だけの関係が表されています。
曲のカッコ良さと甘い歌詞が素敵な1曲です。
2.『CLUB 27』
ピアノからギターに繋がるオシャレな入りの曲。
ボーカルの柳田さんの綺麗な声の中にある力強さを感じられる1曲です。
この曲の驚くべきところは1番と2番のA・Bメロの歌詞が全く同じ事です。
ところで、メディアで使われる言葉として
「27クラブ(The 27 Club)」という言葉があります。
これは27歳で亡くなった有名なミュージシャンや俳優達を指す言葉です。(実際は27歳での死亡が
特に多い訳ではなく、その歳で亡くなる面々の
印象が強いだけだそうです。)
作詞をしたボーカルの柳田さんは楽曲の公開時
25歳であり、グループも経歴を積んできて
結成4年目の年となっています。
同じ歌詞を使う事により、「これまで亡くなった
ミュージシャン達と同様に自分達も必死で音楽を続けてきた。」という事を表現しているのかなと考えました。
また、繰り返し使われている「現世に刻む 僕が生きた証を」というワードでは、「同じ様に27歳で死んだとしても後悔しない様に今この瞬間に全力を注ごう。」という決意を表現しているのかなと思いました。
以上の事からこの曲には「27歳を目の前にした
柳田さんの音楽に対する想い」が込められているのかなと感じました。
最後に
夜に散歩しながら静かに聴きたいバンドですね。
ボーカルの声も儚さと力強さを兼ねておりレベルが高く、歌詞や曲名も深く考えられているので
更に深く掘り下げても面白そうだと感じました。
特に理系の方々にはおすすめしたいです。
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ここまで見ていただきありがとうございました!
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