起業週報(12/17~&12/24~)
年末なので合併。
年の瀬ですが、引き続き、調達&採用をひと段落つけるために駆け込みつつ、プロダクトもユースケースの洗い出しをひたすらやって要件を定めて今年いっぱいでキリのいいところまで進めようとしています。
調達のところは一通りコミュニケーションを終えて、ようやく結論を出せそう。こればっかりはピクシブ時代にやってないことだったので、本当に苦労というか、わからないことばかりだった。議論の過程で、事業の解像度が一気に上がっていくこともあって、先週話してたこととちゃうやん!みたいなことは大いにあるし、事業計画や資本政策も作っていく中で、当初考えていたことが変わることも多々あってしまった。今思うと11月くらいに考えていたことの浅さを思い知るが、このあたりはシリアルの人や調達周りの経験者にとっては、あまり無駄なこともなく、しかるべきことをしかるべきタイミングですすめられて、逆に強みになるところなのだろう。逆に最初の起業・資金調達の難易度は非常に高いだろうな(何をどうするのが基本的な作法なのかもわからない)と本当に痛感した/している1-2ヶ月です。
よく、社内でも、不確かなことを進めるにあたってメンバーに対して「まずは嘘でもこの方向だと思って決めてやってみて、漸次修正していけばいいだけじゃないか。そこで思考停止したりわからないというのではなく、やりながらより蓋然性の高い方向に行こう」と言っていたものの、これは投資側と経営側の調達・今後の計画についても同じことなのかなとふと思ったり。投資する側以前に、経営側が信じられないと進まないことが沢山あって、嘘でも、粗くても考えていく、やるということが大事ということを、自分が言いっ放しになっていたと反省もしました。
ちなみに色々な方と議論していて、大事なポイントは下記のいくつかなのかなと思えてきたのでここでメモ。
・走り出しの勢い:チームの強さ
・成長スピードに応えられる採用実現力:採用力/巻き込み力
・事業の必然性:そのチームがこの事業をやるストーリー(ネガティブなことが起きても負けない強さ、超えて次のものに進化させられる芯があるか)
・具体的なトラクションのイメージ:やる事業にお客さん/ユーザーがお金を払うイメージがわくか(営業上のフィードバックや実際のトラクション)
・市場のポテンシャル:でかい市場に挑んでいそうか、既に出てるトラクションがめちゃめちゃ伸びそうか
プロダクトの名前はまだ決まらず。難しい。あまり整理して、考えて、投票して、というのはいいと思えず、ただただ全てのポイントを満たすもの、すっと全て繋がるものが見つかるまでひたすら考えていくしかないと思って、ここまで引っ張ってしまっている…(すいません笑)
一年間の振返りも採用予定のメンバーや業務委託の社員も含めて最後にやれてよかった。最低でも毎月オープンな機会を作りたい。調達の話や採用の話も含めて、シェアして、前に向かいたい想いを伝える。「複雑なことを、シンプルに」「スマートなことを、ポップに」が大きく気に入ったテーマ。
去年の今頃はこうなっているとは思っていなかった。やってきたことや関わってきた人たちの色んな因果が今につながっている。来年の今頃はどうなっているだろうか。しっかりクライアントを抱えて、プロダクトを運用している状態になりたいですね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?