起業週報(11/19~)

ファイナンス周りの準備を進める。まだ何もない状態(自分たちは相当解像度が上がってめちゃめちゃ進んでると思っていても!!)なので、論理的に評価できることはほとんどない。そんな中でのコミュニケーションなので、会う人に寄ってもどこを見ているのか、何を評価しているのかが違って面白い。作るべき資料の大きな要素はこのツイートを参考にした。

ちなみに、先方が気になっている論点・問いは先んじて聞いておくと気が楽にはなるかもしれない。
上記に加えて、現実的に答えられた方がいいのは、このファイナンスが何のためなのか(資金使途)、それを使って何が達成できていれば・どうなっていれば成功なのか(時間軸も含めたゴール)、もっと大きく成長したときにどういう姿を想像しているか、といったあたりだろうか(あくまでよく聞かれそうな質問といった程度)。僕のやろうとしている領域は競合もいるので、そういった場合はどう戦っていくの?という話もあるでしょう。
ただ、全部想定して打ち返し続けると膨大な資料になっていくし冗長になるので最後はバランスです。

また、月曜日夜は、あるベンチャーの人事・管理部門にいる友人にWantedlyのノウハウを教えてもらう。細かい表現や写真へのこだわり一つでも相当差が出るのだなあ。いつか、集約できたノウハウはまとめてみたい。

外部のエンジニアの人たちもが興味を持って1日遊びに来てくれたり、ありがたいことで、採用への想いや動きも加速できた一週間になり、12月にかけて、ファイナンスと採用がしっかりはまっていくといいなという想いである。

金曜日は祝日だったが、北海道からピクシブ時代一緒だったエンジニアがわざわざ遠方より来てくれて、みんなでプロダクトのネーミングブレストをやったり、ユースケースシナリオのワークショップをやったり、たくさんの人が訪れて賑やかな休日に。学びもあり、愛もありよかったねえ。

なお、メルカリについての本も合間合間に読了。
外からは、圧倒的なクオリティと速度で痛みなく成長したように見えるメルカリの苦労や当時の大きな意思決定の背景についても書いてあって、事業を始めた目線で読んでみると、彼らがやったこと、やっておけばよかったと思ったこと、やらなくて後で大変だったこと、実際の事象をそういった観点で考えられて、学びしかなかった。

個人的にはやっぱりミッションバリューの設計、福利厚生の話、社内でのズレ、強気な採用、そういう部分がすごく残りました。



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