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感情の説明

感情の説明

今日は、感情の説明をします。

感情とは、怒りとか、喜びとか、悲しみとかを
言いますよね?

その感情が、どこから来るのか?

それは、潜在意識の声なんです。

あなたの中に、どんな潜在意識が
居るのか確かめる方法は、
その声を聴くことなんです。

心の中は、舞台という意識以外は、真っ暗で、
誰が居るのか分かりません。

意識という舞台で行われる、いろいろな劇を見て、
観客の潜在意識が声を出すのです。

その声が、あなたに影響を与えます。

例えば、誰かが冗談を言ったとします。

「鈴木君の顔って、カエルに似ているよね?」って、

すると、皆が笑いました。

鈴木君、本人も笑って、こう言いました。

「僕は、どっちかと言うと、イグアナのほうが
 自分では似ていると思ったんだけど・・
 カエルだったんだね・・」

それを聞いた周りの人は、また笑いました。

でも、あなたの心の中では、怒りという
感情が出てきたのです。

それが、潜在意識の声です。

あなたは、その冗談に笑えなかった。
逆に、怒りが出てきたのです。

だから、あなたは、その冗談を言った相手に
怒りました。

「そんなことを言うな!」

まわりの空気が重くなりました。

こういう感じで、人と話していると、
いろいろな感情が出てくると思います。

その感情は、心の中のどんな潜在意識が言ったのか?
それを探るのです、

特に、怒りの感情。悲しみの感情に、注目します。

その前に、言い忘れていましたが、

意識という舞台には、司会者を常に置きます。

司会者とは、どんな時も、冷静に客観的に、舞台や潜在意識を
観察して、良い判断を下す人のことです。

あなたの中に、常に冷静に客観的に、自分の心の中の動きを
見ている、もうひとりの自分。司会者を置いてて下さい。

そして、会場や地下室から聞こえる潜在意識の声を見つけるのです。

例えば、さきほどの冗談を言った人に怒りを感じた場合、
その怒りは、どんなあなたが怒っているのか?
なぜ、怒っているのか?

それを考えます。

それは、全て、あなたの過去とリンクしています。

つまり、その冗談に怒りを感じるような体験を
過去にしたことがあるのです。

その体験をした、もう一人のあなたが、「許せない!」と思い
声を出してきたのです。

潜在意識の声は、あなたに行動を起こさせます。

なぜなら、潜在意識の声は、感情だからです。

人は、感情に勝てないと言われています。

例えば、あなたが買った、そのダイエット商品。

良い商品だから買ったのではないのです。

買いたくなるような感情が出たから買ったのです。
良い商品というのは、後付けで来るのです。

化粧品もそうでしょう

あなたは、成分を見て買ったのではないのです。

買いたくなる感情を抑えきれないから、その化粧品を買ったのです。

良い商品が売れるのではなく、感情を動かす商品が売れるのです。

人間関係もそうです。

相手の感情を動かせる人が、人間関係もうまく行きます。

だからまずは、自分の感情をコントロール
できるようにならないといけないです。

感情のまま、動いていると、人間関係はうまくいきません。

怒りの感情が出た場合、そのまま、怒りの感情を相手にぶつけたら、
相手との関係が終わってしまう場合もありあす。

例えば、さっきの冗談の話しにしても、

「鈴木君の顔ってカエルと似ているよね?」って、
冗談を言う人がいたら

皆が笑っても、あなただけは怒りが出た場合、
その怒りは、その冗談を言った
相手に怒っている怒りではないということです。

あなたの過去に、その冗談を許せないという過去があって、
その過去の、もう一人のあなたが怒っているのです。

あなたは、怒る理由を正当化して、その潜在意識に気づけないのです。

誰に話しても、あなたを正しいと言うでしょう。

友達に対して、顔のことを言うのは、相手を傷つけますし、
ましてや、容姿のことを言われたら、直しようが無いので・・

あなたが正当化して、怒っても、誰も文句は言えないでしょう

でも、そこが落とし穴なんです。

正しいことの裏には、悪が潜んでいます。

つまり、正義をかざすと、戦争が起こります。

負けたほうは、恨みを持ちます。

ですから、怒りの感情が出たら、その怒りを司会者の目で客観的に見て、
自分の中に居る、どの潜在意識が言った声なのか?探すんです。

そして、その怒りは、まずは、側に置いておくのです。
相手には、怒りは見せないのです。

相手がやった悪い行動は、怒らずに注意できますよね?

相手から、恨まれないように、優しく注意できますよね?

そして、自分の中に出て来た怒りの感情は、後でゆっくり探るんです。

どうして、あんなに怒りが出たのか?

出て来た怒りと似たような体験が過去になかったか?

こうやって、潜在意識を見つけ出すのです。

見つかった潜在意識は、意識化されて、もう悪さをしなくなります。

悪さとは、あなたが感情的にならないということです。

そして、許せる心になるということです。

許せるから、もう、怒りの感情は出て来ないということです。

どうやって、そこまで持って行くのかというと、
これが、アダルトチルドレンを治す1つの方法です。

アダルトチルドレンを治す方法は、3つあると言いましたよね?
前回の記事では・・

1つ目は、最高の方法
2つ目は、最新の方法
3つ目は、最後の方法

今回、教える方法は、1つ目の方法です。

最高の方法です。

それは?

気づいて腑に落とす方法です。

具体的なやり方を書いておきますね。

感情が潜在意識の声だと言いました。

その声を元に、過去の自分の感情を思い出すのです。
同じような怒りが出た過去です。

過去が分かったら、その怒りの悲しみを探します。

人の怒りには、必ず、悲しみがあります。

怒りは、悲しみから生まれて来る物だからです。

その悲しみを知ったら、その悲しみを十分に味わうのです。

過去の自分が、こんなに悲しかったんだって、知るのです。

そして、過去の自分を、今の自分が抱きしめてあげます。
自分を癒せるのは、自分しかいないので、過去に傷ついた
自分を、十分、一緒に悲しんだ後に、抱きしめてあげます。

それは、あなたの中に居る、もう一人のあなたの
悲しかった気持ちを、あなた自身が理解してあげると
いうことです。

「ああ・・自分はこんなに悲しい思いをしたんだ・・」
「今まで、牢屋に閉じ込めていてごめんね。」
「これからは、あなたを許します、あなたも相手を許して下さいね。」

もしも、過去の自分がイジメを受けていたなら、
イジメられていた自分を許します。

そして、イジメた相手も、許します。

許すという行動は、必ず、相手と自分がいますので、
自分と相手の両方を許さないといけないのです。

そうじゃないと、また、許せない気持ちが出て来ます。

自分を許せないから、人は、相手を許せないのです、
相手を許せないから、人は、自分を許せないのです。

だから、両方を許さない限り、永遠に、許さない気持ちが続くのです。

そして、アダルトチルドレンを治す「気づいて腑に落とす方法」とは?

潜在意識を書き換えることなんです。

実際は、潜在意識を書き換えることはできません。

理由は、潜在意識を消すことができないからです。

潜在意識とは、過去の体験です。

その体験は現実に起こった事実ですから、
それを書き換えることは、できないのです。

但し!!!!!!!

意味を変えることはできます。

これをリフレーミングと言います。

リフレーミングの意味は、どんな絵も、
額縁を変えれば、りっぱな絵になる。
というのが、リフレーミングの考え方です。

保育園児が、1分で書いた絵でも、
10万円もする高級な額縁に入れたら
ピカソが書いたような、高額で売れそうな
絵に大変身しますよね?

だから、あなたの過去も

意味付けを変えるんです。

出て来た過去の意味を変えます。

例えば、変な顔だとイジメられてきたなら、
その体験があったから、優しい人を見抜く、
優しい人を見つけることが敏感になれたとか

意味付けを変えるとは?

その過去にポジティブな意味を沢山、付けて行くのです。

変な顔だから。イジメられたというフォルダの中に
今までは、ネガティブな意味付けしか入ってなかったのです。
それを、ポジティブな意味付けを増やして行くのです。
そうやって、フォルダを保存するのです。

心の中のフォルダに保存という意味です。

これが、本当の潜在意識の書き換えなんです。

良い意味付け、ポジティブな意味付けをするということです。

こうやって、感情が出た時に、1つ1つ意味付けをして行くのです。

アダルトチルドレンの記事の中で、
コップで水が飲めない女性の話をしましたが、

潜在意識は、気づくだけでも、治る潜在意識もあるのです。

たった1つの潜在意識に気づくだけで、人生が変わるほど、
大きく変われる人も居るんです。

これから、いろいろな事例も話して行きますので

このブログを読みながら、もしも、あなたに感情が出て来たら?

すぐに、その感情は、側に置いて、
その感情は、潜在意識の声だと思い、
自分の過去の中から、その声と似た体験を探して下さいね。

そうやって、自分の中に居る潜在意識を
見つけていって、助けて行くのです。

潜在意識が、もうあなたの邪魔をしなくなります。

それどころか、潜在意識があなたの味方になって、
あなたが幸せになるのを
応援してくれるでしょう。

がんばってくださいね。

では、次の記事で・・

糸数

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