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心の説明

心の説明

アダルトチルドレンを治す方法は、3つあります。

1つは、最高の方法です。
もう1つは、最新方法です。
そして、3つ目は、最後の方法です。

前回の記事では、こういう話しをしましたが、

その前に説明しておかないといけない話しがあります。

それが、心の説明です。

説明をする前に、話しておきたいことが・・

今まで、あなたが勉強した心理学や脳科学や心理療法、
自己啓発で学んだ知識などを、全て消して、頭の中を
真っ白にして、空っぽにして聴いて下さい。

今日の話しに、いろいろな続きの話しがくっつけて行きますので、
否定をしないで、素直な気持ちになって聴いて下さいね。

では、心の話し、心の説明をして行きます。

心は、1つのステージだと思って下さい。

1つの舞台です。

その舞台を意識と呼びます。

その舞台に参加している人も、私は、意識と呼んでいます。

意識には、照明があちこちから当たっています。
それで、舞台は、光輝いています。

舞台を照らす照明を管理しているのは、黒子です。
黒子(クロコ)とは、舞台などで全身を黒い衣装で、
黒頭巾をかぶって、舞台を助ける人のことを言いますが、
ここでは、人間の体を持ったことのない無意識のことを
黒子と私は呼んでいます。

通常は、潜在意識は、無意識のことなんですが、
私は、分けて説明しています。

私の中では、無意識とは、本能だったり、体の機関だったり、
黒子の役目をする部分を無意識と呼んでいます。

例えば、あなたが自転車に乗って家に帰る途中、
いろいろ考え事をしますよね?

「明日の仕事は、どうしよう?」とか
「今日は夕飯は何をたべようかな?」とか

それを考えている間、あなたは迷子にならないですよね?
まっすぐ、家に帰っていますよね?

そして、事故も起こさないですよね?

それは、黒子(無意識)が助けているからです。
自転車の運転のうまい黒子があなたの代わりに
運転をしているのです。

家に帰る道順も覚えている黒子が代わりに
自転車を運転しているからです。

だから、あなたは、迷子にならずに、事故も起こさずに
考え事をしながら、家に帰ることができたのです。

その黒子を、私は無意識と呼んでいます。

心臓もそうです。止めようと思っても止まりません。
勝手に、心臓は動いています。

心臓は、無意識に動いています。

つまり、無意識が心臓を動かしているのです。

無意識とは、あなたの命を守る黒子で、人間ではないのです。

そして、潜在意識とは、その逆で、人間です。

潜在意識とは、もう一人のあなたのことを言っています。
もしくは、あなたと出会ったことのある人や、想像で
作り出した人。本で読んだ人や歴史の中の人。
潜在意識とは、心の中に居る人間です。

いろいろな人間が心の中に居るのです。

もう一人のあなたも、沢山居るのです。

お母さんのお腹の中に居たあなた。赤ん坊のあなた。
幼児期のあなた。思春期のあなた。大人のあなた。
過去のいろいろな場面のあなた。前世のあなた。
未来のあなた。記憶から消されたあなた・・

もう一人のあなたは、いっぱい居るのです。

あと、あなたが出会った人たちも、あなたの心の中に
居るのです。

そして、舞台は、意識という説明をしましたが、
残りの場所には、潜在意識が待機しているのです。

つまり、会場の椅子に座っているのが、潜在意識です。

舞台以外は、暗いので、会場に誰が座っているのか
見えないのです。

潜在意識を意識化するということは、舞台に、
潜在意識が上がって来るということです。

舞台に上がった時に、どんな潜在意識なのか、分かるんです。

そして、会場、客席以外には、黒子が待機しています。
黒子は、舞台に居る人の手伝いをします。

あと、地下室があります。地下室には、牢屋があって、
悪い潜在意識などを閉じ込めています。

つまり、抑圧と言います。

思い出したくない過去の自分などです。

イジメに合っていた自分とか、付き合っていた相手に
騙された体験とか、そういう思い出したくない過去を
暗い牢屋に閉じ込めた場所です。そういう場所に、
牢屋に閉じ込められている潜在意識が居るのです。

抑圧した潜在意識と言います。

地下室の牢屋に入れられた、かわいそうな潜在意識です。

あと、大きな冷凍庫が置いてあります。

それは、心を壊してしまうほど大きな怖い体験です。
そういう体験は、脳が、この冷凍庫に閉じ込めるのです。

それで、心が壊れることを防いでいるのです。
それが、トラウマです。

でも、その怖い体験は、潜在意識なんです。
これもまた、もう一人のあなたです。

心のイメージは、できたでしょうか?

これから、今日の説明に、いろいろ当てはめて、
もっと詳しい話しをして行きます。

ですから、今日の話しは、もう一度読んで
イメージできるように、理解できるように
してて下さいね。

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