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なぜあなたは生きづらいのか? そして、どうすれば楽に生きられるのか? 現時点でのわたしの結論。

30歳から徐々に楽になり、今はかなり楽です

わたしの場合、中高生~30歳くらいがしんどかったです。
30歳で心理学、心理療法を学び、自分の思考や感情は自分で選べることを知りました。そこから試行錯誤し、また様々な本や講座を受け、体験を重ね、54歳の現在ではとっても楽に生きています。

幼少時につくられた自己概念

どうやらわたしたちは、幼少時に「自分とはこんな人間だ」という自分像を作るようです。

・自分はダメな人間
・自分は悪い人間
・自分は恥ずかしい人間
・自分は価値のない人間

このようなネガティブな自分像を作った人はその後の人生が生きづらくなります。

バレたら大変。隠さなきゃ

ネガティブな自分像を作った人は、自分のダメさ、悪さ、恥ずかしさ、無価値の部分を隠そうとします。バレたら大変です。嫌われるし、疎外されるし、今以上に困ったことになると思うからです。

これは生存のための戦略です。必死で隠そうとします。そのために頑張りすぎ、気をつかいすぎます。常に他者の目を気にしているのでで緊張します。だから疲れます。

他者不信も強いです

たとえ自分がダメでも、他者への信頼があれば、「ダメな自分のまま」生きられるのですが、他者への不信感も強いです。
だから「隠そう」とするのです。

毎日大変。嫌われないように、他者の顔色をみます。
・言いすぎてしまったかも
・誤解されたかも
・調子に乗ったと思われるかも

かもかもかも。
友達に会って楽しいはずなのに、ぐったりです。
そして、そんな自分をまた責めます。

うつやひきこもりになどのこころの病気になって、対人関係を絶った方がましです。そのくらい対人関係が疲れるのです。

ここまでが生きづらい理由です。いかがですか? 

で、どうしたらいいか?

まず、なぜ自分が生きづらいかについて理解してください。

①生きづらい理由を理解する


幼少時になにかのきっかけて、自分のことをマイナスに思い込んでしまったこと。それを隠そうと緊張して生きてきたこと。

②それは単なる勘違いです

はい、それは単なる勘違いです。間違った思い込みです。
人間はそれぞれに凸凹がある存在で、トータルでみれば、あの人もわたしもたいして変わりません。それほどすっごい人もそれほどダメな人もいないんです。似たり寄ったり、どんぐりの背比べです。

③もう隠さなくていいです

それがわかったらもう隠すのは終わり。
やりたいことをやり、やりたくないことをやめ、言いたいことを言って、言いたくないことを言うのはやめましょう。

④以上。これで楽に生きられます。

簡単です。
今までとは違う生き方なので、最初は慣れないし、ぎこちないでしょうけど、こっちをやり続けていればそのうち慣れますよ。

それがそう簡単じゃない? そうはいっても……

人は変化を嫌い、慣れたことを好みます。
わたしもすぐに楽になったわけではありません。
時間はかかりますが、理解すればあとはちょっと勇気を出して、隠すのをやめていくだけです。やることは簡単なので、あとは継続あるのみ。

みなさんが、今より楽に生きられるようになることを願っています。

この本も役立ちます。


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