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映画監督学校に行ってよかったこと

映画監督学校の授業や宿題が忙しくてお久しぶりの投稿になります。
ここまでの流れはこちらをごらんください。

映画監督学校に行って一番よかったこと

映画の観方が変わりました。
深く深くなりました。
今までの10倍以上楽しめる自信があります。
これから残りの人生で100本以上の映画を観ると思うのですが、それぞれ10倍楽しめるということは、それだけでもう幸せな老後が確定です。

映画好きな方。
映画を撮るのは大変すぎますが、映画の学校に行くと、残りの映画人生が充実します。
おカネと時間がある方には、趣味としての映画学校をお勧めしますよ。

なにがそんなに深いのか

ワンカット、ワンカットがすでに深いんです。
どの角度から、どの高さから?
フィックス(固定)なのか、微妙に動かすのか?
光は?
映画の中の1秒、2秒がもう深いんです。
1秒のカットを撮るたびに、
重いビデオ三脚の高さや位置をセットしなおすんですよ。
時には、床すれすれ、
時には、少々危険をおかして高いところに上って。
どれだけ時間がかかっていることか。
それがわかるだけでも涙がでますよ。

映画って大変なんだとわかった

2カ月ほど記事が書けないのは、凹んでいたからです。
映画のことをわかればわかるほど、「あっ、無理」「わたしには無理」という実感を強めていきます。
昨日の編集の授業なんて、わからなすぎて笑っちゃいましたもん。
映画タイトルの文字一つに対してもこだわりぬいて作られているんですね。
CANVAで簡単に電子書籍やペーパーバックを作っている私からすれば、遠い遠い職人の世界です。

知る、わかる、は喜びです。
57歳まで山ほどの映画を観てきて、その裏側にはこんな世界があったのかとわかることは幸せです。

わたしは、観る側でいいな~と今はあきらめ気味ですが、それでもこの学校に入ってよかったと心から思っています。

『人生を変える幸せの腰痛学校』を映画化したい

との思いで入学しましたが、本の内容そのままではわたしには撮れそうもない、ということもわかりました。
一人の患者さんが、一人の医師に出会って何かが起こる、くらいに簡略化しないと。
それでも相当大変です。

せっかく入学したので、人生の記念に映画は作ります。
ここまでさんざん難しい難しいと言ってきましたが、クオリティにこだわらなければ、だれでも映画は撮れます。
iPhoneを使って、カメラワークにこだわらず、編集も切ってつなぐだけ、だけならだれでも映画は撮れるんです。

映画製作に入ります

わたしの通う映画監督学校では、中間制作、卒業制作と2本の映画を撮ります。
中間制作の脚本はだいたい出来上がりました。
出演者、ロケ日、ロケ地も決めました。
さぁて、どんな作品になるのか?

一応、1回だけですが映画館でかかるんですよ。
監督 伊藤かよこ
のテロップが流れるんだ~と思うと、にやけちゃいます。
贅沢な遊びですよね。
この際、思いっきり愉しみます。


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