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外貨建取引をなぜ日本円で書かなければならないのか考えた

最近簿記3級に合格したため、簿記2級の資格取得のために勉強している。その中で、外貨建取引の帳簿は日本円で書くのが当たり前のように記されていた。ネットで似たようなことを検索しても、そうだからという回答しか見つけられなかった。もしかしたら、帳簿に関してのプロの方にとってはとても簡単な問題なのかもしれない。それでも、この部分が引っかかってしまったので、自分が納得できる理由を考えてみた。

仮説1:日本の簿記システムが外貨に対応できるような柔軟性に欠けている、もしくは対応しなくて良い時期にシステムが完成した。簿記というシステムそのものにはあまり明るくないので妄想に近い。ただ、勉強していて思うことは簿記はとても堅苦しく、「そうでなければならない」といった押し付けがあることだ。私の感性では窮屈に感じて不快で、嫌いなのだが、こういうシステムを利用するならばなれなければ仕方がないと諦める他ないのかもしれない。

仮説2:為替による損益は商品やサービスのやり取りとは全く別なところの影響で起こっている。これによって帳簿をつける側も、帳簿を見る側も損益があってはならないからという理由だ。海外の品物を仕入れた商店が為替相場を操作できるわけもなく、世界的な政治的な、様々な要因から変化するのが為替だと思っている。だから、これによる損益はどうしようもなく発生することになる。これによる損益を計上することで、不可抗力のうちに起こったことを、主に使う日本円に換算して把握することで財務をわかりやすくするのではないだろうか。

理由を妄想レベルで想像して考えてみたが、案外後者の理由なら納得できた。もし専門家の方が聞いたら、「何いってんだこいつ?」と言われそうだ。けれど、自分が納得できて満足する考察ができた。引っかかったところを抜け出し、前に進めるきっかけだと思う。勉強は考えながら行うことでただ覚えるよりも理解を深められるので好きだ。

もし、理由を知っている方や、由来を調べる良い方法があれば教えていただきたい。

画像:https://pixabay.com/images/id-1726618/

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