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「幸せ」とは

「幸せ」とは、状況や環境(state)ではなく、瞬間(moment)であると思ったのは、新鮮な枝付き枝豆を自分史上5本指に数えられるくらいに最高な茹で加減・塩加減で仕上げ、それを口にした時だった。「あなたは幸せですか?」より、「あなたは、どんな時に幸せを感じますか?」という質問の違いに近い。

もちろんその瞬間がずっと持続するならば、何より。しかし日々浴びている情報(政治とかコロナとか災害とかオリ●ピックとか)によって、不快や同情や憤りなどのネガティブな感情に揺り動かされる状況は、少なくとも「幸せ」とは程遠くなる。そういう情報はSNS含めて、意識的に避けるようにしてるけれど、それでもどうしても入ってきてしまう。

要は「茹でた枝豆がとても美味しかった」というだけの話なのだけれどw、手塩にかけて育ててくれた枝豆が自分の手元に枝付きで長野から届いて、その日のうちにチョキチョキして茹でてパクッとした時の香りと食感、その後自分の身体の中で滋養となっていくであろうプロセスを思った瞬間に、「幸せ」を感じたのだった。

「ぼかぁ、しあわせだなぁ」ただそれだけ。

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