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筆記試験合格発表を受けて 伊藤塾講師からのメッセージ

山村拓也講師からのメッセージ

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2021年度司法書士試験 筆記試験に合格された皆さん、合格おめでとうございます。
今日のこの日を迎えるまでには本当にいろいろな苦労があったことと思います。今年は昨年の本試験延期の影響で本試験までの準備期間が短く、また昨年来のコロナ禍の下での学習等大変な状況での受験でした。そのような状況の中、最後まで粘り抜き勝ち取った合格は本当に価値のあるものです。
昨今、所有者不明土地問題に代表されるように、国家レベルで相続問題に関心が集まっています。令和3年4月21日には「民法等の一部を改正する法律」及び「相続等により取得した土地所有権の国庫への帰属に関する法律」が成立し、この改正の目玉である「相続登記の義務化」は令和6年には施行予定(法務省HPより)です。これら相続関係を含めた民事手続に関するプロフェッショナルとしての司法書士の役割が今後さらに重要になることは間違いありません。目まぐるしく変化する時代の波に乗り遅れることのないよう引き続きしっかりと学習をし、司法書士の使命である「国民の権利を擁護する法律実務家」として活躍されることを切に願っています。
ここからが新たなスタートです。皆さんのさらなる飛躍をお祈りしています。

残念ながら悔し涙をのんだ皆さん。
本試験後の自己分析又は択一式の基準点発表の結果を受け、すでに来年に向けて再スタートを切っている方も多いことでしょう。そのような皆さんは、引き続き自分の学習計画にしたがって日々淡々と学習を継続してください。「継続は力なり」です。
他方、択一式の基準点は突破したけれども、記述式の基準点又は総合得点が足りずに悔し涙をのんだ方の中には、今はこの現実を受け入れることができないという方もいらっしゃることと思います。試験をやめてしまおうとお考えの方もいるかもしれません。
しかし、今日、念願叶って合格を手にした皆さんの中にも、昨年は今の皆さんと同じように悔しさでいっぱいだった方がいたことは紛れもない事実です。
人には乗り越えられない試練は与えられません。その試練の先には司法書士試験合格だけではなく、一回りも二回りも人間的に成長した自分に出会えるはずです。そして、その経験は合格後の司法書士人生にとって必ず大きな財産になります。
前述した通り、今後ますます民事手続に関するプロフェッショナルとしての司法書士の役割が重要になります。社会が皆さんの力を必要としているのです。
そのためにも、今しっかりと実力を蓄え、その力を発揮する日に備えましょう。
来年の合格を目指す皆さん、次は皆さんの番です。
これからも全力でバックアップします。

蛭町浩講師からのメッセージ

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合格された皆さん。おめでとうございます。
合格という結果は、皆さんの「自信」を「確信」に変化させ、大きな勇気を与えるものとなるはずです。
これからは、皆さんが「何かをやる」と心に決め、「全力を尽くす」限り、不可能なものなど、ないことになります。
何事にも臆せず、積極果敢にチャレンジして下さい。
さて、合格した皆さんが最初に「結果」を問われるのは、実務のパスポートである「簡裁代理等関係業務」のための法務大臣の「認定考査」です。
考査は「試験」なので適切に「試験対策」をしなければ簡単に不合格となります。
司法書士は,法律事務の専門家として国民の権利を擁護することが使命であり,その実現手段としての「認定考査」の重要度は,ますます高まっています。
我々は、認定考査の対策本である「認定司法書士への道」(弘文堂)だけでなく,認定考査の「対策講座」を用意し、「あらゆる学習レベル」において、皆さんの認定考査対策を「サポート」していく所存です。
使命を負った司法書士として認定まで気を抜くことなく学習を続けて頂きたいと思います。

惜しくも合格を逃した皆さん。この悔しさを忘れてはなりません。
試験は「戦い」であり、勝利は「もぎとる」ものです。
「勝とうとする強い意思」がなければ勝機が訪れることはありません。
また、「勝つための行動」をとらない限り現状を変えることはできません。
試験は、人間が作成し運用するゲームに過ぎず、必ず技術的に「攻略」できるものなのです。
不合格という結果は、皆さんの能力不足なのではなく、単なる「技術不足」を意味するに過ぎません。
冷静に客観的に、自分に不足している知識やスキルの「技術」を点検し、徹底した弱点補強を図るべきです。
「目には目を、歯には歯を、技術には技術を」を合い言葉に、本気になって受験勉強に打ち込んで頂きたいと思います。

小山晃司講師からのメッセージ

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【合格発表にあって ~小山の想い~】
2021年の本試験も昨年同様コロナ禍での実施という非常に厳しいものでした。その中にあっても,全身全霊をかけ,この試験に挑戦されたことは,それだけで本当に素晴らしい価値のあることだと思います。
その気高き自分をまずはキチンと評価してあげて下さい。
けだし,今日の結果がどのようなものであろうとも,皆さんの人生はこれからも等しく続いていきます。
この,平等なのか不平等なのかよく分からない現実社会の中で,今後,皆さんが歩む人生に想いを馳せるとき,小山はただただ“君に幸あれ!”と願わずにはいられないのです。
だから,今年も司法書士試験に挑戦されたすべての方へ大きな声で言います。
“君に幸あれ!”

【見事栄冠を勝ち取られた方へ】
合格,本当におめでとうございます!
コロナ禍という負の歴史の真っただ中での勝利…私には想像もできないほどの苦しみや悲しみがあったと思います。皆さんの合格は,まさに偉業です。
この“歴史的勝利”の勢いのまま,認定考査もゲットし,パンデミック下→パンデミック後の新しい世界で大活躍されることを心より願っております。
“合格祝賀会でお逢いしましょう!”

【来年の絶対合格を決意された方へ】
“なんで今年ダメだったのか…。”“なんであいつが受かって自分が…。”“なんで…。”
私にも経験がありますが,その答えは合格したときに分かります。今はそんな風に思えないかもしれませんが,合格したときに必ず分かります。「合格するのは今年だったな。2021年ではなかったな。」と…。
傷つけば傷つくほど人は大きくなれますし,悔しさは己をさらに成長させてくれます。
この怒りにも似た感情をパワーに変えて,来年こそは必ず栄冠を勝ち取って下さい。
そのために,伊藤塾(俺たち)は最後まで貴方を応援し続けます!
“負けるな塾生!どんなときも俺たちがついているぜ!”

司法書士受験生応援団団長 
小山晃司

福満賢一講師からのメッセージ

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見事合格された皆さんへ
誠におめでとうございます。皆さんの真摯な努力がついに実を結びましたね。今人生最高の幸せをかみしめられ、感動で胸がいっぱいでいらっしゃることでしょう。よくぞ諦めず、頑張ってこられました。周りのご家族、友人、仲間の支えに感謝され、喜びを分かち合い、余韻に十分浸ってください。
皆さんが苦難を乗り越えて、自分の信念を貫き通し、筆記試験合格を勝ち取られたこと。素晴らしいです。大きな自信となったことでしょう。このことは、今後の人生で大きな宝となります。今後、どんな苦難があっても、ご自分を信じることができ、その自信が、自分を鼓舞する原動力となるに違いありません。
さあ、次は、口述試験。気を引き締めて勉強しましょう。もうひと踏ん張り。口述試験本番を想定して、登記法、書士法を中心に基本事項を復習し、問題に対して、実際に口に出して答える訓練をしてください。
皆さんが最終合格を果たし、ご自分の夢を実現し、社会で活躍されることを心からお祈り申し上げます。

残念な結果となってしまった皆さんへ
大変悔しく、苦しく、辛いことでしょう。真剣に取り組んだ人ほどその思いは強いのです。しかし、ご自分を責めることはやめましょう。皆さんは、試験合格を目指して誠実に全力で頑張ってこられましたね。自信をもって「イエス」と答えられるのならば、大丈夫。気持ちを切り替えて前を向きましょう。皆さんのこれまでの頑張りに思いをはせましょう。
さあ、これからですよ。いっちょうやってやりましょうか。今のその悔しさ苦しさ辛さを絶対忘れず、その気持ちをバネに、捲土重来を期し、「来年絶対合格」を目指しましょう。
今ここで絶対合格を心に誓いましょう。来年こそ、人生最高のうれし泣きをしましょう。
皆さん、この資格取得を志した、あの熱い思いを今一度思い出してください。是非もう一度チャレンジし、来年こそ見事栄冠を勝ち取ってくださいね。この試験には、途中で諦めなければ合格できます。
この経験は、将来の人生に、確実にあなたの糧になります。決して無駄ではありません。ゆっくりと勇気を奮い起こして再び立ち上がってください。
伊藤塾はいつまでもあなたを応援します。

北谷馨講師からのメッセージ

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合格された皆さん、おめでとうございます。これまでの努力が報われて、本当に良かったですね。
今後は、「受験生」としての重圧から解放された代わりに、「司法書士」としての社会的責任を負うことになります。
受験生時代は、あらかじめ決められた「正解」を選ぶ勉強をしてきました。しかしこれからは、何が正しいのか分からない問題に対して、自ら考え、決断をしていく必要が出てきます。
そのためには,これからも勉強はもちろんのこと、しっかりとした「志」を持ち続けることが何より大切になってきます。
これからのご活躍を期待しています。頑張ってください!

惜しくも合格に届かなった皆さん、本当に悔しいかと思います。
しかし、あきらめない限り、今回の結果は「不合格」ではなく「合格の手前」に過ぎません。
発明家であるトーマス・エジソンの言葉に以下のようなものがあります。
「人生に失敗した人の多くは、諦めたときに自分がどれほど成功に近づいていたか気付かなかった人たちだ。」
司法書士試験に合格できないことが人生の失敗とは全く思いませんが、「成功に近づいていたのに諦める」という人が多いのはこの試験にも共通していると思います。
頑張っている皆さんは、合格の目の前にいます。
必ず来年の合格を果たしましょう!

関信敏講師からのメッセージ

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筆記試験に合格された皆さん、おめでとうございます。
昨年の試験日延期の影響で今年は準備期間が短くなり、また、コロナ禍で日々の生活も乱される中、合格まで辿り着いた皆さんは本当に凄いことをやり遂げたと思います。
大きな困難を乗り越えた経験は、必ず大きな自信となって、今後の司法書士人生を支えてくれるはずです。
今後の一層のご活躍を楽しみにしております。
一緒にこの業界を盛り上げていきましょう!

一方、本年度合格を果たせなかった皆さんも、全く下を向く必要はありません。
この2年間は司法書士試験の歴史上も極めて異常な状況下での試験であったのであり、持っている力を十分出し切れなかったとしても、それはやむを得ないことだと考えるべきです。
むしろ来年こそが自分にとっての本番だと思って、前を向きましょう!
自分の力を出し切れるチャンスが、そこには待っている筈です。
私たち伊藤塾講師陣も、最後の最後まで皆さんを応援しています。
試験は来年もあるのであり、いつ合格しても、その価値に変わりはないのです。

宇津木卓磨講師からのメッセージ

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合格された方へ
合格,本当におめでとうございます。コロナの影響もある中での受験勉強、心身ともに大変だったと思います。しかしそれを乗り越え、努力が実を結び、非常に感慨深いのではないでしょうか。 この合格という結果は皆さんの今後の人生において,非常に大きな自信となったと思います。しかし,合格はゴールであると同時にスタートでもあります。合格後も様々な人や仕事の出会いが皆さんを待っています。
常に周りの方への感謝と謙虚な気持ちを忘れずに,プロフェッショナルとしてご活躍にされることを切に願います。受験生のとき、皆さんは挑戦者でした。これからもずっと挑戦者でいてください。皆さんとどこかでお会いできることを楽しみにしております。

合格を来年に持ち越した方へ
心の中では覚悟をしていた方でも,やはり結果を目の当たりにすると悔しいものです。「自分はこの試験に本当に合格できるのだろうか」と思うこともあるかもしれません。 もし,勉強すれば絶対に合格ができるのであれば,誰もが勉強を継続するでしょう。しかし,現実はそうではありません。結果が見えないものに立ち向かっていくことは,本当に勇気の入ることです。合格に向けて自分ができる最大限の努力をし,勉強を欠かさずにする「勇気」「継続力」。この2つを是非,身に付けてください。
合格発表を受けて、様々な感情があると思います。時間はこの感情でさえ風化させてしまいます。忘れないように,今の気持ちを手帳やノートに書きとめておきましょう。過去を振り返らず,未来に捉われず,今のこの瞬間を大事に。「ゆっくり、急げ」。
今後とも全力でサポートさせていただきます。

坂本龍治講師からのメッセージ

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筆記試験に合格された方へ
筆記試験の突破、本当におめでとうございます。
1度目の受験で突破された強者もいるでしょうし、長年の努力が実を結び今日の日にたどり着いた、という方もたくさんいらっしゃると思います。
昨年の試験から今年の試験までは、完全に感染症の影響の中にあり、平時には無い苦労を乗り越えての筆記突破という素晴らしい結果です。ぜひ胸を張り、これまでの道のりが正しかったことを、自分自身褒め称えて頂きたいなと思います。
紆余曲折、長い道のりになったという方も、きっとそれも含めて必要な道の過程だったのではないでしょうか。どんな旅を乗り越えて来たのか、ぜひ体験記に書き記して、後に続く塾生にヒントと勇気を与えて頂ければと思います。
さて、最終合格を果たした後は、認定考査がまっています。令和3年度の認定考査も、一筋縄ではいかない問題でした。ぜひ私と一緒に早期のスタートを切り、確実な合格を果たしましょう!!

来年に合格を持ち越された方へ
あんなに頑張ったのに、歯が立たなかったという方も。
あんなに頑張ったのに、あと数点のところで夢破れたという方も。
令和3年度の資格取得は叶わずとも、来年のチャンスは平等にあることを忘れないでください。人生道のり平坦なものでは無いからこそ、さまざまなものを得ることが出来ます。『経験』は次に繋げる大きなヒントとなり、『努力の過程』は周りの人に勇気を与えます。
でも、それを活かせるか否かは自分次第。大きなエネルギーを貯めるための積極的な休息はとって欲しいのですが、悲しみ嘆き終いには自己否定し前に進めない…という状況には絶対に向かわないで下さい。どこに身を置くか、どこに進むかは自分次第。意識ひとつで世界は良くも悪くも変わります。
今置かれた状況の中でベストを尽くす。
ここまで頑張った格好いい自分を、もっと格好良くするためにも!!辛さ乗り越え頑張っていきましょう。

髙橋智宏講師からのメッセージ

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【今年の司法書士試験筆記試験に合格された方へ】
私は,司法書士試験の合格には,「到達点」「通過点」といった2つの意味があると考えています。
後者の「通過点」に関しては,これから口述試験,認定考査,実務と勉強は続いていきますから,まさに今はその「通過点」であり,これから,更なる高みに向けて勉強に励んでいただきたいと思います。
ですが,司法書士試験は「通過点」のみならず,前者の「到達点」の意味があることを忘れないでほしいと思います。
司法書士の世界に入れば,司法書士という資格を持っているのは,ある意味当たり前のように思えるかもしれません。しかし,これまでの何百,何千時間に及ぶ勉強が実を結んで司法書士試験という難関試験を突破したわけですから,いつまでも,この「到達点」に辿り着いたことを忘れないでください。
そして,いつの日か,自信をなくして落ち込むような時があれば,この「到達点」を思い出してみてください。きっと,今日という日が自分を勇気付けてくれると思います。
本当に,合格おめでとうございます。
合格報告会・合格祝賀会であなたにお会いし,共に合格を喜べる時を楽しみにしています。

【合格を来年に持ち越した方へ】
「もっと頑張っていれば…」「もっと勉強していれば…」
そんな後悔の気持ちでいっぱいの方もいらっしゃると思います。
しかし,今までの自分の頑張り自体を否定する必要はありません。むしろ,「努力不足」の一言で片付けてしまうことは最も避けるべきです。
例えば,本試験まで択一式の1問分点数が足りなかったとして,その分の勉強時間を上乗せすれば合格できる,というほどこの試験は一筋縄ではいきません。
自分の頑張りは認めてあげたうえで,改めて今年の本試験を振り返り,「何が足りなかったのか,今後どのように勉強をしていくのか」,すなわち,「どう頑張るのか」ということに向き合うことが大事です。
来年の合格発表の瞬間,合格して笑顔でいられるように,一緒に頑張っていきましょう。精一杯のサポートをさせていただきます。

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