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直近合格者のプラクティカルコースの活用法

みなさん、こんにちは。伊藤塾講師の高橋智宏です。今回は、私の担当するプラクティカルコースの活用法に関して、直近合格者(2023年度)の声を紹介していきたいと思います。


【1】直近合格者の合格体験記

伊藤塾ホームページに掲載されている2023年度合格者の合格体験記から、プラクティカルコースの受講生の声を一部抜粋したものをご紹介します。

  • 森 公昭さん
    色々と伊藤塾で講座をとってきましたが、髙橋講師の「プラクティカルコース」が特に効果的でした。アウトプット中心の講座ということもあり、当初はインプットが疎かになるのではないかと不安でしたが、実際に講座を受けてみると、色々な表や解説もふんだんに盛りこまれることにより、アウトプット中心ではありますがインプットも図る講義内容になっており、安心して受講できました。その他にも、本講座は過去問の知識もたくさん含まれており、別途、過去問に取り組む必要はあまりないのではないかと思える位でした。実際は、合格した年は過去問を1・2周取り組んだのですが、それは間違えた問題をストックする目的で行ったものであり、今となってみれば本講座を受講すれば過去問演習は不要であったのではないかと思います

  • 板野 利治さん
    問題演習を通じて知識をインプットする勉強方法でそれなりに結果が出ていたことを踏まえ、髙橋講師のプラクティカルコースを受講することにしました。テキストの表や解説は後回しにして、問題冊子の一問一答形式の問題をそのまま覚えることにして、6回ほど繰り返しました。よく言われることですが、択一対策はやはり知識の絞込みと繰り返しが大切だと実感しています。その意味で、プラクティカルコースには合格に必要な知識が絞り込まれており、これを繰り返すことが合格への近道だと思います

  • S.Kさん
    髙橋講師のプラクティカルコースを受講していました。過去問も大方周回してしまい、それでも合格点に達せなかった経験から、インプットより問題演習中心の講座で勉強したかったのがプラクティカルコースを選んだ理由のひとつです。テキストが非常にコンパクトかつわかりやすく作られていて、一問一答形式になっていたため、このテキスト(問題演習)を繰り返しこなすだけで過去問や模試の択一の選択肢ひとつひとつに対する正誤の精度がかなり上がりました。基準点には達するけど、合格のための積み上げ点が足りなくてかなり悩んでいたので、条件反射のように正誤を判断できるような知識レベルまで上げてもらい、択一の軸肢の設定で自信を持って選択肢を切れるようになってから、徐々に模試の点数も安定してきました。また、範囲の膨大なテキストだと一周するだけで前半部分の知識が抜けてしまうことも多いのですが、非常にコンパクトな作りで周回しやすい点も、知識の定着と記憶のキープの面ではとても使いやすかったです

  • 中村 純代さん
    プラクティカルコースは、高橋講師の鬼気迫る「5回繰り返して!」とか「3回繰り返して!」という指導に心が折れそうになりながらもなんとか付いていけたのが、だいぶ実力アップにつながったと思います

  • K.Iさん
    高橋講師の授業ではイラストを多くつかった寸劇で、とっつきにくい問題も頭に入りやすくて、とても理解しやすかったです。特に授業では重要な個所を2回3回と繰り返してくれるところがよかったです。映像授業なので、わからない箇所に戻って何度も聴き直すこともできますが、1度の解説で「もう一度言います」「最後にまとめると」と同じ個所を3回も解説してくれて、ここはかなり重要なんだと意識するとともに、記憶に残りやすかったです。またプラクティカルのテキストでは隣接知識、似たような知識が表にまとまっていたり、連続して問題として掲載されていたので、知識の混同を防ぐことができました

  • K.Yさん
    プラクティカルコースを受講させていただきました。これがすごく私には合っていていたと思います。勉強時間があまりとれないので基本書を一から読んだりインプット講座を受講したりすることは途中で挫折するとわかりきっていたので、1問1答方式で知識をつけていきました。ただ基本書を読むというのは退屈ですし、頭を意識して使わないと記憶にとどめておくことも難しいからです。まず短文の問題を解けば、必然的に頭を使わなくてはいけないし、問題が解けなければ悔しいという思いから記憶に定着しやすかったと思います。また、3段階でレベルアップをしていく構成がとてもよかったです。途中で心が折れることもなく自然と実力がついていったと思います。このコースのテキスト以外のものは過去問なども含め何も手を出しませんでしたが、無事択一60問をとることができました

  • M.Kさん
    自分は、プラクティカルコースを受講しました。この高橋講師の講義が自分には合っていたと思います。基礎は、テキストでわかっているつもりだったのに、理解していなかったことに気がつきました。基礎講座では図と表を用いた解説で無理のない勉強ができます。このプラクティカルコースの基礎講座はストレスなく3回程回しました。

  • R.Mさん
    高橋講師のプラクティカルコースは勉強の反復作業が取り組みやすかったです

  • 武石 佳華さん
    択一集中演習講座はアウトプット中心なので、この講座の問題を繰り返し解いていると合格レベルの力が自然と身についていました。講座の中で「別途過去問演習はしなくても問題ない」という説明があったものの、本当にそれで大丈夫なのか不安でした。でも、総合演習回の問題がほぼ完璧に解ける状態に仕上げて、本試験で十分な点数を確保することができたので、この講座の教材だけで何も問題ありませんでした。解説講義は制度趣旨に立ちかえって理解することに重点を置いているので、暗記に頼ることがなく、自分の力で正解にたどり着く力が付きました。そして、コンプリート記述式過去問講座では、解き方の解説だけでなく、合格者が実際にどこまで書けていたのかといったところまで説明があります。「合格答案」を作るための明確な基準が示されることで自分の現状と合格までの距離がわかり、「合格するために足りないもの」が見えてきます。そうすると、ただ闇雲に復習するのではなく、自分の弱点強化に特化した復習ができるので、「書けば書いた分だけ自分の力になる」ということが実感できました。

  • Y.Nさん
    プラクティカルコースは総仕上げに最適でした。目標正答数の目安が提示されていたのでまずはそれを目標にし、繰り返すことで精度が上がり、最終的にはこれだけできるのだから大丈夫!と思えるようになりました

  • M.Tさん
    受験5回目にしてプラクティカルコースを受講しました。改正もあるので独学という選択肢はなかったです。勉強をはじめる時期が遅かったのでまずは講義に追いつくことを意識しました。プラクティカルコースはフォロー体制がしっかりされていて今の自分が何をすれば良いか明確な課題があるため進めやすかったです。受講していく中で今まで自分に足りなかったことは「問題を解くこと」だったと改めて痛感しました。問題演習型の講座のため各教科とも多くの問題を解きます。解説を見ればわかるような知っているはずの問題でも間違えてしまっていました。文をよく読んでなかったり論点を勘違いしたり意味がわかってなかったり、問題を解き切る力が足りなかったんだと思いました。高橋講師の解説は無駄がなく明朗解決、わかりやすく、小道具も可愛くて集中して聞けました。択一はこのようにルーティン化し弛まず次々と課題をこなしていきました。また、プラクティカルコース内に含まれているコンプリート記述式過去問も素晴らしかったです。手にとって見られる方はぜひ実物を見てみてください。過去の出題を資料として掲載されていますのでここを見て解けばいいんだとわかるテキストです。年明けにプラクティカルコース内でのzoomカウンセリングがあり、直接高橋講師と直接お話しできたのも良かったです。オンラインで受講しているとどうしても孤独な心境になりますが、カウンセリングでは講師と他の受講生とが話せる場があったので「みんなもここ苦手なんだ」「私も頑張ろう」とモチベーションが上がりました

【2】直近合格者のインタビュー動画

【3】直近合格者からの寄贈記事

2023年合格者の池田さんの好意により寄贈記事をいただいたので、ここでご紹介します。

初めまして、23年合格目標のプラクティカルコースを受講していました池田と申します。23年の試験に合格でき、私の取り組みが少しでも皆さま(と高橋先生)のお役に立てればと思いしたためております。つたない文章になり恐れ入りますが、よろしくお願いします。

まず、以下がこの1年間主に取り組んだことです。以下にも記しますが、私の課題であった"択一"の23年記述試験結果は基準点+8問でした。
択一:択一集中演習講座のテキストを主軸にして、23答練と模試、二次的科目のみ過去問に取組み。
記述:年内はカリキュラムに加えて直近の答練や模試、年始は23答練と模試、教材の過去問+コンプリートテキストの繰り返し

プラクティカルコース受講のきっかけ

少々長いこと兼業受験生として過ごしていました。プラクティカルコース受講までは問題演習中心の学習で、過去問・答練・模試を解き都度過去受講講座のテキストの確認を繰り返す、といった取り組みで、22年の結果はAMは基準点+1問、PMが基準点に1問足りないような状況(21年も似たような結果)でした。

基準点発表日から、心機一転、過去問や答練をやみくも解くことはやめて問題や解説をしっかり読み込もうと心に誓うのですが、範囲も広く、無意識的に回数を追いかける。また何度も解いていることもあり結論ありきの検討になってしまい、低きに流れるがごとくダラダラ解きに緩やかにシフト。

毎度勉強した気になり時間だけ過ぎて、少し切り口を変えた問われ方をしたら解けないことが多く(答えをみると、あの知識か、と思うんですが、、)、理解が浅く合格できるだけの力がついてないと感じていました。

そういった自己分析の中、伊藤塾さんのHPをチェックしていたところ「制度趣旨・理由付けを軸にした理解重視の講座」というところがピンときて、下調べの上プラクティカルコースを受講させていただくことにしました。

・受講後の取り組み 〈択一〉

年内はまずはオーソドックスにカリキュラム通りに取り組みました。
講座が問題演習中心のため新鮮な気分で演習を3度回したところで点数の上昇が確認できたので、髙橋先生にカウンセリングでアドバイスをいただき、プラクティカルテキストの解説部分の文章の"読み込み"に切り替えました。

年始の答練も解いた後はプラクティカルのテキストに戻るという流れにしました。模試の復習に関しても、模試のテキストよりも出題された問題についてプラクティカルテキストで確認を行うことに重点を置きました。
また、読む際の順序もまず「趣旨」から読むことのアドバイスをカウンセリングでいただきトライしてみました。

とにかくプラクティカルのテキストから離れず、どのタイミングでも講義での教えである「だって、なぜなら」をなるべく意識することを心掛けてテキストに向き合いました。本番まで繰り返し、回数を数えると回すことに意識がいってしまうのでカウントはしませんでしたが、各テキストを10回以上は回した感触です。そのなか直前期は(皆さんが落とさないであろう)基礎編については意識的に丁寧に読みました。

・受講後の取り組み 〈記述〉

記述も年内はまずはオーソドックスにカリキュラム通りに取り組んでいました(時間の取れる週末は直近の答練や模試にも当たる)。年始は答練中心にコンプリートテキストを読み返す流れです。

記述にそこまでの苦手意識はなかったので気持ち的には択一:記述 = 7:3程度の割り振りで直前期まで講座と答練の問題を繰り返し解き、コンプリートテキストを読んでいました。特に連想事項などの覚えこみを行うことで解くスピードは確実に上がりました。

・プラクティカルコースの特に良かった点

〈テキスト〉
とにかくテキストです。択一は一問一答形式で都度趣旨・理由付けがフォント違いでなされており一目でわかるため、趣旨を抑えたい(理解を深めたい)と強く思っていた私にとって非常に取り組みやすいものとなっていました。
講義でラインの箇所が指定されるのでより重点的に取り組むべき要所をしっかり把握できます。また文章の表現や改ページの切り方など細やかな気遣いを感じとても読みやすいものとなっています。

〈学習計画〉
学習計画についてもいくつかバリエーションが準備されており、自分に合ったものをまず選択の上カウンセリングにて細やかなカスタマイズを行うことができました。これによりスケジュールに対する不安感は最小限にとどめられたと実感しています。

〈カウンセリング〉
講座の一環として髙橋先生のカウンセリングは基本毎月欠かさず受けました。具体的でわかりやすいアドバイスを都度いただくことができ(上記の"趣旨から読み""全肢検討"など)、ここでも不安感を抑えることができました。
模試の点数も都度報告し結果を分析し学習にフィードバックするようなことも実施しました。

〈メンタル〉
メンタル面のサポートも大きかったです。フォロー講義の中でメンタル面のアドバイスとしていただいた言葉が支えになり、いま手帳を見返すとメンタルがきつかった6月は毎日のようにその言葉を書いていました。勝手ながら髙橋先生と二人三脚で試験を迎えられたような気分でした。アドバイスの中で唯一「結果は出てきてるので自信をもって」だけはあまり入ってきませんでしたが(先生ごめんなさい)、落ち癖がついてしまっている感覚が徐々に払しょくされ、勝負できるかもしれないという心持で試験会場に向かうことができました。

・結果

合格することができました。取り組んだ内容と分量は上記で必要十分なものであったと感じています。

以上となります。この場を借りて髙橋先生に改めてお礼を申し上げます。本当に、ありがとうございました。また、この度の機会をいただけたことに感謝申し上げるとともに、読んでくださった方の参考になれば存外の喜びです。くれぐれもご自愛いただきながら、急ぎすぎず、着実に歩みを進めていただければと思います。私も引き続き頑張ります。

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