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【あおもり紀行】第31話。給食がない横浜市とスゴい給食の横浜町。ふるさと納税と議員のマネーの話。

横浜「町」と横浜「市」

青森県外の方!
ご存知ですか?
青森県にも「横浜」があるんですよ!
下北半島のつけ根、ちょうどくびれている部分が横浜「町」です。

神奈川県のオシャレで、山下公園や赤レンガ倉庫、みなとみらい、中華街があって、実は財政難で、中学校に給食がないのにも関わらず誰もが住みたがる横浜「市」じゃないよ。
赤レンガ倉庫は、弘前にもあるばってな。

ふるさと納税日本一の横浜市

横浜市はふるさと納税による「減収額」が日本一。2022年度は272億円だそうだ。本来なら横浜市に入るはずの税金が、ふるさと納税で日本各地に流れていってしまったということ。

流出分の75%は地方交付税交付金で国から補てんされるそうだが、給食を出せないほどの財政難にもかかわらず、税金が流出していくというのも考えモノだ。

写真はイメージです

横浜市議会議員の給料も日本一

とはいえ、横浜市議会議員の月給は東洋経済オンラインによると953,000円で、ボーナスや政務活動費も入れると年収で2348万2200円。議長や委員長はもちっと高い。

議員数は86人だから合計で20億円以上になる。
議員にはお金を出せるけれども、子ども達の給食にお金は出せないと横浜市は考えているようだ。

横浜町のふるさと納税額は?

2022年度の横浜町のふるさと納税額は625.5万円。出る方じゃなくて入る方。そして横浜町議会議員の月給は196,000円です。

なお、横浜市の人口は3,769,595人(2023年1月1日時点)に対して、横浜町の人口は4,201人(2023年10月1日時点)。

横浜町の給食はスゴイぞ!

横浜町の給食はスゴイんです。とにかく海産物が多い!1週間のうち3~4回ある。さすが港町。
横浜市も港町なんだばってな。漁港とみなとみらいだと「港」のイメージが違いすぎる(笑)

さて、これが10月の海鮮メニューだ!
2日「わかめのしおちゅうかスープ」
3日「ほっけの塩焼き」
4日「もやしとツナのあえもの」
5日「あかうおの西京焼き」
10日「さばみそ煮」
12日「わかめといもの味噌汁」
13日「てっこつサラダ」(ちりめんじゃこ入り)
19日「もずくのみそしる」
20日「やさいとほたてのスープ」
24日「カレイの竜田揚げ」
26日「ツナオムレツ」
27日「いわしみぞれに」「はくさいののりずあえ」
30日「あじふりったー」

ほっけの塩焼き。写真はイメージです

魚は高いし、骨があるから子どもは嫌だと言うし、大人も子どもも魚離れが言われているばって、これだけ給食で海産物が出るなんて素晴らしい!

給食がない横浜市と、給食がある横浜町。住むならどっちがいい?


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