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大河雑感 第32回「小牧長久手の激闘」

久しぶりに大河ドラマを見たので雑感。

ドラマ内での松潤家康の台詞
「弱く臆病であったこのわしが何故ここまでやってこられたのか?今川義元に学び織田信長に鍛えられ武田信玄から兵法を学び取ったからじゃ。何より良き家臣に恵まれたに他ならない。礼を申す。」

この台詞、今回のドラマの大きなテーマの一つであろうと思う。
家康は、忠勇、自己犠牲の家臣、周りの者に支えられ、護られ、成長してきた。
三方原の夏目、本多忠真、三河一向一揆での長吉、さらには穴山も伊賀越えで家康の身代わりで死んだとも描かれた。

こうしたテーマを描いてきたのなら、今回の大戦では岩崎城の丹羽氏重を描いて欲しかった…

氏重は、羽柴軍の中入り部隊の池田勝入隊数千の大軍をわずか300名の寡兵で果敢に戦い、羽柴軍の中入り部隊の岡崎への侵攻を防ぎ、中入り軍を足止めさせたため徳川軍の追撃を可能にさせたとされる。
戦いは多勢に無勢、氏重は討ち死にしたが、この時わずか16歳だったという(涙)。

派手な赤備やら、蜻蛉切、エビすくいならぬ天下すくいと言った、ぱっと見だけの徳川四天王を描くのも良いが、脚本家には視聴者を唸らせる感動するストーリーを描いてもらいたいものである。

と言いながら、館林城限定御城印を入手。
偉そうなこと言って済みません。

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