いとバイ通信　ストリートドリームズ

いとバイ通信　2-7

ストリートドリームズ

2020.11.16(月)

【ストリートドリームズ構想】
これから「ストリートトリームズ」構想を少しずつ書いていこうと思います。

【バングラデシュの人たちは日本がお好き?】
2019年10～11月の2か月間私はバングラデシュに滞在しました。私の親友宅に泊めてもらったのです。たくさんのベンガル人に会いましたが「日本が好きだ」と多くの人たちが口をそろえて言いました。そのたびに私は「なんで好きなんですか」という質問をぶつけてみました。私が日本人だから空気を読んでサービスで言ってくれているのじゃないかと思ったからです。

【本当に親日?】
滞在中そんな会話を繰り返してきた私は「ベンガル人は日本を好きなのだ」との印象を深めていきました。帰国の時ダッカ空港の入口にいる警備員さんが「日本人ですか」と問いかけてきたのでそうだと答えると「私は日本人が一番好きだ」と言ってくれました。私にはその人の本心のように思えました。

【日本との歴史】
バングラデシュは来年(2021)が建国50周年を迎える非常に若い国です。私はバングラデシュ独立の約5年後に1年半NGO駐在員として活動しました。独立戦争直後の最も貧しかった時代に日本はどの国よりもバングラデシュへ支援してきました。最も大変だった時日本のODAが世界で最も大きかったのです。青年海外協力隊は毎年60人位の人たちを派遣していました。それまで稲作の直播が多かったのを日本式の田植え方法を協力隊の人たちが指導し今ではほぼ全土で日本式田植えが行われています。単位当たりの収穫高は直播時代に比べると何倍もアップしたのです。このように日本の対バングラデシュへの支援は官民挙げてバングラデシュ人側に立ったものが大部分だったと思います。私は日本のそんなところに親しみももってくれているのではないかと想像しています。