いとバイ通信14 からだは食べ物で作られる

いとバイ通信14  自然食  体は食べたもので作られています

2020.5.12(火)

私は自然食のプロ

私は44年前から自然食の流通の仕事に携わり現在に至るまで食と健康については考え続けてきました。まず食の安全という意識を強く持った生協のスタッフとなりました。その後食の安全をもっと追求する九州産直クラブの創設者メンバーとして自然食の流通作りに携わりました。その間たまご、鮮魚などの担当を経験し食品加工所や農家などの生産者の見学や専門家の講演会の企画などを行ってきました。ですから自然食のプロを自称しています。

自然食と健康

自然食を行う目的は健康になることです。健康になる方法には「食材の安全性」と「良い食べ方」を知ることが必要です。生物学者の福岡伸一さんは生命の真理を「動的平衡」という言葉で表現されています。動的平衡とは生命は絶え間ない流れの動的なものだとされます。絶え間なく動きながらその都度バランスをとっているのです。私の理解では私たちの身体は絶えず自らを破壊し破壊したものは便とともに排泄しています。それとともに食べ物が新たな素材となって自分を作っています。その速度はほぼ入れ替えるのにおよそ52日間ということです。(医師南雲吉則さん「空腹が人を健康にする」では)

食べ物でからだを作っている

食べ物は車で例えれば単なる燃料ではありません。からだ自身を同時に作っているのです。からだを作る食べ物ですから52日間食べたもので私のからだはできていることになります。家に例えるなら壁をヒノキで作るのか薄いベニヤ板で作るのか素材の違いが出てきます。食べ物の場合は安全な食べ物であるか毒が入った食べ物であるかの違いが健康に関係があるということができるでしょう。

次回はどんな食品が良いのか、現在の食品とはどんなものなのかを書いていきます。


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