いとバイ通信27 食の安全性

いとバイ通信27  食の安全性を考える

2020.6.13(土)

食品添加物

どうぞ 「#一人当たりの食品添加物」 を検索して調べてみてください。関西よつばのブログが出てきます。それによれば一般的には1人当たり1日11gから36gの食品添加物が食べ物と一緒に摂取されているそうです。36gの場合は一生で1トンもの食品添加物を食べていることになります。各食品には原材料が書いてありますが昔ながらの天然の素材だけで作っている食品は探すのに苦労するはずです。

農産物

野菜を見かけで鮮度と品物の良さを判断する人たちが多いようです。貴方はどうされていますか。農産物の安全性を考える場合は「どのように生産されているものなのか」を指標にしなければなりません。見かけだけでは間違えてしまうのです。化学肥料によって栽培されたものは見かけもよく勢いを感じます。農薬を使っているものは虫食いがなくきれいなのです。

農産物の見かけではなく判断できる指標があります。それは有機JASです。有機栽培と言えるかを生産者ごとに調べ認証しています。認証を受けるには明確な条件が定められておりそれをクリアしているものだけが有機JASを表記することができますのでその範囲で安心することができるのです。

遺伝子組み換え作物

特に大部分が輸入穀物である大豆やトウモロコシなどの多くは遺伝子組み換え作物の割合が圧倒的に増えています。遺伝子組み換え作物はなぜ増えているのでしょうか。農作業では除草作業は農家に大きな負担となっています。そこで考えられたのが特定の除草剤(農薬)を浴びても作物の育成に支障が出ないように作物自身の遺伝子を組み替える技術です。

アメリカ、アルゼンチンなどの国土も農地も日本に比べるとけた違いに広い国で栽培する場合作物と一緒に育ってしまう雑草の処理に悩んでいたのです。上記のような遺伝子組み換えの作物を使うことによって作物の上から除草剤を散布しても作物の成長に影響が無くなるのです。いちいち作物を避けて除草剤を散布しなくてもよくなります。これは富をもたらす画期的なものだったのです。

これらの国がどのくらいの農地の広さかというと超大型のトラクターが朝まっすぐ一直線に直進し昼にそこから引き返すといった1日1往復するくらいの広さなのだと言います。(オーストラリアでアルバイトの経験を持つ人に聞きました)そんな国にとって遺伝子組み換えは大きな富をもたらす技術でした。

別の見方をすると遺伝子組み換えを行った作物とは除草剤が大量に確実にかかっている作物のことだと言うことができます。もちろんその作物自身の遺伝子は組み替えられています。例えば大豆は日本ではみそ、しょうゆ、豆腐、納豆などの主原料で日本食には欠かせないものです。多くの食用油の主原料ともなっています。

次回の続く

※ 「#いとバイ通信」のブログにこれまでいろいろ書いてきています。ぜひご覧ください。

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※ストリートドリームズの活動についてはこれからもこのいとバイ通信でお伝えしていきます。


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