2023 皐月咲く京都 重森三玲の旅4・東福寺本坊、開山堂
【2023年5/25〜5/26に京都へ行った。
先週2022年11月の京都の話を終えたばかりなのに(今シリーズ1の執筆時の6/29)。
実は今シリーズは“2023極寒京都”と“2022紅葉なり始め京都”と少し繋がっている。】
(今シリーズの前回を書いてからちょっと日にちが空いた。
その間、実家の母の体調及び認知症が変化し、短期間に何度か実家地方へ往復した。
このことはこのシリーズが終わって書こうと思っている。)
さて。
刈機の音が鳴り響く光明院を後にし、東福寺へ。
時刻は10:30。
東福寺は3回目になるのと、今回の旅のテーマの一つである“皐月が咲いている三玲のお庭”がメインの目的なので、境内はささーッと拝見。
ささーッと通り越し、本坊拝観入り口へ。
今回は“橋”も渡った先も拝観するので、共通券を購入する。
紅葉の頃と違って拝観者は少ない。
さっそく東庭から拝見。
南庭を見ようと歩みを進めると北庭側の廊下にて婚礼写真の撮影をしていた
撮影はチラ見で。
そして迫力あるエネルギーを感じられる、南庭を。
この写真はルートを一旦逆走した場所。(最初の渡り廊下?の手前部分から)
ここがハトは好きなのだ。
光明院での「わあ♡」という感じとは違った、腹の底にドーンと来るような感じがする場所なのだ。拝観ルートの一番最初の部分になるのだけど、まさに非日常世界の入り口なのだ。と、思う。
でもここもささーッと。
なんといっても西庭である。
西庭で写真を撮離まくっていたら、外付けレンズについて外国人に尋ねられた。英語で返せないので身振り手振りで答えたら通じた様子。ハトが使っているスマホ用広角レンズはお安いヤツなので(しかも古い)ちょっと画像がぼやけてしまう。次回旅行までに良いレベルの品を買おうと心底思った。
続けて大好きな北庭へ。
一通り拝見して戻って来た。
すると、南庭が無人ではないか。(婚礼の撮影はまだ続いていたが、端の方でやっていたのだ)
そしてやはりもう一回西庭が見たくなり。
時刻は11:00。
ハイペースで方丈庭園を見終わり、
続けて開山堂へ。
通天橋を渡った先に開山堂(と普門院)がある。
以前来た時にウッカリ拝観し損ねてしまったので、今回が初。
5月下旬、だんだん暑くなってきている。
通天橋を渡った先のちょっとした上り坂でじんわり汗ばんでくる。
開山堂は常楽庵とも呼ばれているそう。建物内は非公開だけどお庭は公開されている。東福寺の中で最も高い場所建っている。
一階の礼堂最奥の祠堂に、開山である聖一国師(円爾)の尊像が安置されている、と東福寺のHPに書いてあった。
つまりは大事な場所なのだな、と思う、ハト。
そんなことより、お庭である。
開山堂のお庭も重森三玲の作品。
門からの道を中心として左右で全く違うお庭なのだ。
普門院は、客殿だったのだ。(今調べた。笑。)
だからやはり妄想通り、普門院からのお庭の眺めが良いのでは。
ウッカリしていたが、砂の庭(門から向かって左側)の門側に木や皐月が植えられたりゴツイ石が置かれている部分があったが、(下の写真参照)普門院側から見ると鶴とか亀とか意味ある造形になっていたかも知れぬ。ううう、これはまた行かねば…
この開山堂はまだリフォーム中で、ある意味レアな光景だと思う。さらにレアな光景は左半分が覆われている状態かも。ハトが愛読しているウェブサイト“おにわさん”にその光景の写真あり。
ご興味湧きましたら是非どうぞ。←などと言ってもリンクは貼って無い^^;
開山堂を後にし、ふたた通天橋を渡る。
ハト的に通天橋からの眺めは、あまり気に入らなかった。
紅い方が好きだな。
それに橋の美しさの方がもっと好きなのだ。
開山堂、通天橋もなかなかなスピードで見てしまった。
時間が押し気味ながらも、静けさを堪能したく、偃月橋へ。
偃月橋も短めの滞在時間。
ほぼ独り占めだった。
これで東福寺拝観は終了。
後は臥雲橋を渡るのみ。
時刻は11:45。
これから京都駅へ戻る。
次なる目的地は松尾大社。京都駅前からバスで向かうのだ。
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