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「白鳥の歌なんか聞えない」

 とあるメディアに投稿したものの再録である。 

 7days Book Cover Challengeという企画があり、好きな本を1日1冊、7日間投稿するというもの。私のところにも、友人からバトンがまわってきた。

 というわけで、とりあえず、順次、7冊を紹介したいと思う。
 1日目は、庄司薫「白鳥の歌なんて聞えない」。高校生の頃、読んだ小説である。庄司薫は、言うまでもなく、「赤頭巾ちゃん、気をつけて」で芥川賞を取った作家。赤頭巾ちゃん4部作というのを書き、沈黙した。沈黙を含めて、「ライ麦畑でつかまえて」のサリンジャーと似ていると思うのだが、その話は割愛。
 「白鳥の歌なんか聞えない」は、その3作目。芥川賞の「赤頭巾ちゃん」より好きかもしれない。
 なお、私が最初に読んだ本は、これではない。最初は、中公文庫の「白鳥の歌なんか聞えない」だった。写真の本は、平成24年に発行された新潮文庫に入ったときのもの(好きな本の場合には、よくある。表紙が変わった。解説者が変わった。それだけで、私は、買い直すのである)
 なお、庄司薫さんは現在、83歳。もう新作はないと考えられる。残念である。

※7days Book Cover Challengeは、読書文化の普及に貢献するためのチャレンジです。参加方法は、好きな本を1日1冊、7日間投稿するというもの。本の表紙の画像をアップして、毎日1人のFB友達をタグ付けして、招待してこのチャレンジに参加してもらいます。タグ付けされて招待された人は、
分の好きな本のカバーをアップしても良いし、スルーしても構いません。
#7days Book Cover Challenge
#7日間ブックカバーチャレンジ

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