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POOLOのコミュマネを終えて

あっという間に7月最終日。大好きな季節がやってきました。
ゆるゆるわいわいと楽しんでいたPOOLOも卒業の時期。
1年間一緒に歩んできた軌跡を残しておこうと思います。

1年前の意気込み

2020年6月にPOOLO1期生としての活動が終わり、7月頃、2期生のサポートをしたい人いませんか?という募集がありました。「強みを掛け合わせて、たくさんの化学反応を起こしたい」という想いを持って入ったPOOLO1期だけど、不完全燃焼感もあり、2期ではそれが実現できる場づくりに貢献したいと思い立候補。同時期にTABIPPOコミュマネゼミも始まり、コミュマネを学びながら実践する環境ができていきました。

当時の心境はこちら。

POOLO年表

こうして始まった2期。1期から継続の人もいたり、コミュマネメンバーも気心知れた1期生だったこともあり、肩の力を抜いてスタートすることができました。簡潔にまとめた年表はこちら。(※わたしベース)

◇8月 1on1、他己紹介、チームMeetUp、Slido、誰も置いていかない世界
◇9月 神奈川な会BBQ、マルコ、Well-being、かめうさ、ポノトラベラー
◇10月 ひんじゃ~合宿、ホームパーティー、目安箱
◇11月 バインミー合宿、新潟合宿、1期2期交流会(オフ)、ヒビコレ
◇12月 バリューカード、キャリアゼミ最終、火鍋、メンバー企画交流会
◇1月 仕事を語る会、グラレコ部、カタン、ラジオ
◇2月 社長と語る会、スキルエクスチェンジ、マーケトレース、PORTRAVEL
◇3月 見聞録、誤配、地元のいいとこ募集、1期2期お花見、日直
◇4月 マーケゼミ最終、観光地写真もらう、1期からお話を聞く会
◇5月 ハワイプロジェクト、1期2期交流会、POLIGHTS
◇6月 POOLO TVインタビュー、卒制もくもく会、コミュマネインタビュー
◇7月 卒業発表、卒業パーティー、POOLO TV

1年間4つのクオーターでも役割が違っていました。
1Qは相互理解と価値観の共有。まずは話す回数を増やして、相手を理解する。そして、POOLOをどんな場所にしたいかイメージを共有して、理想の形を作っていく。そうして生まれた言葉が「誰も置いていかない世界」でした。2Qは時間・空間の共有と趣味関心の集合。サークルやチーム活動が活発になっていき、オフラインの企画も増えました。元々興味や関心が近い人と集まり、深める時間。3Qは個人の強みの発信とスキル探索。パワポ術、日本語の使い方、家探し、といった個々の仕事に関連するスキルのシェアがあったり、講師から学んだスキルを実践したり、自分の武器を認識して意識的に増やす時期。4Qは共創・生み出すという経験と応援。1年を通して見えた個々の強み(英語でいうTalentが近いと思うけどなんて訳せばいいんだろう...)を組み合わせて、ものやイベントを生み出す。また、ここから新たな道に踏み出す仲間を応援する。

私は、1年間を通して、とっつきやすいキャラを意識していました。全力でふざけるし、なるべく多くの場に足を運ぶし、いろんなZOOMに顔を出す。良くも悪くもオープンでした(笑)もちろん楽しい場所だけじゃなくて、コミュニティのことを真剣に考えてくれている人がいたら語り合うし、こんなことやりたいの声があったら拾って実現する。波はあるけど試行錯誤しながら走り続けた1年でした。

葛藤

1年も続く長期間のコミュニティだから、楽しいこともたくさんある反面、これどうしたらいいんだろう?と思うこともたくさんありました。

・ぐいぐい来すぎる1期生(1Q)
・参加者との距離感、コミュマネがどこまで近づいていいのか(1Q)
・誰も置いていかない世界に縛られ過ぎてしまう(1Q~2Q)
・学びと遊びのバランス(1Q~2Q)
・チーム替え、冬眠メンバーを起こすには(2Q)
・ゼミに人が来ない!(3Q)
・出しゃばりすぎてみんなの火を消してないか(4Q)

みんなと一緒に悩み、解決策を考えたこともありました。相談してくれた人、本当にありがとう。やっぱりコミュニティを良くしたい!という気持ちが強ければ強いほど、視点が増えるし、個人の限界を感じることもありました。途中終了したものもあったけど、全体を広く見渡して、コミュニティの現状や課題を共有して、今はこれは必要ないね、と判断できたことも一つの経験だなと思っています。

最初から最後まで悩み続けたのは、コミュマネってなに?ということ。この1年間何度も何度もこの質問をされてきました。コミュニティをより良くすることをゴールに、やり方は自由だから、立ち振る舞いや介入範囲、仕掛け方などはずっと考え続けていました。

コミュマネってなに?

この動画は、英国のコミュニティ運営のコンサル会社「Feverbee」による、コミュニティマネージャーの説明動画です。わかりやすい!コミュマネって現状分析をして、戦略立てて、参加者同士を繋ぎ、ファシリにもイベントオーガナイザーにもなるんですよね。

コミュマネは役割が広く、POOLOの場合は毎クオーター5~6人もコミュマネがいたので、補完し合えたのがすごくよかった。メンバーの声にならない声を拾える人、ブルドーザーのように土地を整備してくれる人、論理的に状況把握して的確に施策を打てる人、学びのきっかけを投入できる人。いろんな形の関わり方があったなと思います。

そんな中、私はどう動いていたかというと、「焦らずに自分のペースで参加してもいいんだよ」というメッセージを発信したり、

コミュニティについて考えたことを言語化したりもしていました。

今まで、私というコミュマネを例える時は「保健室」「着火剤」という表現を使ってきました。でも今、なんとなくしっくりくるのは、「陽だまり」。近すぎず遠すぎずいつもみんなを見守っていて、寒がっている人を温め、ふさぎ込んでいる人を照らすようなコミュマネ。ぽかぽかの日も、アチー!ってなる日もあると思うけど、来てくれる人の温度を上げられるコミュマネでありたい。

1年間POOLOで過ごしてきて良かったなと思うことは、温かい雰囲気に満ちていて、みんなが自分の好きなことにまっすぐ向かえていたこと。自己理解・自己開示を通して、自分の好きなことを好きと言い、自分らしい挑戦がたくさん生まれたことです。POOLOの人は魅力的な人が多いのに、自信がなかったりするから、それぞれの不器用さやいびつな部分もその人「らしさ」として受け入れて、背中を押せるコミュマネでありたいなと思っていました。

コロナ禍でもどかしい思いもたくさんしたけど、学生や社会人、37都道府県から、普段の生活では交わらない人が集まって、自分達で楽しむ工夫をしていったと思います。オンラインだからこそ気軽に集まり、ツールを試せたし、各県のぽろんちゅに会いに行く楽しみもできた。今あるもので楽しむ力が強いみんなは本当に素敵だなと思っています。

コミュマネである私ともフラットに接してくれて、本当に感謝しています。私はPOOLOのコミュニティが大好きだし、POOLOのみんなが大好きだし、POOLOのみんなといる時の私が好き!これからもみんなとどんな楽しいことができるんだろうとわくわくしています。

今まで1年間、試行錯誤しながらも一緒にコミュニティを作り上げてくれたみなさん、本当にありがとうございました!これからもよろしくね!

PS.

星野源はそんなに好きじゃないけど、大好きな曲で締めたいと思います。
この曲は自然と体が動いちゃうような、踊っちゃうような曲。

私の理想のコミュニティ像は、晴れたビーチで、波にのる人、おしゃべりする人、音楽にまかせて踊る人、お酒を楽しむ人、黄昏る人、みんなが同じ空間で思い思いに楽しむ姿です。そんな理想像をなんとなく見える、過去のハワイの写真をヘッダーに使ってみました。ゼミ生のみんな無断使用ごめんね!


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