GUCCI spring2024 ready-to-wearを考察してみる
Hello! エシカルファッションを志し、
現在は主に日本で織・加工されたリネン生地を使用して服や小物を製作しているitoa.n.のイトア(本名)です
本日は土曜日なので
Sat. 気になったファッションコレクションから1つをpick up して考察や感想を書いてみます!
今回はミラノコレクションで先日9/22(現地時間)に行われたGUCCIのspring2024 ready-to-wearを考察していきます
世界4大ファッションショー・基本スケジュール
パリ・ミラノ・ロンドン・NY
「ファッションウィークとは、ある一定期間のうちに多数のブランドがファッションショーや最新のコレクションを発表する期間のこと。
開催されるのは 1〜4月と、9〜11月の各期間に1度ずつ。春夏と秋冬の年2回のみ開催されるファッションイベントです。」
(参照:fashion snap HP https://www.fashionsnap.com/article/2018-10-09/collection-fashion/)
ready-to-wearとは?
いわゆる”プレタポルテ、高級既製服”のコレクションをいいます。
プレタポルテと同様、コレクションでよく聞くオートクチュールは”高級注文服”です。
オートクチュールは注文服なのでオーダーがあれば顧客用に生産される服です。
そのため、プレタポルテよりもより手の込んだデザインや装飾が使われていたりします。
プレタポルテやready-to-wearは大体はそのまま各ブランドのブティックに並ぶイメージです。
GUCCI 新デザイナーのファーストコレクション
7年もの間、グッチを率いていたアレッサンドロ・ミケーレが退任後、新たにデザイナーに就任したのがサバト・デ・サルノです。
そして、今回のspring2024 ready-to-wearは彼のグッチでのデビューコレクションでした。
そのため、今後のグッチがどのようなブランドになっていくのかを知ることができるコレクションだったということになります。
GUCCI spring2024 ready-to-wearの感想・考察
「ミニマル、シンプル、ジャストサイズ」
コレクションを見た私のシンプルな感想です。笑
前デザイナーのアレッサンドロ・ミケーレ時代のグッチをご存知の方も多いと思いますが、真逆を行くようなコレクションでしたね。
非常にミニマル。
シンプルで、都会的。
ジャケットもジャストサイズで上品さが際立つ感じです。
パテントレザーのスカートなどが多く見られたこともあり、全体的にカッチリとした雰囲気を感じました。
会場の無な感じもその堅さをより引き立てていた気がします。
(無意識にアレッサンドロ・ミケーレ時代と比べてしまってそう感じたのかもしれませんが。。)
当初は街中でのショー開催予定だったようなので、街中で見るとまたまったく違った印象になりそうな気がします。
それぐらい、着ていく場所や雰囲気、着る人によって見え方が変わりそうなコレクション、というイメージでした。
そういう意味では柔軟性のある、包容力があるコレクションとも言えるかもしれません。
グッチはアレッサンドロ・ミケーレ時代からは大きく舵を切り、改めてミニマルかつシンプルで勝負をしていくのだな、という気概を感じました。
アレッサンドロ・ミケーレ時代のグッチはデザイン性が強いがゆえに、元々の顧客だった大人が離れてしまったという話を耳にしたことがありました。
アレッサンドロ・ミケーレ時代のデザインはどちらかというと、若者、ミレニアム世代にウケが良かったように感じます。
一方で今回のコレクションは改めて大人の顧客へ向けて発信されたコレクションと受け取ることもできそうです。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
ミラノコレクションは今まさに開催中。
ミラノの後はパリコレクションが待っています。
みなさんもご存知の有名ブランドのコレクションが控えていますね。
気になった方はぜひチェックしてみてください。
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