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子育て、育休🟰退園。その先…②


こんにちは。

【この内容は“子育て、育休🟰退園。その先…①”の続きです。】

よろしければ、そちらよりご一読くださいませ。

**********

想定される、困難


市の政策により、出産後、産前休暇の終了と共に、上の子を保育園より退園させなくてはなりません。

上の子を退園させると言うことは…

職場復帰の際、上の子と下の子2人分の保育園入園先の申し込み(保活)より始めるということ。

…T_T

私の住む街は、待機児童が出ている。

入所困難は明白。

フルタイム勤務や保育士や教員の保護者が優先。
(私は民間企業、時短復帰予定)

年度途中の入所こそ、大変困難。
(私の育休は1年。年度途中の復帰が前提)

上の子の時に、大変さは経験済み。

2人分か…

考えただけで…

退所要請の背景 🟰 保育士不足、待機児童減少


待ち受けるであろう困難を恐れ、
なんとかしなくてはと必死だった私は、

なぜ育休取得によって上の子を退所させなくてはならないのか?を

(いや、半ば解決法はないかすがる思いで)市の担当課へ聞いた。

理由は主に、以下の内容だった。

・保育士が不足していること
・ほかに、入所待ちの方(子供)がいること

そして、

・産休中は保護者が家にいる為、“自宅で保育可能”と判断されること(保育可能🟰保育園へ入所不可)

また、後々わかってきたのだが、


産休退所にともない、他の子が入所できること、すなわち市としては、

“待機児童の減少”(市の保育園入所率が向上している)”を謳える

なんてことだ…、
私は、いわば“強制退所”させられてしまうのに…

これでは、待機児童、減ってないのでは???

でも…

入所を待っている方がいるのも、事実だ。

結論、全ては私の情報収集不足が原因。

この町で産むことを決めたのも自身なのだから。。


そして、無事出産。里帰りを経て…

出産後1ヶ月で、自宅へ戻った。

理由は、産前休暇が終わるまで、上の子は登園可能だからだ。

友達もいる、たくさん遊ばせられる。

行かせてあげたい。


こうして、はじめのうちは
上の子を登園させつつ、
ほやほや赤子➕上の子と主人との生活が始まったのだ。

大きく異なる、2人育児

当たり前だけど、1人目の時は、

とにかくその子にだけ手をかければ良かった。
(そして、上の子はよく寝てくれた!)

だが、今回は、どうやら勝手が違う。

イヤイヤ期真っ只中の上の子と、
首も座らないホヤホヤの下の子。
まだ出産後、本調子ではない自分。

主人は日中仕事で不在。

さらに、上の子は赤ちゃん返りなのか、ものすごくは私を呼び続けた。

“お母さん、あのさ、お母さん、あれってさ、お母さん、ねぇなんでさぁ、お母さん、ねぇお母さん、抱っこしてよ、ねぇお母さん、こっちきてお母さん、あのさお母さん…”

(;▽;)ノ

“お母さん”と言う言葉は、いつから接続詞になったのか…

何が言いたいのか本題もわからぬ話で
ずーーーーっと母を呼んでくる。


余裕のない自分には、なかなかきつい…


一方、下の子。

可愛さ満点だが、上の子が産まれた頃と大きくことなり、

まったく、寝ない

下の子はショートスリーパーだった。

昼寝も5分程度で起きてしまう。


寝てくれない。夜泣きもすごい。

私を呼びつづけ追い続ける、上の子
寝ずに泣いてばかりの、下の子

VS

眠れない、私。

朝・昼・夜、ずーーーーーーっと続く


更なる追い討ち、コロナ

上の子の出産時と、大きく異なっていたこと、

それは、感染症”コロナ”による、さまざまな制限。

面会謝絶
マスク必須
不必要な外出禁止

消毒!うがい手洗い!

出産中はさまざまに制限され、
退院しても、それは変わらない。

どこでいつ感染するか、
見えないわからないものを相手に恐ろしさ。

イヤイヤ期の上の子はなんでも触るし口にする。
気分を害せば、床にも寝転ぶ。

子供に感染予防なんて、無理!!!

常に手を引き、止める、除菌シートで拭く。
マスクを着けさせる。

下の子は、常に新生児用の大きな抱っこ紐で連れて行く。

ベビーカーなんて、上の子に合わせてなんて

引けない!

不安、重い、身体が痛い、眠い、疲れた…

自由に遊ばせたいけど、できない。

2人との外出は、重労働だ。

結果、買い物は宅配に切り替え、

狭いアパートに、子供2人と引き篭もる生活が続いた。


奪われた日常、行き詰まる育児


出産から、3ヶ月ほど経った頃も、相変わらず上の子の赤ちゃん帰り、下の子のショートスリーパーは続いた。

私も、主人以外、誰とも顔を合わせて話せない生活が続く。

【大人の人と話したい。聞いてほしい。
出かけたい】

…でも、外出は、怖い。子供がコロナに罹ったら大変だ。私が子供を守らなければ。

【そうだ、2人を連れて公園へ行こうか?】

…あ、遊具の使用、禁止になったんだ

【児童館へ連れて行こうか?】

…そうか、コロナで当面閉まってるのか

【そうだ、保育園の一時預かりを頼ろうか?】

(早速、登録先の園へ電話)
…そうか、コロナで今は外部の人間はお預けできないのか…

※元々上の子が通っていた園にもお預かり先の登録をしていたので、面識のある園長先生に電話をしたのだが、“外部の方はお預けをお断りしてます”と言われてしまった。妥当だが、少々こたえたなぁ

【子供と、実家へ帰ろうかな…】

…実家付近でコロナが出たそう。…やめておこうか…

もう、何もできなかった。


蝕まれる、心

粉ミルクを哺乳瓶に用意することも
2人を観ていると大変で、母乳オンリーで育てていた
(母乳が出たことも、幸いだった)

ただ、確実に体力を奪われた。
体重は数キロ単位、減少した。

1人だけだったころの育児の時の、
優しい自分は、どんどん居なくなる気がした。

自分が変わってしまったように感じた。

カオスな空間

耳鳴り

深みにはまらないよう、客観的に今の自分と状況を見る努力を始める。

でも…次第に、自分の“心の余裕”が無くなっていくのが分かった。

育児、とうとう行き詰まる


“なぜだ?どうした、自分?”

“ 1人目はあんなに順調に育てられたのに?”

“子供が産まれて、幸せに包まれた生活をしていたじゃないか?”


“ 2人育児は、私のキャパをこえたということか?”

“私は育児に向いてる、なんて思ったこともあったな。ごめんなさい”

“下の子はどうして寝てくれないのだろう?”

“上の子はどうして困らせるのだろう?”

“でも、上の子には申し訳ない。親の都合で突然、退園となったのだ”

“園で元気に走り回っていたのに、自宅に閉じ込められるような生活になってしまった。
下の子も現れて…甘えられないよね。”

“うまく行かないのも、全部、私のせいだ”

そんな考えがずっと離れず、自分を責めた。

余裕はなくなり、子供に大声をあげてしまう。
(上の階の方に聞こえたかも。申し訳なかったな…)

時に、手が出る。

泣く。

日中、アパートに、締め切られた空間。

子供を産んで間もない母親と、
2歳児と0歳児の生活。

毎日、

とにかく、

辛い、苦しい

誰にも会いに行けない

…助けてほしい。

心から助けを求めはじめた。

まとめ

重い内容になってしまい、申し訳ないです。
ありのまま記録したくて…

当時は、ただただ2人を観ることに必死でした。

自分を責めていました。

上の子には、
親の都合に付き合わせてしまったこと、
活動の場を奪ってしまったようで
本当に申し訳なかった。

産休取得に伴う、退所の末に訪れたのは、
2人育児という、私への試練でした。

もし、産休取得に伴う保育園退職がなければ、
その時コロナがあったとしても、
もう少し社会と、人と、関われただろうと感じます。

きっと、私はこの時期に、少しだけ、
心に風邪をひいてしまったのだと思います。

後に尾を引きます。

(念のため、主人ですが、仕事は多忙でしたが、
帰宅を早めて育児できるように、極力頑張ってくれてます。)

あー、この頃はなかなかしんどかったな…

またまた長文になってしまったので、
③へ続きを記録します。

ここから、状況が好転し始めます!!!

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