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猫とわたしのルーティーン。


猫と暮らし始めて、生活が規則的になった。
決まった時間に猫に朝ごはんをあげる為に早起きになったし、そのおかげで夜も早めに眠るようになった。
そんなわたしと猫の、毎日の何気ないルーティーンを綴ろうと思う。

am 7 :30
猫が、のしっとわたしのお腹へ乗ってくる。
にゃあ、と一言鳴き、なかなか起きないわたしの顔周りにちょっかいをかける。
流石に目が覚めるので、ベッドから起き上がり、まず1番に猫のご飯の準備。
カリカリ、ウェットフード、お水、おトイレ掃除、一通り済ませた後に洗顔や歯磨きなどの自分の身支度をする。
何をするにも猫ファースト。朝から下僕はせっせと働くのだ。

am 8 :00
洗濯や、夫のお弁当、朝ごはんの準備をする。
この間、猫は起きている日もあれば寝ている日もある。
起きている時は稼働前のオーブンの上でぺたん、となって微睡んでいる。
忙しい朝も、猫のそんな姿を見れば一気に気持ちが緩まるのだ。

am 9 :00
昼から出勤の夫を起こす。
夫は寝起きが最悪だ。ちっとも起きない。
起こせど起こせど、いびきをかいているので呆れていると、猫がやってきて夫の上にぴょんっと乗った。
「ん?あ、いっちゃんおはよ」と呑気に猫の名前を呼んで、夫起床。
なんで人間って人間に起こされても起きないのに、猫に起こされると起きるのだろう。
夫も私も随分と猫に助けられている。

am 9:30
夫と共に朝ごはん。
横から強烈な視線を感じる。猫だ。
いつも食パンを狙っている。

am 10:00
掃除をして、合間に仕事。そして夫のお見送り。
猫と2人きりになったら、まずはブラッシングの時間。
朝晩行うブラッシングは猫にとって至福の時間のようで、いつもうっとりと嬉しそうなお顔をしてくれる。
ひたすらにブラッシングと撫で撫でをした後、猫は眠る時間に。

pm 12 :00
眠る、といってもベッドやキャットタワーで必ず眠るわけではない。
大体の確率でわたしのデスクで眠るのだ。
近くに居てくれるのは本当に嬉しいし幸せなのだが、わたしはデスクの3分の1くらいのスペースで小さくなって仕事をしている。
でも、これでいいのだ。

pm 2 :00
このくらいの時間になると、作業中のわたしに向かって猫が控えめに「にゃあ」と鳴く。
これは、一緒にお昼寝をしようの合図。
先導する猫を追って寝室に行くと、ベッドの上でころん、とお腹を出して待っている。
気の済むまで撫でて、猫はお昼寝タイムに突入。
わたしも休憩がてらベッドで本を読んだりして猫と一緒に過ごすのだ。

pm 5 :00
休憩後仕事を再開し、夕方になると猫の晩ごはんの準備。
夜は歯磨き用のおやつもあげる為、猫もこの時間になるとソワソワしている。
美味しそうに、幸せそうにおやつを頬張る姿は本当に愛おしい。

pm 7:00
わたしたち人間の晩ごはん。
横から猛烈な視線を感じる。再び猫だ。
美味しそうな匂いのするものは大抵狙っている。

pm 8 :00
洗い物や洗濯物畳みが終わりほっと一息。
そして猫のブラッシング、夜の部。
わたしは猫によく話しかける。
かわいいね、今日も大好きだよ、と思ったことは何でも伝える。
猫に言葉は伝わらないが、気持ちは伝わってる気がするのだ。
すりすりと頭を擦り付け、嬉しそうに目を細めてくれる。
とても大切な時間。

pm 11:00
お風呂や自由な時間を過ごし、就寝。
明日も猫のために早起きをするので、夜更かし不要。とっとと眠るのだ。
お布団の上でふみふみしている猫を撫でながら、今日も幸せを与えてくれてありがとうと呟く。

明日も平和で愛おしい一日になりますように。
いや、愛猫が居れば願わずともそうなるか。

猫が居ると毎日たのしい。
幸せを噛み締めながら、猫と共に温かな眠りにつくのだ。
今日もありがとう、おやすみなさい。

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