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【IwaDev】なぜ一部の人は、アドベントカレンダーに興じるのか

こちらの記事は、Iwate Developer Meetupが主催する「いわてことし2020 Advent Calendar 2020」に記事です。

注記:この記事で指す、アドベントカレンダーとは、QiitaやADVENTARのアドベントカレンダー企画のことを指します。

みなさん!2020年のアドベントカレンダー楽しんでいますか?

関心がある人も、参加されてる人も、見てるだけの人も、全く興味がない人もいて、いいんです。

でもあなたの周りにいませんか?アドベントカレンダーに興じてる人。仕事が忙しいのに徹夜してまでも記事を書いてる人、せっかくの土日なのに、ほぼ執筆活動してる人、書いた記事を嬉しそうにSlackに貼って見て見てアピールをしてくる人、そういう人はアドベントカレンダーの「麻薬」から抜け出せない人なのです。

自己紹介

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宮城県石巻市にある一般社団法人イトナブ石巻というところで、フロントエンジニアをしてるPenといいます。(弊社はニックネーム制です)

なぜ、Penなの?と思われると思います。私自身、先天性の脳性麻痺(俗に言う障害者)を煩ってしまい、鉛筆にクッション材を付けた「ペン」でキーボードを入力するのでPenと呼ばれています。いじめじゃないのってたまに聞かれることがありますが、私はこのニックネームが好きで自分のアイデンティティー1つだと思っております。

アドベントカレンダーという「麻薬」

この表現が、正しいのかツッコミが生じてくるかもしれませんが、どうして一部の人はこんなにアドベントカレンダーに力を入れるのででしょうか?

考えて見てください、ネットに記事を書くなんて1年中出来ることです。なのにこの師走の忙しい時期にこぞって記事を書く人たちがいます。それはどうしてでしょうか?

私もこの麻薬を年々負荷を掛けて楽しんでいるひとりです。確かにいつでもQiitaやnoteを書いたり、ブログを更新することができます。では、その記事を何人の方が見てくださるでしょうか?せっかく記事を書いても、拡散できるのは自分のSNSやSlackくらいのものです。それに、全ての方がその記事にご興味を持ってもらえるとは限りません。

もちろん何を持って書いていくかは、人それぞれです。記事を書いて、深い自己満足で終わるでも構わないでしょう。でも、私はせっかく一生懸命に記事を書いたのだから、多くの方に見て欲しいと私は正直思います。もちろんたいした記事も書けないくせにとご指摘を受けるかもしれませんが、私は、多くの方に見て欲しいと内心は思っています。そういう方には、このアドベントカレンダーはとても楽しいシステムでしょう。

まず、テーマを選んで参加する段階で、同じことに興味がある方が集まります。加えて、Qiitaなどのアドベントカレンダーですと、今日は誰が投稿したと言った通知が来ます。そうです、アドベントカレンダーは、より多くの方に自分の記事を見てもらえるかもしれない絶好の機会なのです。こうなってくると、いい記事を書こうとアドレナリンが出てきますよね。

よりアドベントカレンダーを楽しむために

私は今年も複数のアドベントカレンダーに参加させていただいておりますが、1つとても楽しいアドベントカレンダーがありました。それは、仙台のITコミュニティー「はじめてのIT勉強会」絡みのアドベントカレンダーです。

もともとこのコミュニティーは、変に縛りを設けずにどなたでも参加し、自分が話したいことをLTすると言ったコミュニティで、今回のアドベントカレンダーも自由に記事を書いて投稿する形にしました。いろんな記事を読むことができたのですがなぜ、このアドベントカレンダーが楽しかったかと言いますと、反応がたくさんあったからだと思います。

社交辞令みたいのが嫌だと仰る方もおられるかもしれません。でも、反応があればあるほど頑張って良かったと思うことでしょう。自分の書いた記事の感想がツィートされているのを見ることは嬉しいものです。そして、自分も他の人の記事の良かった点は、積極的にツイートなどするようにしています。

アドベントカレンダーは、最大のアウトプットの場であり、最大のインプットの場

アドベントカレンダーに記事を投稿することは、より多くの方に見てもらえるいい機会ですが、実は自分にとって、たくさんの記事を読んでいくインプットの機会だと思っています。

このアドベントカレンダーを楽しむ上で、ただ期日まで記事を書き上げて投稿するのではなくて、せっかく、同じテーマでアドベントカレンダーに集いあったのであれば、他の人の記事をできる範囲で読み進めてみましょう。そうすることは自分の教養を増やすことになるでしょう。先術に述べた感想を述べる点でも、読み進めることは大切な事ですね。そして、普段自分と接点のない方々の取り組みや発見を知ることは、大切な学びの場になるでしょう。アドベントカレンダーは、最大のインプットの場なのです。

最後に

今日は、アドベントカレンダーを楽しむためにどんなことに自分が取り組んでいるのか書かせていただきました。もちろん、共感できない方もおられることでしょう。加えて、良くたくさん記事書けるよなと思う人もいると思います。

私はこの機会に自分が取り組んだことを記事に書き、アウトプットすることによって自分の頭を整理していく機会にもしています。そして、日常のいろんな場面で、新しいことにチャレンジしたときに、これはアドベントカレンダーの時期に記事にできるかなと、ふと考えたりしています。そうした小さな発見をストックし、この時期にまとめることで、じゃ来年何をしていくのかを考え準備していくことができます。この時期に文章でまとめていくことは、実は自分のためかもしれませんね

今年は、アドベントカレンダーの時期にこんな記事を書きました。

障がい故に情報を受け取ることが困難な方に的確に情報を伝えるために、Webエンジニアができること

【はじめてのIT勉強会】素敵な応援団

多目的トイレからダイバーシティーについて考えて見よう(石巻トイレマッププロジェクト)

今年はnoteが大目だったので、来年は、技術の話をもっとまとめられるように頑張りたいです。

ちなみに今年は、noteでシビックテックにかける想いを連載しました。


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