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【映画感想1】ベイビー・ドライバー

上映日:2017年08月19日 / 製作国:イギリスアメリカ / 上映時間:113分 / 監督:エドガー・ライト

いい映画です。幼い頃の事故のせいで耳鳴りが止まらないため常に音楽を聞いている主人公ベイビーが銀行強盗の運び屋として働く話。ベイビーの聞いている音楽と場面の展開が符合していて、見ていて気持ちのいい、絵コンテ的に優れた映画だと思います。
配役は、ケヴィン・スペイシーがいいのは言うまでもなく、ヒロインのリリー・ジェームズがかわいいです。彼女は、「ウィンストン・チャーチル」のタイプライター役であり、「ガーンジー島の読書会の秘密」の主役です。主人公のアンセル・エルゴートはあんまり萌えませんが、文字通りベビーフェイスの彼が”F*** you”といって敵を倒すところは見ものです。

音楽に合わせて場面が動くという演出の効果として、ベイビーにとって世界がいかにノイズだらけか、観客も追体験できるようになっており、ベイビーの繊細な心情がとてもよく表現されています。

読んでくれてありがとうございます。