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#somunia幻覚ライブ レポ


今日、確かにsomuniaは存在しました。





3/28に開催された「somunia幻覚ライブ」。

いや~~~!!!めっちゃ良いライブでしたね!!!

突発的な告知だったにも関わらず会場を多くのフラスタが彩り、客入りも満員御礼と、彼女のアーティストとしての人気を確かに感じるものでした。


まあ前口上はこれぐらいにして、さっそくセトリと共に感想を書いていこうと思います。


1曲目『summer leap』


三寒四温なこの季節を一気に夏にしたのはこちら。fable in sleep展でも彼女が「インスタント夏」と呼称したぐらいVの夏アンセムとして名高い『summer leap』です。

どしょっぱつからぶちかまされましたね……。バーカンでも炭酸のないサイダーが売られているなど用意が完璧で、飲み干して崩れ落ちるオタクが大勢見られました。


2曲目『夏を待ちわびて feat. somunia - The LASTTRAK (remix)』


うわああああああ出ましたよ、一番ズルい夏繋ぎ!!!

しかもremixの方を歌うということで、勘の良いオタクは最初の一音で気付いて大声出してました。わかる。


「この後マック寄ろう」

「「「OK!!!」」」


などのコール&レスポンスが成立していたのも会場の一体感があって良かったですね。


3曲目『merrow』


gaburyuサウンド~~~!!!

やっぱこの曲は箱で聴くべき曲ですね。あちこちから鳴る小気味良い音や、響く低音が本当に水中にいるかのように錯覚してしまいます。

またVJさんも粋な演出していたんですが、動画禁止だったので伝えられないのが本当に惜しい!行けなかったという人もぜひ次のライブで見て欲しいです。


4曲目『Aquarium Night』


夏繋ぎで盛り上がった後に「海繋ぎ」でドチルに持っていかれました。オタクはもう立てません。

ていうか「水面に移る月に触れた曲」の次に「月が映らない海の底の曲」ってどんな文脈繋ぎなんですか。恐ろしい。ソ氏の発想が。床にめりこみました。


5曲目『波よせて - クラムボン(somunia with YACA cover)』


🐊🐧…………。


まさか来るとは思わないじゃんか~~~いや期待はしてたけどさ~~~無理~~~。

海繋ぎからの「波」寄せて。もうソ氏しか勝たん。

ヤカニキの登場に会場はざわつきましたが、落ち着いた二人の声音は静かに、しかし寄せる波のように確かに会場を支配しきりました。


6曲目『ネオンライト - 星宮とと×TEMPLIME(somunia cover)』

カバーの流れでヤカサウンドの『ネオンライト』です。

一音、1フレーズがどっしりと重く、こんこんと文脈に殴られる時間が続きます。普段のライブでは聴けない曲なだけに感動も一入ですね。


7曲目『backword』

track by YACA IN DA HOUSEは続きまして、「backword」。

……と、みせかけて feat.ヤカ ver!?!?!?

え、え、fis展で販売開始したばっかじゃん。ムリムリムリムリムリ。情報量に殺される。嘘だ。あ、ヤカニキ歌ってるわはあああああああああ

↑これは僕が実際に発した言葉です。

ていうかリワインドからの「繰り返し繋ぎ」だったりしますか?こっわ。インターネットガールこっわー。

ソ氏はファンミーティングの際「嫌がらせかと思うほどキーが高い」という話をしていましたが、そういった歌い辛さを全く感じないほどの見事な歌声でした。

ヤカニキも……と書こうとしましたがあまりの事態に正直記憶が曖昧です。レポ書き失格と詰ってくれ。でも本当に良かったので、fis展のステッカーが届いたらじっくり聴いて記憶を復活させたいですね。


8曲目『twinkle night feat. somunia - nyankobrq & yaca』

にゃんこさん出てくるのはズルじゃんか~~~!!!

YouTube200万再生超えの正真正銘キラーチューン、「twinkle night」のお出ましです。

会場のボルテージは一気に最高潮になりました。

「ダメだよ愛して?」

「「「twinkle night!!!」」」

ってライブで煽ってくるのたまんないですよね。需要と供給の完璧な一致。ありがとう見えざる手。


9曲目『summer leap (beautiful dreamer Remix) (feat. コーサカ)』

はい一番今ライブで聴きたかったやつーーーーー!!!ありがとうコーサカ!!!

いやコーサカまでいるとか何?ババ持皿(バカがバイキングで持ってきた皿)じゃん。確かにコーサカの目撃証言あったけどさ!暗転してから出てくんのは卑怯だろ!!!

『回る君となら何度だって良い』

『上がる花火がかき消した台詞』

ここ良すぎるんだよな。全て詰まってます。

そして裏で「ずんちゃっずんちゃっ」してるソ……すきだ……。


ちなみにこちらのremix、「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」をリスペクトしている可能性濃厚なのでより楽しみたい方は視聴をオススメします。こちらも奇妙だけど綺麗な夏のお話です。

https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B0105IZ6L4/ref=atv_dp_share_cu_r


10曲目『Rewind you』

世界で一番良い曲、歌われちゃった……。

こちらの曲、惜しいことにVクラでも流れる機会が少なめな曲なんですよね。これを生歌で聴けたの本当に嬉しいです。

somunia楽曲の中でもバンドサウンド寄りの曲ということで、彼女の表現の幅を思い知らされる曲でもありますね。


11曲目『last night』

アアアアアァ〜!!! エエアアアアァァア!!! シッテタアアアア〜…!!!ゼッタイクルトオモッテタアアアア!!ア゛ァ゛!!!ゼッタイウアオオオアア……FOOOOOO!!!!!FOOOOOOOO!!!!


last night、なんですよね。

この曲で"終わる"ことはみんなわかっていて、それでもこの歌に託して願わざるを得ない。

自分を含め、「終わらないで」という気持ちで一つになる体験はやはりライブならでは。歌われるたびに積みあがっていく想いというのも、この曲をアンセムとして印象付けている大きな要因だと思います。


こうして願いと共に幕を下ろした本ライブ…………


のはずでしたが……?



「終わらないで」という想いは大きなうねりとなり、


アンコール『non player girl』

電源を入れたら続きから待ってるよ

終わりの先、"続き"で彼女は待っていました。


は~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


好き


ほんの少しのロスタイム。いつだってつまらない世界をアンロックしてくれるのは画面越しの彼女なんですよ。

年末のバーチャフリークでも思いましたけど生の「ぱるぷんて?」が可愛すぎる。

先ほどまでの少ししんみりとした空気は一掃し、「全力で今を楽しもう」という熱気に満ち溢れていました。



こうしてsomunia幻覚ライブは拍手喝采の中幕を閉じました。

物販も顔サーフィンポスターやsomunia監修羽毛布団が無事完売するなど大成功でしたね。


ただ、退場の際に出口が羽毛布団で詰まるなどのアクシデントもあったようです。運営側も、参加者側も次回のライブがより良いものになるようしていきたいですね。


そう、次回。"続き"です。

まだ発表などはありませんが期待をこめて、このライブレポを〆たいと思います。

それでは!




ネタ晴らし、またはメタ晴らし

このツイートから始まった、今回のエアライブ。もとい#somunia幻覚ライブ。

もうツイ消しをしてしまったので確認は出来ませんが、彼女がリアルタイムにYouTubeのリンクを貼り、そこから視聴者が各々見た幻覚をタグで呟くことで蜃気楼のように形作っていました。

僕が先ほどまで書いていたレポはそういうレポです。多分に幻覚が含まれています。


さて、じゃあなんでこんな集団幻覚が発生したのかというと、話は時事に移ります。

世間を騒がす某ウイルスは、様々なイベントを中止や延期に追い込んでいます。

彼女が初の野外フェスとして出演し、今日3/28に開催されるはずだったRe:animation 14 in Uenoharaも漏れなく延期となってしまいました。




リアニ公式も朝からこんな調子で、僕も正直「こんな桜に囲まれたソ氏が見れたら……」と少し悲しい気持ちになっていました。


そんな鬱屈とした空気を変えようとしてくれたのか、彼女が呟いたのが冒頭のツイートです。

本人も出たかったろうに、こうして動いてくれたのは救いでした。

彼女の楽曲って「嫌なものは見なければ良い」というメッセージが随所にちりばめられていると常々思っているんですが、そういう優しさが本当に本当に嬉しいです。

ありがとうございました。



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