見出し画像

Mobileゲームオブザイヤー2018 TOP3を発表!バトロワブームを制したのは?

2018年も沢山のスマホゲームが登場しましたが、その中でも、山崎一番が選ぶMobileゲーム・オブ・ザ・イヤー2018のTOP3タイトルを紹介します。
(2017年11月1日~2018年11月30日の期間で、日本国内でリリースしたスマートフォンゲームが対象です)

第3位「共闘ことばRPGコトダマン」(SEGA)
Best Innovation 賞、Best Promotion賞を受賞

【選定理由】
ことば✕RPGのゲームで、IP全盛期の時代に、新しくて楽しい、ことば(日本語)の勉強にもなる革新的なゲーム性が評価され、BEST INNOVATION賞を受賞。
また、事前登録中には、ことだまんの公式アカウントのフォロワーになると、『開発協力者』としてコトダマン公式サイトにアカウント名が記載されるという革新的なキャンペーンで話題作りに成功。BEST PROMOTION賞も受賞している。
2018年スマホアプリ推定売上ランキング100位に入っていないのは残念ではあるが(100位のアプリは推定売上24.3億)、年間1000億級のセールスを記録するモンスターストライク(2018年推定売上1位1302億)、パズル&ドラゴンズ(2018年推定売上4位702億)級のポテンシャルのある、革新的なゲームの1つである。

第2位「プリンセスコネクト Re:Dive」(Cygames)
Best RPG賞、Best Comeback賞を受賞

前作プリンセスコネクトは、2015年2月にAmebaにて配信し、2016年7月に終了したゲーム。そんなプリコネが、完全新作スマホRPGとして2018年にリリースして2018年を代表する大ヒットとなり、2018年の推定売上25位の108億である(2018年内にリリースしたゲームでは1位)。
プリコネの「超大作アニメRPG」という謳い文句には偽りなく、バトル中のキャラ必殺技発動時のアニメカットシーンに加え、メインシナリオや毎月のイベントのストーリーでも、アニメを楽しむことが可能だ。
オープニングやエンディングに歌付きのアニメが流れるのもポイント!
また、演出のリッチさだけではなく、バトルシステムも取っ付きやすいのに奥深く戦力性も高いシステムとなっており、演出だけではなくRPGのゲーム性としても非常に優れている。
(バトルシステムでは、属性がないため、火・水・草のような属性じゃんけん要素はない。キャラごとに設定されたタンク・アタッカー・ヒーラーなどの役割や、キャラのスキル性能を考慮したデッキ編成が重要なバトルシステムを採用している)
二次元の幼女が拝めるハーレムゲームとして、難しいことは考えず楽しむことも、もちろん可能だ。

第1位「荒野行動」(NetEase)
Best Multiplay賞、
Best Monetize賞、Best Topic賞を受賞

2018年、スマートフォンでのバトルロイヤルゲームの火付け役となったゲームである(荒野行動リリース後、PUBG MOBILE、フィートナイトモバイルもリリースして人気となった)。
荒野行動では、基本的に100人同時対戦の生き残りをかけたゲームで、フィールドで武器を集め、遭遇する他のプレイヤーを倒していくこととなる。1人で挑む「シングル」だけでなく、2人組で臨む「デュオ」。そして4人チームの「スクワッド」、5人チーム「クインテット」などチームで生き残りをかけて戦うことも可能。
2018年推定売上ランキングは4位の737億でアンビリーバボーな売上を記録し、FPSが売れないと言われていた日本の常識を完全に覆した。
ゲームのマネタイズも、Free-to-playのスマホゲームでは一般的なPay to Win(課金額が多いプレイヤーが勝つ)ではなく、基本的には課金でプレイヤーが強くなる要素は極めて少なく、見た目の変更のアバターカスタマイズ課金がメインである。
Pay to Winのマネタイズではなくても、面白いゲームであればビジネス的にも大成功する証明となり、今後のスマホゲームのマネタイズにも影響を与えそうなゲームだ。
2018年11月には、日本の首都東京を舞台とした新マップ「東京決戦」が配信され、日本でのブームは2019年も続きそうだ。

▼受賞ゲーム一覧
Mobile Game of the year 2018「荒野行動」(NetEase)
Best Innovation賞「共闘ことばRPGコトダマン」(SEGA)
Best Topic賞「荒野行動」(NetEase)
Best RPG賞「プリンセスコネクト Re:Dive」(Cygames)
Best Story賞「Frorence(フローレンス)」(Annapurna Interactive)
Best Music賞「ドラガリアロスト」(任天堂)
Best Multiplay賞「荒野行動」(NetEase)
Best Comeback賞「プリンセスコネクト Re:Dive」(Cygames)
Best Promotion賞「共闘ことばRPGコトダマン」(SEGA)
Best Panty-Shots賞「キングスレイド」(Vespa)

・選ばれたTOP3位までのゲームは、山崎一番より各ゲームアプリを通じて賞金として120JPYを勝手に送金します。
・各賞及びに順位は、山崎一番の独断と偏見です。予めご了承ください。

2019年のMobileゲームオブザイヤー最有力候補は?
「マリオカート ツアー(仮称)」(任天堂)
2018年度内(2019年3月まで)に任天堂よりリリースが予定されている、超人気IPのスマホゲーム。
「どうぶつの森 ポケットキャンプ」は公開後6日間で、全世界1,500万ダウンロードを突破したことから想定しても、1,000万ダウンロードは軽く突破するだろう。
荒野行動などのバトルロイヤルゲームのマネタイズの成功から、ゲーム性に影響しないアバター課金でもビジネス的に成功することが証明されているので、Pay to Winのマネタイズは導入しないのではないかと予想している。
マリオーカートをどうモバイル最適化するのか、開発パートナーのDeNAの手腕にも期待。

「Harry Potter : Wizards Unite」(Niantic)
あの大人気位置ゲームのポケモンGOを作ったNianticのハリーポッターIPを使った新作スマホ位置ゲーム。2019年リリース予定。

以上となります。
もしよろしかったら、今後もスマホゲーム情報を配信するので、フォローお願いしますm(_ _)m

今後も、ゲームの仕事や個人アプリ開発、WeeklyOchiaiの感想を書いていく予定です。もしよければフォローして頂けると嬉しいです♪サポートも大歓迎です(о´∀`о)