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私が再び人前で絵を描くようになった理由


isと書いてイズと読みます、isです!


思えば、幼い頃から
『私って何もねぇなぁ』
と思い続けてました。

周りと比べても、人より何かがそこそこなくて、でもやれと言われればなんとかできたりもする人間で。
私が世の中の平均を作っているんや…という感覚でだらだら生きて。

まぁ成績は平均3。
不得意は2で得意は4、それなら1とか5とかとればいいのに、なんだかんだ中途半端という言葉がしっくりくるよね!みたいな。


見た目の話をすると、

中学生の頃は幼馴染に
「isの家族知ってる!is以外全員巨乳!」
と、思春期の多感な時期にやや罵られ

高校生の頃は顔も見たことなかった同級生かもわからない人が私の話をしていて
「is?あれは中の下ぐらいでしょ、顔も雰囲気も」
と、知らない人から突然絶妙な評価を受けたりして

とどのつまり、
貧乳で容姿は中の下という
これまた『私って何もねぇなぁ』が加速する見た目をしていて。



おぉ…、なんか暗くなった?
大丈夫。ここからはそんなに暗い話じゃないんだぜ!



そんなこんなで世の中の平均の均衡を保ちながら(変な日本語)日々何も無いなと生き抜いてきた私ですが、
唯一やめきれないことがあって。

それが【絵を描くこと】でした。

でも絵を描くと必ずといって良いほどついて回る、周りから受ける競争心や評価。
自分が比べて感じてしまう人の作品の凄さ。
自分の画風をいつでも何かのパクリや真似だと言われてしまう切なさ。
それがしんどくて何度も辞めてしまうんだけど、何度も再開してしまい。

何でなんだろう、私ドMなの?バカなの?
と、しょっちゅう思いながら
辞めては再開し、辞めては再開し。
『もー意味わからん!辞めたい!辞めれん!何でだ!ムキー!(怒)』
と、自分でも自分がよくわからない日々を何年も過ごしました。



そんな中、
話題になってたしなんとなく行ってみよう〜
と、2年前ダミアンハーストの展示に行ってみて


うわーーーーーってなってしまって(語彙力無)
なんかこう背中を鈍器でどーんされた感じで
それから頭の中が色でいっぱいになって
毎日毎日描きたい描きたいと思って
でも評価諸々の怖さには勝てなくて
やっぱり二の足踏んでて。

その後公開されたダミアンハーストのインタビュー動画を見て
「世の中の創作なんて誰かの影響を受けたものがほとんど」
みたいなことを言っていて
『え?パクリって言われるの怖がってた私、それでも外に出していいの?』
と、そこでようやく思えたのです。


それから、自分の影響受けた表現で素直に描いてみようとちょこちょこ描き直しはじめて
ちょっとずつ自分の描いたものを外に出してみたくなって
今に至る〜という流れ!


改めて絵について学び直したりもしていて、その中で【アートって見る人のストレスとか軽減させられるっぽい】ってことも知って、

もしかして私誰かの役に立てるんじゃね…?

なんて下心まで芽生え始めてたりなかったり


とどのつまり、
『私って何もねぇなぁ』から

なぜかやめきれなかった【絵を描くこと】を再開してみようと思い直して

とりあえず絵を描いてれば
『私って何もねぇわけではねぇなぁ』
になり始めたところで


改めて、
人前で絵を描いていくことと向き合って行動することにしたのでした。


【絵を描くこと】をやめきれないでいる理由や答えはまだ出ていないんだけども…うん…





あと、再開した理由がみんながめちゃくちゃ行ってみんながめちゃくちゃ良いっていってためちゃくちゃ有名アーティストの展示に影響されたからっていうのが、
平均値を守ってきた私にしっくりくるなあと思ったのも理由の一つだったり
マイノリティに憧れる反面、みんなが好きって言ってるものってやっぱりもちろん良いものだよね!マジョリティも最高!



うをー、思いのほか長くなってしもうた

長々とお付き合いくださり、
ありがとうでした!



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