新たな道が出てくる

なんというか、今日はとても嬉しいことがありました。

新年始まってから、ずっと調子が良かったところに事故ってしまい、気分が落ち込んでしまって、いろんな意味で助けてーって叫んでみました。すると本当にみんな色々と支えてくれて、知らない人からは怒られましたが、優しい人たちに本当に助けてもらえたし、むしろこの話がなかったらできなかったとても大事な話をさせてもらえたりしていて、人生は何が起こるかわからないなと実感しています。


今日お会いした寺村さんからは、「よく勇気を出して言葉にしたね」という理解の言葉とともに、「あなたにイヤーコーニングを贈らせてほしい」というめっちゃありがたい贈り物をいただくことになり、人生3度目のイヤーコーニングを受けさせてもらうことになりました。


イヤーコーニングというのは、エジプトに伝わる瞑想技術のひとつで、蜜蝋を塗った特殊な髪をゆっくりと燃やしていって、近いものとしてはヘソや耳にお灸をするような感じです。すでに2回はイヤーコーニングを受けていたのですが、「絶対3回受けた方がいいよ」と言われていたので、3回目を受けるタイミングがいつになるかなあと思っていましたが。

まさかの3回目は「贈らせて」という言葉で贈り物としていただくことになり、感謝とともに喜んで受けさせていただいてきました。こういう体験でしか言えないものはなんとも文字では説明はしづらいですが、めっちゃ良かった。


僕はサウナだったり、座禅だったり、ヨガだったり、運動後の休憩だったりで、落ち着いた呼吸を続けていくことで自分のペースで瞑想状態に入ることができます。最初はコツが掴めなかったですが、いまは呼吸の落ち着かせ方もわかるし、体調によってはなかなか深い瞑想状態には入れないこともあるのも自覚しています。

例えば空腹状態の方が瞑想状態には入りやすいので、なるべく瞑想の時間を大事にするプログラムの場合は、空腹状態をキープできる食事を取るようにしています。その方が明らかに瞑想状態時の感覚が鋭いことを体感的に知っているからです。


で、今日もせっかくなので是非とも身体の状態を準備して、その場に臨みたいなと思って備えました。結果としては、今日やっぱり準備しておいてよかったなーと思える感覚がありました。

誰かになにか言葉をもらうでもなく、閃いてもらうのでもなく、自分の中にある声に耳を傾けること。自分の身体がいま言いたいことを、色々と誰にも邪魔されずに聴くための時間をつくること。そんな感じだと思います。

それを素直に言葉にし、確かめること。こういうことっていいなあと思っていて、僕が気づいたことを伝えたり、示したりすることで気づきを促すことはこれまでもたくさんやってきたわけですが、誰かの直観を信じて、その人の中に起こる変化をともに受け止めるように待つこと。これって本当に尊いことだなと思っています。


ライフログをしっかりと振り返って言葉にしていくことは、僕がこれまで誰かの人生を後押しするときにとても大事に扱ってきた方法です。これ自体は誰にでもできることで、ただ、それをいかに深く、そして安全に、安心して、大事なことを勇気を持って言葉にしてもらうかによって内容は全く違うものになると思っています。

言語化した自分の記憶や感覚から、その人にとって大切なことはなんだろうかというのを一緒に探していくという方法は今後も多くの人にも取り入れてほしいと考えていて、手法というよりは、いかに相手に向き合う覚悟を持って取り組むのかというところにこの手段のキモがあるなと思っています。

そしてこれは、非常に論理的なやり方で、論理的な答えを出すのに向いているし、論理的な答えによって動きやすい人には特に有効な方法だと考えています。


一方で、直観的な方法をアプローチとして取る人もいて、僕はその分野に秀でた感覚的な才能があるとは思えず、やはりそれをできる人はひらめきというか精神的な感度の高い人だなといまも思っています。いつかできるかもしれないとしても、今はまだ全然そっちに長けたものがあるとは思っていません。

ただ、本人の自覚を促す直観的なアプローチが自分の中にあるとしたら、それってめっちゃいいなと思いました。自分の中には選択肢としてなかった道ではあるけどそれってめっちゃワクワクするなと思うし、その道を進む中で拓けてくる景色もまた、これまで見たことがないものになることは間違いないと思います。


この先の道がどうなるかは見えないけど、見えてない道を進ませてもらうってのは最高に嬉しいことです。見えてないけれど、明らかに誰にとっても嬉しいものにできると思えるものなら、そりゃもう余計な抵抗は不要だなと心から思います。

流れのままに進んで、導かれるままに歩いていく。その先にある景色はきっと何か見た方がいいものとして広がっているに違いないと思える感性はあります。新たな道がとても楽しみになってきました。

急に読者の方からサポートもらえてマジで感動しました。競馬で買った時とか、人にやさしくしたいときやされたいとき、自暴自棄な時とか、ときどきサポートください。古民家の企画費用にするか、ぼくがノートで応援する人に支援するようにします。