好奇心が湧く

新しい発見があると、人は嬉しくなる。なんでだろう、不思議だな、分からないけど、知ってみたいな。思いがけないものを感じられることに、ついついワクワクしてしまうのが、人間の好奇心というものだ。生きる理由にすらなり得る。

なるほどそういうことか、という気づきが生まれる時間は、いつも楽しいと思う。人の話に興味があるのは、自分が知らない何かを、コミュニケーションを通じて教えてくれるからだろう。新しいことを知ると興奮するのかも。

日常の中で観察を進めていくと、やはり法則性が見えてくる。法則を見出せると、次が予測が立つ。このことに興味が湧くのは、人間が予測を立てることで生き残るチャンスを高めてきたからだろうなと思う。その特徴を色濃く引き継いで、僕にも予測するための情報を集めるのが楽しいことだと感じるようになっているんだ。

最近、ひとつのことしか頭に入らないという人と話して、とても楽しかった。

ひとつのことしか処理をできないのに、3つのことを無理矢理に処理させようとすると、3つのうちの特徴的な情報を勝手に強調して引っ張ってきて、頭の中でひとつのエピソードにまとめてしまう。結果的に3つのエピソードを含んだ、全然違うひとつのエピソードを完成させてしまうっていう思考らしい。面白い。

本人の暮らしはそんな感じの特徴で生きる必要があるので、まあまあ大変だ。しかし、難しいことをごちゃごちゃ考えるよりも、今日美味しいものを食べることが大事だという考え方をしている。むしろ難しいことは本当に考えにくい。だから、ほとんどしない。

いろんな人がいる。生きづらいかもしれないけど、特徴のある人が大好きです。

急に読者の方からサポートもらえてマジで感動しました。競馬で買った時とか、人にやさしくしたいときやされたいとき、自暴自棄な時とか、ときどきサポートください。古民家の企画費用にするか、ぼくがノートで応援する人に支援するようにします。