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マイオールタイムベストゲーム5(テレビ朝日「テレビゲーム総選挙」に寄せて)

はじめに

本記事を執筆している2021年10月30日現在、テレビ朝日のホームページにて、「TVゲーム総選挙」の投票受付が行われています。

せっかくなので、僕も投票してみることにしました。
この記事では、僕が投票した第5位から第1位までを紹介するとともに、それぞれの作品を簡単に紹介しようと思います。

第5位:とびだせ どうぶつの森
(Nintendo 3DS, 任天堂, 2012)

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僕のビデオゲーム人生の中で、最も長期間プレイしたのが本作です。2年以上毎日ほぼ欠かさずプレイし、プレイ時間は664時間にのぼりました。
僕が本作をプレイしていた2012年~2014年ごろ、僕の現実世界は幸せとは言えない時期もありましたが、この穏やかなゲームに助けられていたと思います。

2021年現在プレイする場合は、本作ではなく、順当に最新作の「あつまれ どうぶつの森」の方がおすすめです。
ただ、最終的にデパートにまで進化する商店やすれ違い通信など、最新作には引き継がれなかった要素もあり、本作は今なお魅力を保っていると思います。

第4位:The Elder Scrolls IV: オブリビオン 
(Xbox 360, PS3, PC, Bethesda Game Studio, 2006)

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僕に海外ゲーム(洋ゲー)の魅力とオープンワールドゲームの魅力の両方を教えてくれた作品でした。
本作以前にも、Grand Theft Auto IIIなど海外産のオープンワールドゲームは遊んだことがあり、それなりに楽しんでいたのですが、このジャンルに本格的にはまったのは本作からでした。

この時期、僕がPS3よりもXbox 360に傾倒することになったのは、このゲームをきっかけにいろいろな洋ゲーに興味を持つようになったからだと思います。

ちなみに、本作はXbox Game Passに収録されており、XboxコンソールもしくはPCで容易に遊べます。
さすがにグラフィックは次回作のTESV: Skyrimに劣りますが、基本的に雪国が舞台のSkyrimと比べるとロケーションが豊富で、また違った魅力があると思います。

第3位:スプラトゥーン(Wii U, 任天堂, 2015)

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僕にマルチプレイ対戦の楽しさを教えてくれた作品です。

もちろんそれまでに、オンライン対戦ゲームは一定数遊んできました。
PS3のローンチタイトル「レジスタンス」ではボイスチャットを使っていましたし、Gears of War 2やCall of Duty 4の対戦は、かなりの試合数遊んだと思います。
ただそれらは楽しいから遊んでいるというよりは「ゲームに含まれているコンテンツなのだからやらなければいけない」という、強制される気持ちがあったような気がします。

でも、スプラトゥーンは違いました。
圧倒的にポップなデザインはそれまでの殺伐としたオンラインゲームとは違いましたし、「必ずしも敵を倒さなくても、陣地を塗れば貢献できる」ことが対戦に臨む敷居を下げてくれました。

続編「スプラトゥーン2」もかなり楽しんだのですが、僕のベストは、僕のオンラインゲームに対する世界観を転換させてくれた、この1作目なのです。

第2位:beatmania(PlayStation, コナミ, 1998)

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最近はゲームセンターでプレイすることはなくなりましたが、beatmaniaをはじめとする音楽ゲーム(音ゲー)は、今でも僕の好物ジャンルです。
そして、僕を音ゲー好きにさせたきっかけが、beatmaniaシリーズの家庭用第1作の本作でした。

音楽に合わせてビートを刻む、という、音楽における根源的な楽しさが、僕を虜にしたのだと思います。
大学学部生時代(2000年代前半)が一番beatmaniaにはまっていたと思います。(そのころには既に初代beatmaniaはシリーズ終了し、後継のbeatmania IIDXに移行していましたが)。

残念ながら、本作はアーカイブ配信がされておらず、いまから遊ぶハードルはそれなりに高いです。
ソフト自体は中古ショップで安価に入手可能ですが、PS3の互換機能では不具合が生じるため、PS1もしくはPS2の実機を用意する必要があります。

ゲーム自体も2021年現在の目で見るとちょっとシンプルすぎるのですが、難易度とハードルが極限まで高まった現代のbeatmaniaにはない魅力を感じ取れると思います。

第1位:スーパーマリオワールド
(スーパーファミコン, 任天堂, 1990年)

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僕にとって、本作が1位に来てしまうのはいわば必然で、仕方がないことです。
なぜなら、本作は僕が初めて買ってもらったゲームソフト、つまり僕のビデオゲーム人生の始まりの作品なのですから。
(それまで友達の家で遊ばせてもらったりといったことはありましたが、自分自身のソフトとして手に入れたのは、スーパーファミコンと一緒に買ってもらった本作が最初だったと思います)

ある意味、本作に出会ってしまったことによって、僕の以降の人生は運命づけられてしまったとも言えます。

本作はNintendo Switch Onlineをはじめとする各種サービスでアーカイブされており、2021年現在でも容易にプレイ可能です。
横スクロールプラットフォーマーとしては本作の魅力は、現代でも全く衰えることはなく、不朽の名作と言えると思います。

まとめ

選んでいて思ったのですが、今までに遊んだ膨大なゲームの中から5本を絞り、しかも順位をつけるのは、本当に難しかったです。

僕のランキングにはドラゴンクエストもファイナルファンタジーもゼルダの伝説も入ってないですが、正直、どのシリーズにも1位になっておかしくない作品があります。

それでも今回ご紹介した5作品に絞ったのは、これらの作品が「ゲーマーとしての自分」を形づくった作品だと感じられるからです。

この記事をご覧になった皆様のランキングはいかがだったでしょうか。
はたして総選挙の結果はどのようなものになるのか、楽しみに待ちたいと思います。

(了)

2021.10.30 Itaru Otomaru

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