2016年に遊んだゲーム ベスト5

2016年ももうすぐ終わりなので、今年遊んだゲームの中から、ベスト5を選んでみようと思います。

※ 「今年遊んだ」ゲームなので2016年発売でないものも含まれています。
※ 掲載順と順位は関係ありません。

ちなみに、今年遊んだゲームは全部で43本でした。
(◯印を付けているものは、何らかのエンディングまで到達したもの)

<PS4>
・LIMBO(○)
・Fallout 4(○)
・DriveClub
・flOw(○)
・風ノ旅ビト(○)
・Metal Gear Solid V: Ground Zeros(○)
・God of War III Remastered(○)

<PlayStation VR>
・RIGS Machine Combat League
・PlayStation VR Worlds
・Rez Infinite(○)
・The Playroom VR
・Batman Arkham VR(○)

<PS3>
・大神 絶景版(○)
・Assassin’s Creed II(○)
・スペースチャンネル5 Part 2(○)
・キャサリン(○)

<XBOX 360>
・Batman Arkham City(○)
・Brothers: a Tale of Two Sons(○)
・Rockstar Table Tennis
・Test Drive Unlimited 2(○)
・Your shape: Fitness Evolved
・Kinect Animals
・Kinect: ディズニーランド
・Child of Eden
・Mirror’s Edge(○)
・Plants vs. Zombies

<XBOX One>
・Forza Horizon 3(○)

<PC(Steam)>
・Tropico 5(○)
・Alan Wake(○)
・Spec Ops: The Line(○)
・Downwell
・The Park(○)
・Her Story(○)

<Wii U>
・スプラトゥーン
・マリオカート8

<3DS>
・バッジとれーるセンター
・とびだせ どうぶつの森 amiibo+

<PlayStation Vita>
・Steins; Gate 比翼連理のだーりん(○)
・Batman: Arkham Begins BlackGate

<Mobile>
・ディズニー ツムツム
・Pokémon Go
・スーパーマリオラン
・Miitomo

Forza Horizon 3(XBOX One)

XBOX 360〜XBOX Oneで展開されている、「Forza」シリーズの最新作。

Forzaシリーズは、サーキットを舞台にリアルなレーシングを追求する「Forza Motorsport」シリーズと、オープンワールドでハチャメチャなレースを楽しむ「Forza Horizon」シリーズが、交互に発売されています。

「Forza Horizon3」は、今年XBOX One Sを購入したあと初めて遊んだ、そして現在(2016年12月30日)もプレイ中のゲームです。
僕自身は、2006年からずっとXBOX 360を遊び続けているXBOXユーザーですが、Forzaシリーズは、今回が初体験でした。

感想としては、大満足!レースゲームの中では、今まで遊んだものの中でベストでした。
今年は、2011年に発売された「Test Drive Unlimited 2」も遊んだので、オープンワールドレーシングゲームにおける5年間の進化を実感することができました。

まず、圧倒的にグラフィックが美しいこと!

舞台となるオーストラリアの大地が、高いリアリティで描写されています。
晴れの日は太陽の光が降り注ぎ、雨の日は路面がしっとりと濡れている様子がしっかり描かれています。
(XBOX One Sで、4K/HDRを有効にすれば、グラフィックはさらに向上します)

次に、成長システムの設計が巧みで、「あと少し、あと少し」とついつい遊んでしまうようになっていること。

運転中のあらゆる行動(他の車の横をすり抜ける、ドリフトをする etc.)がスキルポイントに換算されるので、1秒も無駄になりません。
また、この「スキルポイント」、そして「経験値」「ファンの数」という3種類の成長要素がガッチリと噛み合っていて、つねに「あと少しプレイすれば達成できる目の前の目標」がある状態なので、やめどきを失ってしまいます。

このように、Forza Horizon 3は、グラフィックの美しさとゲームとしての楽しさを併せ持っていて、現状レースゲームを遊ぶのであれば、ベストな選択肢の一つであると考えます。

とびだせ どうぶつの森 amiibo+(Nintendo 3DS)

2012年11月に発売された「とびだせ どうぶつの森」のamiibo対応アップデート版。「とびだせ〜」ユーザーは無料でアップデートできます。

単に、amiiboに対応したというだけではなく、ゲーム自体にも多数の新要素が追加されています。

僕自身は、2012年の発売時に「とびだせ〜」を購入してから3年以上毎日遊んで、合計プレイ時間は500時間以上にも達しています。
さすがに、ほとんどすべての要素をコンプリートしてしまったので、ここ1年くらいは遊んでいなかったのですが、この「amiibo+」は、そんな僕を、再び「どうぶつの森」の世界に戻って来させる理由づけになりました。

追加された新要素でもっとも大きいものはもちろんamiiboへの対応ですが、amiiboを持っていなくても楽しめるように工夫されています。

特に、「くらしサポート」は、毎日プレイするモチベーションを保つために有効な新要素だと感じました。
これは、毎日日替わりで、「〇〇という魚を釣れ」といったミッションが与えられて、それを達成すると、普通は買えないアイテムと引き換えられるチケットが手に入るという遊びです。

これによって、ふたたび、どうぶつの森を遊ぶモチベーションが生まれて、今では毎日少しずつ楽しんでいます。

Rez Infinite (PlayStation 4/VR)

2001年にDreamcast / PS2用として発売された「Rez」のHD&PlayStation VR対応版。
(ちなみに、RezのHD移植版としては他にも、2008年にXBOX 360で発売された「Rez HD」があります。)

PlayStation VRが発売され「VR元年」と呼ばれた今年、The Game Awardsをはじめとする複数の賞・ゲームメディアにおいて「ベストVRゲーム」として高い評価を受けています。

僕は、この「Rez」を制作した水口哲也氏のファンで、オリジナル版のRezはもちろんのこと、Rez HD、ルミネス、Child of Edenなど、氏のゲームはかなり熱心にプレイしています。
また、PlayStation VRも、ビックカメラの抽選予約販売を経て、発売日当日に手に入れました。
そのため、RezがVR対応になることで、どのようにアップデートされるのか、とても期待していました。

プレイした感想は、「すごい!」の一言でした。
Rezとしてのゲーム性はまったく変わっていないにも関わらず、まるで最初からVRゲームとして制作されたかのように、違和感なくVRゴーグルに映し出されていました。

XBOX 360のRez HDは実績を全解除するまでやり込みましたが、今回も懲りずにトロフィーをすべてコンプリートしてしまいました。

特に、後ろを振り返った時に、すでにプレイヤーが飛び去った後のステージがきちんと描画されていることに感動しました。

普通のゲームであれば見ることができない、「ゲームの舞台裏」がきちんと描画されているので、そのことによって「確かにこの世界が存在している」と実感することができました。

感じたのは、「VRゲームにおいては、中途半端に写実的なものよりも、抽象化されたものの方が、没入感を実感できるのかもしれない」ということです。

この記事( http://news.denfaminicogamer.jp/column02/vr-contribute )でも言及されているように、VRゲームの制作には多大なコストがかかるようです。

グラフィックを写実的に作り込まなくても、十分没入感があるVRゲームを制作できることを示している点で、VRゲームの一つのベンチマークになるのではないかと考えています。

Batman Arkham VR(PlayStation VR)

「Rez Infinite」とは対照的に、こちらは、グラフィックを写実的に作り込んで、「バットマン」の世界をリアルに表現したVRゲームです。

RockSteady Gamesによって「Arkham Asylum」「Arkham City」「Arkham Knights」と展開されている「Batman Arkham」シリーズの番外編(?)(エンディングから解釈すると、Arkham Cityのあと、起こりえたかもしれないアナザーストーリー?)です。

僕は「Batman Arkham」シリーズは結構好きで、最新作の「Arkham Knights」は未プレイなものの、「Arkham Asylum」と「Arkham City」はかなりやり込んでいます。(特に、Arkham Cityは、今年遊んだばかりだったので、タイムリーでした)
僕にとってこのシリーズは、バットマンシリーズ全体の入り口にもなっていて、僕のバットマンに関する知識は、ほとんどこのゲームシリーズからもたらされています。
このように、このシリーズに対する思い入れがそれなりにあったので、この「Arkham VR」に対しては、期待半分、不安半分という感じでした。

値段もさほど高くないタイトルだったので、「バットマンのVR映像に申し訳程度にゲーム要素を付け足してお茶を濁したものだろう」と高を括っていたところもありました。

実際には、期待をはるかに超えて、ちゃんと「ArkhamシリーズのVRゲーム」になっていたので驚きました。

特に、「現場に残された証拠品を手にとって、バットマンが持つ各種ガジェットを駆使しして調査する」という、これまでのシリーズであった遊びが、VRによってとてもリアルに表現されていることに感動しました。

このゲームは、通常のDualShock 4でも遊べますが、PlayStation Moveモーションコントローラ2本を使って遊ぶのが、断然おすすめです。
落ちているものを手にとって眺める、といった操作を、現実と同じように行うことができます。

また、何箇所か「鏡に映っている自分を見る」というシーンがあり、自分の体や首の動きに合わせて、鏡の中のバットマンもその通りに動くので、「自分がバットマンである」と実感させてくれます(まさに「I’m Batman !」)。
この演出も効果的だと感じました。

エンディングも解釈の余地を残す作りだったので、未プレイの「Arkham Knights」も早く遊びたいと思いました。

Tropico 5(PC)

今回ランクインした5タイトルの中で唯一、今年発売ではない(2015年発売)ものです。

キューバを思わせるカリブ海の小国の独裁者となって、自国を発展させる箱庭シミュレーションゲームです。
シムシティに類似した、建物を建設して人口を増やし、産業を発展させる要素の他にも、アメリカ・ソ連といった大国との外交・貿易関係、自国内の反乱分子を弾圧する「独裁的な」統治、といったこのシリーズならでは要素があります。

僕が今年、このゲームを遊ぼうと思ったきっかけは、友人がキューバ旅行にいって、旅行の写真を見せてくれたり、土産話を聞かせてくれたことでした。
街やリゾートの風景や、独裁と革命の歴史に興味を持って、この国をモチーフしたゲームを遊んでみたいと感じたのです。

実際に遊んでみると、シミュレーションゲーム的な楽しさはもちろんありましたが、なにより音楽が期待以上に良くて、本当に楽しめました。
タイトル音楽からしてノリノリで、思わず踊り出してしまいそうな陽気さでした。

今年の「ベストサウンドトラックゲーム」は、間違いなくこのゲームです。 

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