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僕がSteamサマーセール 2024で購入したゲームたち

(※すべて無料で読めます)

Steamサマーセール。それは、憂鬱な猛暑に差し込む一筋の希望…

あらゆるタイトルが安売りされ、タイトルによっては90%オフといった冗談のような値引き率が適用されるSteamセールは、我々ゲーマーにとって、まさにパラダイスです。

僕のSteam歴は約15年、積み上がった約200本のゲームは、残り一生かけても消化しきれないほどですが、それでも今回のセールでも色々と買ってしまいました。

この記事では、今回のセールで僕が購入したゲームたちをご紹介します!


Disco Elysium

あの傑作『Disco Elysium』が、90%オフの410円!?
このクオリティの作品がこの値段というのはタダ同然ですので、全Steamユーザーが購入すべきです。僕自身、PS5版ですでにプレイ&クリア済みだったのですが、安さに惹かれて購入してしまいました。

そして、プレイしてみて感じたのは、本作とROG Allyのようなハンドヘルド型のマシンとの相性がとても良いということです。

「文章を読むこと」がゲームプレイの主体となる本作なので、ROG Allyでプレイすると、まるで手元で文庫本を読んでいるかのように、物語に親密に寄り添い、深く没入したゲームプレイ体験が得られました。これは、リビングの大画面テレビでプレイしていたPS5版では得られなかった感覚でした。

未プレイの積みゲーが大量に積み上がっている現状で、クリア済みの本作をもう一度最後までプレイすることはないとは思うのですが、それでもとてもよい買い物だったと思うのでした。

Half-Life: Alyx

実は僕は、本作をプレイするために必要なPC用のVRヘッドセットを持っていません。

それでも本作を購入したのは、8月に発売される『PS VR2 PCアダプター』によって、PlayStation VR2がPCゲームで使用可能になるからです!

というわけで、本記事を執筆している7月時点では、僕はまだ本作をプレイできていないのですが、とても評判が高い本作ですので、どんなVR体験ができるのか、いまからとても楽しみです。

Muse Dash - Muse Plus (DLC)

音楽ゲーム『Muse Dash』の追加楽曲DLCです。

ゲーム本編の方は、現在「64円」(!)という冗談のような値段で販売されています。本編だけでも数十曲プレイできるので遊び応え充分ですが、本DLCを購入することで、さらに500曲近く追加されます!

僕はかつて(2000年代前半から中頃にかけて)、『beatmania IIDX』シリーズに情熱を捧げていましたので、「kors k」「Sampling Masters MEGA」といったコンポーザーの名前を本作の楽曲で見かけ、とても懐かしい気持ちになりました。

可愛らしいキャラクターとポップでハイクオリティな楽曲の数々で楽しませてくれる本作ですが、DLCの購入でさらに末長く遊べそうです。

The House of the Dead: Remake

本作の値付けは頭がおかしくて、単品だと649円なのですが、『Panzer Dragoon: Remake』との2本セットのバンドルだと634円、バンドルの方が安かったです(笑)。
というわけで、当然のことながらバンドルの方を購入しました。

思えば僕が高校生だった頃(1990年代末)、僕は本作のセガサターン版が大好きで、日夜本作のプレイに明け暮れていた時期がありました。(のちにドリームキャストで発売された2作目にも大ハマりし、友人宅で徹夜でプレイしたりしました。)

セガサターン版の攻略本から引用。原作であるアーケード版と比較するとかなり粗いグラフィックでしたが、ゲームの面白さは損なわれていませんでした。

今回のリメイク版、実は以前Nintendo Switch版を購入・プレイしたことがあって、その時はあまり楽しめませんでした。でも、このPC版はかなり良いと思いました。

グラフィックは美しく、マウスによる操作は楽に照準を合わせられるので、プレイしやすかったです。
また、Nintendo Switch版をプレイした時は部位欠損表現の無さに物足りない気持ちを抱いていたのですが、PC版はしっかり損壊しました。そのおかげでダメージが通ったかどうかが明確に分かるようになりました。

残念ながら、印象的だった原作のサウンドトラックの数々が、本作独自の曲に差し替えられてしまっているのですが、その点に目をつぶれば、本作は良質なリメイクであり。原作の魅力を現代に伝える役割は十分に果たしていると思いました。

Panzer Dragoon: Remake

単品は90%オフの257円、『The House of the Dead: Remake』とのバンドルで88%オフの634円。上に書いた通り、僕はバンドルを購入しました。

とりあえずプレイしてみたのですが、僕は本作をあまり良いとは思えませんでした。グラフィックもサウンドもゲーム展開も、なんだか全体的にのっぺりとしていてメリハリがなく、プレイするうちにだんだん意識がボンヤリしてきてしまったのです。

ただ、これは本作の責任ではないと思います。
おそらく、『The House of the Dead』とは違って、僕の中に本作を懐かしむ気持ちが全くなかったからなのでしょう(セガサターン版の『パンツァードラグーン』は、友人に借りてすこしプレイしたことがある程度でしたから)。

客観的な視点だと、『The House of the Dead: Remake』と『Panzer Dragoon: Remake』の出来は同程度なのだと思います。Steamの評価だと、前者が「賛否両論」で後者が「やや好評」なので、むしろ本作の方が評価が高いくらいです

そこから言えることは、これらリメイク作品に対する評価はその人の「原作に対する思い入れ」に左右されるということです。どんなにグラフィックを美して、現代のゲームとして遊びやすくしても、「ノスタルジー」以上の価値を提供することは難しい、ということなのかもしれません。

おわりに

本記事では、僕がSteamのサマーセール(2024)で購入した5本のゲームをそれぞれ紹介しました。

本記事を執筆している7/5現在、Steamセールの期間はまだ6日程度残されているわけですが、正直まだまだ買い足りません!

以前知り合いに勧められた2064: Read Only Memoriesもプレイしてみたいですし、せっかくPC VR環境が整うので、Project Wingmanも買いたいです。以前PC GamePassに入っていた頃に少し遊んだきりになっている『VA-11 Hall-A: Cyberpunk Bartender Action』もクリアまで遊んでみたいです

しかし、プレイ時間も予算も有限であるという現実に打ちのめされます…。そんなジレンマを抱えながら、あともう少し、セールページを眺めて楽しもうと思います。

2024.7.5 Itaru Otomaru

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