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ビルドアップ:目的とリスク

ビルドアップは、チームが相手エリアに前進するための方法として、現代サッカーにおいてはとても重要です。」というと語弊が生まれますが、ボールを大事に保持しながら効果的に前進し、攻撃の起点を作るための「プロセス」としてとても重要であり、ビルドアップの成功はを試合を優位に進める可能性を上げます。

しかし、ビルドアップにはリスクも伴い、そのバランスを見極めることが重要です。一番危険なのは指導者がビルドアップにこだわりすぎてしまうことです。

以下では、ビルドアップの目的とリスクについて詳しく解説します。

ビルドアップの目的

ビルドアップの目的は、主に以下の3つに集約されます。

安全確実にボールと人を前に進める

チームがボールを保持しながら、確実に前進することがビルドアップの基本です。ディフェンスラインから中盤、そして最前線へとボールをつなげることで、相手の守備エリアまで前進・崩し、攻撃のチャンスをうかがいます。

アタックエリアにボールを有利に進める

ビルドアップは、単にボールを回す・キープするだけでなく、攻撃を展開する上で有利なエリア(アタックエリア・ポケット)に・確実にボールを運ぶことを目指します。ここで重要なのは、冒頭でも述べましたがあくまでビルドアップはプロセスだということです。

極端な話ですが、前線にフィジカルスキルも高くどんなボールも納められるような選手がいればロングボールをどんどん供給する戦術もありです。

時折よくあるのは、ボールポゼッション率は高いけど得点が取れない、前進できないといったような「ボール回し」が目的になってしまう場合があるので要注意です。


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