見出し画像

イタリアのイースターまでは確実に商機だ

Vol.076

イースターはキリスト教において、とても重要な祭事となっている。
基本的には亡くなったはずと思っていたイエス様が復活したということで、復活祭となる。
イタリアでイースターはパスクワと言われる。
カトリック信者が多いイタリアでは、このパスクワは休暇になる。

イースターの翌日も休暇

クリスマスは家族と、パスクワは好きな人たちとと言われるイタリアなので、特に伝統的に何かしないといけないというものはない。
ただ、パスクワはのんびりピクニックしたり、仔羊やら卵やらウサギヤラを食べる。
そして翌日の休暇のパスクエッタも何にもしないですごす。

なので、イースター時期にイタリアに来たとしても、意外と何もないというもの。
イタリア人はこんな感じのどかな休暇を過ごしている。

パスクワ時期は、たいていキリスト教が強い国々や基本的に欧米諸国は休暇になるので、結構な旅行大移動があるが、イタリア人はのんびり過ごす。

パスクワはその日までが商機

とにかく贈り物の文化が強いイタリアでは、パスクワと云えばイースターエッグだ。
スーパーマーケットでは、ロマンチックやら敬虔なキリスト教の伝統行事とは全く関係なしにバンバンイースターエッグが販売される。
特に、中におもちゃが入っているものは、子供に手厚いイタリアだけあって、かなり販売される。
私も娘たちが小さい時は、本当によく買わされたものだ。

イースターの春のパステルカラーの素敵な可愛らしいイメージなど感じられないスーパーの売り場は、売る気まんまんである。
左がイースターエッグ、右がコロンバ。

そしてクリスマスシーズンに食べるパネットーネではなく、同じ生地の鳩型に焼いたコロンバも欠かせない。

家で過ごすよりも、友達と過ごすことの多いパスクワは、こういった贈り物をすることが多いので、かなりな商機なのであった。

我が家もコロンバ3つ、イースターエッグ3つと集まりつつある。
しかしパスクワ当日には、大好きなお店で購入したパスティエーラを食することとする。

しばらくコロンバ消費週間が始まりそうだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?