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日本全国津々浦々の無印良品の500計画

Vol.020
武蔵小山の駅に降り、地上階のアトレを渡ってピザ屋さんへ向かおうと思ったら、無印良品がいつもと違う装いになっていた。
でもどこから見ても無印だったのだが、明らかに何かが違った。
なのでピザを食べる前に店員さんに聞いてみた。

武蔵小山は無印良品500へリニューアル

レジの後ろに大きな無印良品と書かれている看板があるのはいつもの店舗なのだが、その無印良品の下に500という数字が記載されていた。
なので気になってというか、いつもの知りたがりの癖で店員さんに聞いてみた。

この無印良品500は、500円以下で購入できる便利の良い日用品を数揃えてディスプレイして販売するコンセプトを持っているという。
実際に調べてみると、無印良品の親会社である良品計画にそのリリースがあった。

100円アイテムから価格帯で棚が作られているので、この無印良品500の店舗は、実にお求めやすく見やすい。


無印良品500のディスプレイ。正面は100円縛りの商品軍。

日本全国津々浦々というリリース表現

ニュースリリースをみると、最後の方に記載されているこの表現。

良品計画は、引き続き全国津々浦々の店舗、拠点にて生活者の皆さまに「役に立つ」商品とサービスの提供を行ってまいります。

良品計画ニュースリリースより

この表現がすごい。日本全国の皆さんに無印良品がそばにいますというCI(コーポレートアイデンティティ)の表現ではなかろうか。
以前、無印良品はファミリーマートと協業して展開をしていたが、そのパートナーをローソンに変えてから、確実に津々浦々浸透していると思う。

だって、箱根のローソンにまでも無印良品のベストアイテムは手に入るのだ。
箱根の山奥まできて、無印良品の何が必要か私にはわからないが、それでもそばにいてくれる無印良品に感謝だ。
なので、そういう無印良品の存在感を肌で感じるので、「日本全国津々浦々」という戦略は遂行されているのだ。

世界各国津々浦々にもなれるユニバーサルデザインが人気の無印良品

無印良品は、文房具や日用品から高品質の衣料品やトラベルグッズなども幅広く品揃えが豊富だ。それは日本だけにとどまらず、海外でも定評がある。
私が住むトリノにも無印良品の店舗があるが、センスが良くてちょっといいものを買おうとする場合は無印良品の商品が喜ばれる。

だが日本で無印良品となると、リーズナブルにセンスの良い商品を買えるという認識の方が強いだろう。

トリノの無印良品の店舗。
開店10時のはずが、シャッターが開いたのは10:15というのだけはイタリア的。

私は無印のフラットに開くノートを気に入って使っている。そのノートのスペアを買ってイタリアに帰らず、イタリアで使い切ってしまった時に開いててよかった無印良品のトリノ店に実に感謝した。

その時にほぼ初めてトリノの店舗に入ったのだが、日本と本当に同じ品揃えでびっくりした。こんなにあるのであれば、無理に日本から買って帰らなくてもいいのではないか? とすら思ったのだが、円安が邪魔するので、やっぱり日本で買って買えることを決めた。

でも無印良品の食品も同じレンジで販売されているので、日本食が恋しくなったらば無印良品へGOで済むなと非常事態を想定して利用できると思ったのだ。

もはや日本にとどまらず、世界各国津々浦々で、無印良品はアイテム数をも誇るユニバーサルデザインを持っていると言えるだろう。

無印良品トリノ店の一角。
まるで日本の無印良品の店舗にいるような錯覚すら覚える品揃え。
その全てがある!

イタリアに無印良品500ができることはないと思うが、まだまだ知らない無印良品の商品をカテゴリーを変えた棚割りで知れたら良いと思う。

ニュースリリースによると、2023年の2月までに都心部に30店舗できるらしいが、まだ無印良品500は三鷹と武蔵小山の2店しかない。
ピザを食べに武蔵小山へ行く時は覗いてみよう。

トリノで無印良品のブランドアンバサダーの募集ないかな? と思うほど、無印愛が強い私であった。

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