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2022年8月になりました。Preplyその後

7月もPreply中心の生活が続いています。

合気道の稽古は、3回参加しました。今月も木剣と杖の稽古中心です。木剣は今まで背中につくまで振りかぶっていたのですが、間違いだと指摘されました。おでこの上くらいまで振りかぶって振り込む。それにより、剣のスピードが増し、剣を振る音が聞こえるようになりました。

ベルカントの練習は4回参加しました。ドニゼッティ歌曲集の「Amore e morte」と「The Lord‘s Prayer」を何度も練習しています。「Amore e morte」では、これだけ一つの歌を繰り返し細かく指導受けたのは初めてです。「o」の音を日本語の「オ」ではなくもっと喉を大きく開けてよく響かせるとか、高い「レ」の音程で「si」の音を日本語の「シ」ではなく、「ア」と同じくらい喉を開けて、口をとがらせるようにして鼻腔を響かせるとか、顔やら喉やらの今まで使っていなかった筋肉を使うようになります。

さてPreplyですが、お金を払ってくれている学習者が19名、定期的にレッスンを予約してくれる学習者が14名となっています。

トライアルレッスンは4件でした。7月1日にトライアルレッスンのあったアメリカの大学生はすぐに週2回の予約を入れてくれて、計4回、月半ばまで機嫌よくレッスンを受けていたのですが、4回目のレッスン終わりに、「学校が始まりますので」のようなことを言われて、「それならリスケジュールしてくださいね」と返したのですが、そこからレッスン終了の連絡がPreplyから入りました。レッスンは順調だったようにおもうのですが、よくわかりません。

8日のトライアルレッスンも感触がよく、「げんきⅠ」を買うと言ってくれました。その時点で、14日にもトライアルレッスンが入っていて、チャットのやりとりでは、「この人もレッスンを予約してくれそうだ」と勝手に思っていました。

週二のレッスンが増えそうな予感もあり、12ドルでの反応も上がってきて、これ以上は予約を受けきれないと感じたため、8日に時間単価12ドルを16ドルに値上げしました。
16ドルまで上げたのは、「一旦新規予約を止めたい」と真剣に考えたからです。

ところが14日のトライアルレッスンは、結局現れませんでした。それから連絡もありません。

8日にトライアルレッスンを受けたイギリス人学習者は、「げんきⅠ」を購入してくれて、週2回の予約をしてくれました。3回レッスンを受けたあと、先方から事前連絡があって、2回予約キャンセルになりましたが、30日。ついに連絡なしでレッスンに現れない事態となりました。この学習者ともほぼ順調にレッスンしていたと思うのですが、思い当たるのは、わからなくなると軽いパニックを起こし、緊張している様子が伝わってくることでした。緊張している時には時間をとったり、前に戻ったり、同じ繰り返しをゆっくり行ったりと、工夫はしたつもりでしたが、あるいは学習者には「ついていけない」と判断されたのかもしれません。この学習者については、まだ4日と7日の予約は残っているので、その様子をみたいと思います。

一方、22日には、16ドルの時間給でのトライアルレッスンがありました。アメリカの中学生でしたが、レッスンの冒頭はお父様が出てこられて、「私のPreplyのプロフィールを見て、これはお願いしたいと思った」と言っていただきました。まったくのゼロ初級ですが、ご本人は日本語を勉強する意欲がおありで、ひらがなとあいさつを少し教えたところ、素直な発音でわかりやすく、「『げんきⅠ』を買ったら予約する」ということでしたので、楽しみに待っています。

12ドルに値上げした時と同じ、変更してから2週間後の反応でした。

7月のレッスン時間はちょうど100時間でした。収入は728ドルと2月から始めての最高金額となりました。

これは、6月に累計400レッスンに到達して、手数料が最低料率の18%になり、7月は1か月分まるまるこの料率となったことと、レッスン時間が10時間ほど増えたことが要因です。

現在、定期的にレッスン予約をしてくれている14名のうち、7名が「げんき」テキストを使ってくれています。

ここまでの経験によると、ゼロ初級者を含め、英語を話す初級者に教えるには「げんき」テキストが一番学習者にわかりやすく、教師としても教えやすいと思っています。ノラ先生のnoteにあったとおりです。

ただ、英語話者に分かりやすく説明するため、それぞれの文法についてポイントをかなり絞りこんだ説明になっているところがあると思います。

例えば、受身は「迷惑を受けた時に受身文を使うことで不満の意を示すことができる」ものであるとし、例文として
私は (victim/被害者)
友だちに(villain/犯人)
車を使われました(evil act/邪悪な行為?)
をあげ、受身=迷惑を強調した内容になっています。

動詞活用含め約2ページにわたり「迷惑受身」の例文を並べた上で、次の3分の1ページで「受け身には迷惑受身ではないものもある」としていわゆる「デートに誘われました」や「友だちに紹介されました」などの例文を紹介しています。

また、物が主語の「非情の受身」については、欄外に例文を添えて説明しています。

「みんなの日本語」ですと、37課の練習Aで10ある受身の例文の内、「迷惑受身」は2つだけなので、日本語の受身における「迷惑受身」の比重がだいぶ異なります。

「げんき」と「みん日」。初級の段階でどちらの教え方が良いのか、現状ではよくわかりません。

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