見出し画像

死×アートのススメ

みなさんこんにちはITAKOTOチームです☀️

今回のnoteでは「死×アートのススメ」を紹介いたします!
各種SNSでご回答いただいた皆様、ご協力ありがとうございました。
芸術の秋、アートを通して死生観に触れてみませんか?

クリスチャン・ボルタンスキー「心臓音のアーカイブ」


アートで「死」が題材にされることは割と多いのですが、中の人はこの夏瀬戸内芸術祭に行って衝撃的な作品に出会いました。
それは直島にあるクリスチャン・ボルタンスキー氏による「心臓音のアーカイブ」です。

以前から気になっていた作品をやっと実際に見ることができました。
ここでは、自分の心臓音をアーカイブすることもできます。体験型なので、こういう生きた証もいいかなと思いました。
世界中の人の心臓音を聴くことができて、心臓音は十人十色で興味深いです。グッズも可愛いですし、スタッフさんが白衣で素敵です。

作品の撮影不可なので気になる方は実際に足を運んでみてくださいね。

ジョン・エヴァレット・ミレー「オフィーリア」

こちらはフォロワー様からのおすすめです。ありがとうございます!
この作品に描かれている女性は、ウィリアム・シェイクスピアの悲劇『ハムレット』の主人公の恋人、オフィーリアです。
ある日、ハムレットは王妃(ハムレットの母)と会話しているところを、隠れて盗み聞きしていた宰相ポローニアス(オフィーリアの父)を、王と誤って刺殺してしまいます。復讐に燃える恋人に、冷たい態度を取られ続けられたうえ、自身の父親を殺されてしまったオフィーリアは、自ら川に身を投じ、溺死に及びます。ミレーの「オフィーリア」は、悲劇的な運命を遂げた彼女の最期を描いた作品なのです。描かれている花は12種類で、それぞれの花言葉にも注目です。

オフィーリア

ダミアン・ハースト

「The Physical Impossibility of Death in the Mind of Someone Living」

「The Physical Impossibility of Death in the Mind of Someone Living」

先日、六本木の国立新美術館にて桜の展覧会で話題になったダミアン・ハースト。一度は名前を耳にしたことがあるのでは?ダミアン・ハーストは「死」を主要なテーマにしていて、こちらの作品はタイガーシャークをホルムアルデヒドに漬けたもの。ダミアンは生物とそれを取り囲むホルムアルデヒドは、死と腐敗の過程であると語っています。

「A Thousand Years」

「A Thousand Years」

牛の頭とハエをガラスケースに閉じ込めたダミアン・ハースト作品の中で最も挑発的で刺激的なシリーズの一つ。生物のライフサイクルを表現した作品。
一貫して彼の作品は「死」をテーマにしています。“生まれて、生きて、死んでいく” という人間の根本と対峙し続けているのです
ダミアン・ハーストについての詳しい解説がこちらからご覧になれます。

横尾忠則

豊島横尾館 「死の祝祭」感じる空間

派手な服を身にまとう巨匠、横尾忠則をご存知だろうか。
私は、横尾忠則の作品が大好きなのだが彼の生き様も同様に興味深い。
それこそこの夏、豊島(てしま)の豊島横尾館でこの作品をみてきた。彼は2015年、「意識するしないにかかわらず、僕の絵の中には何らかの死のイメージがあると思う。子供の頃から死について考えなかったことはない。生きている延長に死があって、生の側から死を見ている人がほとんどだと思うが、僕はむしろ死の側に立って現実の生を見ている」と語っている。
ポップでありながら刺激的で恐ろしい迫力を感じる。(これは個人の感想だが)

以前、「死後の世界」をテーマにした作品も出している。

ちなみに、瀬戸内国際芸術祭2022は秋会期も開催予定。
実際に足を運んでみてはいかがでしょうか!

最後までお読みいただきありがとうございます!
次回のnoteもお楽しみに‼︎

ITAKOTOのSNSはこちら

この世から、心のこりをなくしたい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?