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詩のスケッチ

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#自分

Meaningless

私は私という意味だけ まるで過不足無し 嫌いな名前 何度も書いた 重なる帳尻合わせとその返済 鏡の向こうの近親憎悪 こんな名前、誰の為? お前が奪った私、返せ そもそもは何も無い meaningless

鏡の中のU

お前は真夏の燦然とした太陽であれ と、言われ 四六時中 鏡を覗き込んだ 名付けられてもらっておいて 云うのもなんだが 俺は俺だと 誰が言い切れる? その日暮らしの俺では 余りに名前がありすぎる 自分で自分を傷だらけにした 己の罪か 「あぁ、なんてお前らしいのだろう」 俺は鏡を殴る 「嫌だね、俺の何が解る」 太陽は月を抱きたい しかし太陽は真夜中を知らない 貴女は全てを明るく照らす太陽であれ と、言われ 四六時中 鏡を覗き込んだ 名付けられてもらっておいて