社内の知見を増やす資料ってあんまり見て覚えてもらえないよね。

最近社内向けの資料として今期中に作りたいものをリストアップしたんですが、実際これって知識としては基礎の基礎だよねとか、Webに興味あれば知ってるよねってものもそこそこある。
そんな感じの資料も用意していかないとなかなかついて来れない人や、新卒の子達に教えていく分としても必要ではあるとはおもう。

ただ、流行り物系や、黎明期くらいの技術的な賞味期限がある内容だと資料としてちゃんとした物を残すよりは社内ブログなどで書いていく方が速くて安くて美味しいんだろうなと思い始めてきた。


共有ツール

社内ブログをお持ちの方、会社さんもそこそこいるだろうし、ブログではなくSNSとかチャットのチャンネルの一部がそのように使われているとか、Wikiツールなどを利用してるケースもあると思います。

それ、書きやすいですか?
いやちがうな。


それ、伝わりますか?

という煽りを入れてみたけど、この手の情報は伝わらないことが多い。
調べたわけではないけど、人間は他人に決められた優先度の情報や物事を覚えるのが苦手な生物だと思う。

自分の中でいかに有益で日々の業務と同レベルの優先度に持ってこれるかで書く人も見る人も変わってくる。と思うんです。
そういう人は勉強してないのか?と言われるとそこは実は関係性が薄くて、社内ブログなどに興味がない人でも自分が必要と思った物事に関しては日々学習してるんですよね。

なぜ知る必要があるかを共有する

つまり、強制的に「これ見てね」をするのではなく、
「こういうこと大事だよね」といかに思わせられるかが大事だということです。
思わせることができたら勝ちです。
あとは用意したブログ記事を教えてあげましょう。
その時も「ちょうどそれ調べててブログに書いたんだよ」みたいな感じに、大事だと思っているタイミングが一緒だから個人への強制ではなく、複数人の共通認識として植え付けられる可能性が高くなる。
ということもあるかもしれません。

業務の助けになる。
業界ではもう標準だ。

これらは必要性にあまり寄与しないことは今までの経験からわかっているので、上記のような寄り添い形式や、次の案件でこれ使うから!くらいの強制を持って知る必要性、優先度を上げるしか簡単にできる方法はないんじゃないかと思います。


さて、人間の思考パターン的な話ではなく、ルールとしてどうにかしたいという場合に有効な手段はないのかを少し考えてみます。


ルールとしてどうにかしたいという場合に有効な手段?

一つは、業務に取り入れる方法ですかね。
毎日全員が投稿することを業務としたり、感想やコメントをつけることを業務として行うようにする。

生産性的にあまりいい手には思えないですが、必要なことをインプットしてもらうなら手っ取り早いですかね。


もう一つは、評価への反映やテストを行うとかですかね。
中には給料上がんなくてもいいや、めんどくせ。って人もいるので完璧ではないですね。
まあ働き蟻理論でいくと100%向上心を持って取り組むのはハードル高いですけど。


最後に、自分たちで調べさせる方法もあります。
調査は業務として重要な場合が多いと思いますので、教えるのではなく調べさせて知識化させるという方法もあると思います。
ただ、この方法は「知って欲しい知識」が盛り込まれる可能性を高めるためにはテーマや項目の指定とそれらが結びつくとどうなるかを調べる。というようなある程度のゴールが必要と思います。
そうじゃないと脱線したり思わぬ方向に結論が出てしまったりするからです。



資料作成から話を広げてきましたが、こんなことを考え出すと資料が進まなくなるのでとりあえず資料作ってから考える方がいいと思いますので資料作りがんばりましょう。




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