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乃木坂46の楽曲を一日一曲語る。82日目『今、話したい誰かがいる』(β)

_______【この記事の構成】_______
▼今日のこばなし

本題の伏線になる時とならない時がある雑談

▼『○○』の基本データ
作編曲、歌唱メンバー、MV等の情報

▼『○○』を語る
愛と飛躍に溢れた考察

▼おわりに
総括とキメ台詞


▼今日のこばなし

「ブランコ」

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小さい頃から ブランコが好きだ。

少しでも空に近づきたいのか、
風を感じたいからなのか、
あるいはブランコが好きな自分に酔っているだけなのかもしれないが、
ざっと計算して人生のおよそ2ヶ月をブランコに費やしている。

0.5時間/1回 × 12回/1ヶ月 × 12ヶ月/1年 × 19年(年齢) ÷ 24時間 = 57日

恥ずかしくて行けなかったお年頃を過ぎて、19歳の今では堂々とブランコに乗っている。(もちろんちびっ子優先だお)
もうここまできたら死ぬまでブランコに乗り続けてやるし、目指すは地井武男である。


▼『今、話したい誰かがいる』ってどんな曲?

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▼収録 / 発売日
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13thシングル『今、話したい誰かがいる』すべてのタイプ / 2015年10月28日

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▼作詞 / 作曲 / 編曲
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秋元康 / Akira Sunset、APAZZI

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▼歌唱メンバー
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3列目:桜井玲香、若月佑美、生駒里奈、松村沙友理、伊藤万理華、井上小百合
2列目:齋藤飛鳥、高山一実、橋本奈々未、生田絵梨花、秋元真夏、星野みなみ
1列目:衛藤美彩、西野七瀬、白石麻衣、深川麻衣

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▼センター
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白石麻衣、西野七瀬

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▼ここさけ
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映画『心が叫びたがってるんだ。』(2015年9月19日 公開)の主題歌として制作された。

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▼MV(ミュージックビデオ)
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↓フルで見れる裏ワザ、Sony Music Taiwan↓

監督:萩原健太郎


▼『今、話したい誰かがいる』を語る

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【プロット】

・『君の名は希望』『失いたくないから』『今、話したい誰かがいる』を貫く乃木坂46のメインテーマ
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公式が言っているわけでもないので、あくまでも“筆者が考える”だが、乃木坂46楽曲のメインテーマというものがいくつかあると思う。(いまのところ2つ見っけた)

1つは、『何度目の青空か?』や『命は美しい』といった壮大で哲学的な歌詞世界。

そしてもう1つは、世界を恐れて自分のことさえわからないでいた奥手な男子が、一人の少女と出会って自我に目覚め、心に切なさと希望が芽生えていくストーリーである。

「口臭いって言われたらどうしよう」とか「昨日やってたテレビ面白かったな。彼女も見てたならその話したいな」とか、今まで考えなくてよかったことが頭の中にあふれて忙しい。
しかしそうやっていろんなことが気になり始めると、世界がどんどん色づいて自分のものになっていく感覚を覚える。
彼女と出会わなければ感じずにすんだ胸の痛みもきっとある。だけど今、僕の前に広がっている世界は、彼女が気づかせてくれた世界だ。

彼女が僕の「希望」であることは間違いない。
しかし、これは恋なのだろうか、いや、恋にしてしまって良いのだろうか。
僕が彼女を好きというだけで、片想いのままでいいじゃないか。僕は自分に言い聞かせる。告白なんかして、彼女を失ったらどうするんだ。

(#『失いたくないから』のジレンマ)

『今、話したい誰かがいる』や『君の名は希望』は確かにラブソングだが、「君」との出会いによって「僕」が自我に目覚め、溢れ出す感情をどう定義し、表現していくかがメインテーマになっている。
この一方的な感じが少し気持ち悪いと思う人もいるのかもしれないが、筆者はえげつないほど感情移入してしまう。


・ここすき
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「僕」の心の変化をブランコとシーソーで表現している歌詞が、筆者自身と重なるものがあって、めちゃくちゃ染みる。

(1番・Aメロ)

小さい頃から ブランコが好きで
シーソーに乗っている時は ただ相手に合わせた

- 出典:『今、話したい誰かがいる』/ 作詞:秋元康 作曲:Akira Sunset、APAZZI

↓ ↓

(3番・Cメロ)

君とだったら シーソー乗ってみよう

- 出典:『今、話したい誰かがいる』/ 作詞:秋元康 作曲:Akira Sunset、APAZZI

これが「僕」のほんとうの気持ちなんだよなあ。


▼おわりに

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完成版をお待ち下さい。

では、また明日 stay tuned!



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