乃木坂46の楽曲を一日一曲語る。60日目『Tender days』(β)
_______【この記事の構成】_______
▼今日のこばなし
本題の伏線になる時とならない時がある雑談
▼『○○』の基本データ
作編曲、歌唱メンバー、MV等の情報
▼『○○』を語る
愛と飛躍に溢れた考察
▼おわりに
総括とキメ台詞
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▼今日のこばなし
「ノスタルジアの語源」
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「ノスタルジア」は、しばしば「なつかしさ」と同義で使われる言葉だ。
ところで、この「ノスタルジア」という言葉を初めて用いたのは17世紀スイスの精神科医である。
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当時、スイスの傭兵が故郷を離れて遠征に出ることがあった。
しかし、なかには長期の遠征のため、ずっと泣き続けるという心理的症状や心拍が速くなるといった身体的症状を訴える者が出てきた。
このような症状を表す病名として、ギリシャ語のnostos(=return)とalogos(=pain)を組み合わせてノスタルジアという造語が作られたのである。
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つまり、当初「ノスタルジア」は病名としてホームシックと似た意味で用いられたのだ。
それがどうして現在の意味になったのかについては日本心理学会監修の『なつかしさの心理学―思い出と感情』(誠信書房、2014年)を読んで確かめていただきたい。
▼『Tender days』の基本データ
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▼収録 / 発売日
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10thシングル『何度目の青空か?』通常盤 / 2014年10月8日
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▼作詞 / 作曲 / 編曲
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秋元康 / SoichiroK、Nozomu.S / Soulife
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▼歌唱メンバー
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秋元真夏、生田絵梨花、生駒里奈、桜井玲香、白石麻衣、西野七瀬、橋本奈々未、深川麻衣、松村沙友理
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▼センター
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この曲のセンターは決められていない。
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▼MV(ミュージックビデオ)
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この曲のMVは制作されていない。
▼『Tender days』を語る
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【プロット】
・喫茶店の全盛期→1950~60年代
・学生運動→1960年の安保闘争?
・ジョーン・バエズの『ドナドナ』→1960年
この曲の時系列はこんな感じ
〈1960年代〉→〈「僕」の学生時代〉→〈「僕」の現在〉
【まるで自分が経験したかのような「なつかしさ」がある】
→「なつかしさ」ってなんだろう?
・「個人的ノスタルジア」と「歴史的ノスタルジア」
・なつかしさを引き起こす刺激→
「過去の頻繁な接触事象」+「接触のない空白期間の存在」
・ノスタルジアを喚起しやすい時代がある
→日本...昭和30年代(1955~1965年)
(理由)社会学の分野では、「古き良き日本の伝統」を保持していた時代であることや、日本が元気になっていった時代であることが挙げられている。
「なぜ自分が経験していないものになつかしさを感じるのか?」を軸に、
日本心理学会監修、楠見孝編『なつかしさの心理学―思い出と感情』(誠信書房、2014年)からの引用を織り交ぜながら語りたい。
【英語】
Tender→やさしい、やわらかい
Time goes by→時が経つ
▼おわりに
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完成版をお待ち下さい。
では、また明日 stay tuned!
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