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乃木坂46の楽曲を一日一曲語る。62日目『革命の馬』(β)

_______【この記事の構成】_______
▼今日のこばなし

本題の伏線になる時とならない時がある雑談

▼『○○』の基本データ
作編曲、歌唱メンバー、MV等の情報

▼『○○』を語る
愛と飛躍に溢れた考察

▼おわりに
総括とキメ台詞



▼今日のこばなし

「ニシノクラウン」

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『革命の馬』についてあれやこれや考えていたら、2019年の3月に表参道ヒルズで見た、キンコン西野がデザインしたクラウンを思い出した。

西野亮廣デザインのTOYOTAクラウンが出来る過程は西野さんのブログである程度知っていたが、ニシノクラウンを実際に見て「この人はやっぱり現代の革命家だな」と改めて思った。

画像1

(2019.3/13に筆者が撮影)

ニシノクラウンのデザインの意味↓



▼『革命の馬』の基本データ

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▼収録 / 発売日
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1stアルバム『透明な色』すべてのタイプ / 2015年1月7日

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▼作詞 / 作曲 / 編曲
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秋元康 / 伊勢佳史

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▼歌唱メンバー
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秋元真夏、白石麻衣、高山一実、橋本奈々未、深川麻衣、松村沙友理

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▼センター
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この曲のセンターは決められていない。

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▼MV(ミュージックビデオ)
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この曲のMVは制作されていない。


▼『革命の馬』を語る

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【プロット】

(対比を軸に攻める作戦)

『革命の馬』の対立構造は「大人vs若者」である。
→『サイレントマジョリティー』に似てる。

〈『革命の馬』と『サイレントマジョリティー』の対比〉

[共通点]「大人vs若者」の対立構造を作り、若者サイドに語りかける歌詞が展開される。

[相違点]誰がどこから語りかけているかが異なる。
『サイレントマジョリティー』・・・「若者(代弁者)→若者」

私たちは自由だ!
大人になんか負けない!
嫌なことは「嫌だ」と言おう!

この強いメッセージが多くの共感を呼び、そのアイコンとして平手友梨奈という天才が現れたことで、欅坂46は「若者の代弁者」となった。

君は君らしく生きて行く自由があるんだ
大人たちに支配されるな

- 出典:『サイレントマジョリティー』/ 作詞:秋元康 作曲:バグベア


『革命の馬』・・・「大人(協力者)→若者」

『革命の馬』の歌詞は、「大人vs若者」の対立構造を客観的に見ながら、若者に協力的であるナゾの第三者の視点である。
コレは見かけは大人だが、「大人vs若者」の対立構造の外にいる存在である。「革命家の系譜」(筆者が名付けた)と呼ぶのがふさわしい。

大人を恨んでも意味がない
明日のために立ち上がれ!

- 出典:『革命の馬』/ 作詞:秋元康 作曲:伊勢佳史


〈「反抗」と「革命」のニュアンスの違い〉

革命(かくめい、(英: revolution、レボリューション)は、権力体制や組織構造の抜本的な社会変革あるいは技術革新などが、比較的に短期間に行われること。対義語は守旧、反動、反革命など。

・「革命」という言葉を使う=世界をひっくり返すだけの熱量と可能性があると信じている

・歴史は繰り返す↓

「レボリューション」の語源は「回転する」の意味を持つラテン語の「revolutio」である。古くは天体の回転運動を示す言葉として使用され、そこから周期が元に戻ることを示すのにも使われるようになり、後には政治的変革を表わすようになった。

革命家の声で「大人vs若者」の対立構造から抜け出した若者がやがて革命家になり、今度は自分が次代の若者の熱量と可能性を信じて語りかける役に回る。(=革命家の系譜)
全員が全員、時代を変える革命家になれるわけではないけど、人間は自分の経験を次の世代に伝えようとする生き物である。

大人のなかにも色んな人がいるのに、これを「大人」とひとくくりにして敵対するのは得策ではない。

いちばん良いのは「あきらめる」or「抵抗する」の二択から早々に抜け出して、自分の可能性を信じてくれる革命家または革命好きな大人に出会うことかもしれない。


▼おわりに

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我ながら結構面白い切り口を考えたなぁと思っちゃった。
これをキチンとした文章にしますんで、完成版をお待ち下さい。

では、また明日 stay tuned!



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