【零れ話】透ける素材は最先端
【透ける素材は最先端】
大正時代は透ける生地のお洒落が流行したようです。
谷崎潤一郎『痴人の愛』には、ジョーゼットやオーガンジーを単衣に仕立てる記述があります。
また、林芙美子『放浪記』にも
"水の流れのような薄いショール を、街を歩く娘さん達がしている。一つあんなのを欲しいものだ"と記してあります。
いつの時代も女の子は流行に敏感!
いかにもすずしげで優美な着こなしが眼に浮かぶようですね。
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