【零れ話】戦前のクリスマス事情
【戦前のクリスマス事情】
クリスマスが日本に定着したのは明治中頃といわれています。
初めは日本へやってきた宣教師や、欧米からの留学生を中心に催されていましたが、日本へ定着するにつれて商業的な色合いを帯びはじめ、大正期には現代とほぼ変わらぬ祝い方となっています。
銀座などは街頭にイルミネーションを飾り立て、百貨店のレストランはクリスマスディナーを提供、ダンスホールではクリスマスパーティーが催されるなどいまと遜色のない俗物っぷりがすでにありました(笑)
夏目漱石や森鴎外の手記にも当時のクリスマスを見ることができます。
とくに森鴎外の息子さんの手記、クリスマスのときめきが詰まっております。
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