【零れ話】浅草十二階って、なんなの？

【浅草十二階って、なんなの？】
正式名称は凌雲閣（別名・浅草十二階）。
去年浅草にて凌雲閣の土台構造が発見されたニュースが流れましたね。今回は、ベルと紫太郎の劇中の背景にもたまに登場する、凌雲閣（十二階）という建物についてのお話です。
（※諸説多数のため完全に正確なものではありません。複数の学芸員さんに直接伺った話を元に私が再構成しています。）

また、浅草十二階については

『江戸東京博物館調査報告書第２2集 喜多川周之コレクション』と
『江戸東京博物館調査報告書第２６集 喜多川周之コレクション2』という書籍がおそらく一番の情報量かと思われます。
喜多川周之とは、震災後の爆破解体後にどこにあったのかすら忘れられしまった浅草十二階について独自に調査を続けていた人物で、この人がいなければ現在の浅草十二階の全貌はほとんど闇に包まれたままだったとさえ言われています。

この書籍は現在既に廃版となっており、新規で購入は出来ませんが、資料系に強い図書館ですとか、江戸東京博物館のライブラリで閲覧が可能ですので、一見の価値は大いにあります！

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ベルと紫太郎

ベルと紫太郎 第一巻 (単行本コミックス)