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【零れ話】100年前の英語教材

【100年前の英語教材】
大正5年に刊行された英会話の教本を手に入れたので早速開いたら、
“ハイカラ英語交じり文”と称してルー大柴ばりの文章を読まされて戸惑っている。
トゥギャザーしようぜ!

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ハイカラ英語交じり文は三冊とも出てきます。好評だったんでしょうね。

それ以外の解説部分は、実践英語と言うよりは論理的に英語という言語をを解説するページが多かったです。結構面白い。

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発音の仕方の解説。すご具体的でいいなぁ

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数に数え方について。この時代はまず英会話を実践してみる以前に『英語とは日本語とどう異なる言葉なのか』というところからスタートしている印象ですね。どのページを見ても本格的な英文を読む項目はありませんが、大正時代の人にとってまず飛び越えなければいけないハードルが『文化の違い』を受け入れるところだった、というのが伺えます。

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そして大正時代にありがちな脅迫的な広告好き。


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