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白熱のホーム開幕戦。力強い“クリーンシート”と、明日を目指す前進【FC刈谷 5/27】

おはようございます、板近 代です。


先日、友人との通話中にこんな言葉をもらいました。

「しろちゃん、サッカーによく行くようになってから一皮むけたよね」
(※しろちゃん=板近)

自身で書いた小説を見せ合う仲にある友人が、私の物書きとしての成長を喜びながらそう言ってくれたのです。


2023年5月27日 FC刈谷ホーム開幕戦。

この日私が見たサッカーも私自身を成長させてくれる、そして、明日への希望を抱かせてくれる素晴らしいサッカーでした。

「今を全力で戦った者だけが、明日の勝利を手にすることができる」

そう思わせてくれるサッカーでした。

来場者1607人。

歓声鳴り響く中で行なわれたホーム開幕戦。

FC刈谷の熱さとともに、多くの熱が煌めいていた。

本日は、そんな熱源だらけの一日について書かせていただきたいと思います。


※一部写真は、客席等にぼかしをいれております。

※ページ末の『撮影情報』の後にも“熱い選手の写真”を掲載しておりますので、読み終えたら一番下までスクロールしていただけると嬉しいです!

◆2023/5/31:一部修正のお知らせとお詫び
7月23日に開催予定だったwyvernとの試合が7月22日に変更になっておりましたので、該当部分を修正いたしました。確認不足申し訳ございません。

いざ、ホーム開幕戦へ!

5月27日は、FC刈谷のホーム開幕戦。

現在、FC刈谷が戦っている“第58回東海社会人サッカーリーグ1部”が、FC刈谷のホームスタジアムである“ウェーブスタジアム刈谷”で初めて開催される日となります。

ホーム開幕戦ということもあり、スタジアムの前のスペースは大賑わい。

グッズ売り場にスタジアムグルメ。

そして、巨大な垂れ幕が4枚も!

一番左の垂れ幕に『Aizma River Boys』と書かれているのが見えるかと思います。

これは“FC刈谷の応援を熱く全力で引っ張ってくれる最高のサポーターグループ”さんの名前なのです!

以前の記事でも触れさせていただきましたが、FC刈谷の応援は本当に熱くて暖かくて最高なんですよ!


グッズ販売やFC刈谷樽募金などを行なっていたブースの雰囲気も最高!

とても明るくエネルギーにあふれており、試合への気持ちをさらに盛り上げてくれるのです。

嬉しいことに、試合後もブースはオープンしたまま。そこで飲んだラムネが最高に美味しくて!

“FC刈谷樽募金”に2,000円以上募金するともらえるミニのぼり
旗部分だけで30cm、重り入りの台つきで飾りやすいという素敵な一品

この日はスタジアムDJ、チアパフォーマンスやマジックショー、応援アンバサダー西葉瑞希さんのコラボグッズ、抽選企画などもあり。

どこを見渡しても、どの時間帯からも熱を感じられる空間となっておりました。

そんな“人の思いの強さと熱さを感じられる場所”に、FC刈谷のユニフォームを着て立っていられることが本当に嬉しかったです。

覚悟を持って芝生席へ

ホーム開幕戦。

今回は、あるきっかけがありメインスタンドではなく芝生席からの撮影を選択。

正直、もうしばらくの間、ピッチ全体を広く見渡せるメインスタンドで経験を積み、サッカー撮影の感覚を掴みたいという気持ちもありました。

でも……

「今日こそが芝生席に行くべき日である!」

そんなふうに思う、きっかけがあったのです。


芝生席はかなり久々。

経験を積んだからこそ、メインスタンドとの違いがよくわかりました。

選手との距離、そして目線の高さが近い分“追いかける難易度”が高い――。

だからこそ、メインスタンドから撮った経験が思っていた以上に力になっていることを認識できたのです!

さらに、今の自分の弱点をより具体的に理解することもできたのです!


そんな熱い発見に「今までの撮影は全て繋がっている!」と心の中で小さくガッツポーズ…………する暇はありません。

目の前で繰り広げられる、一瞬たりとも気の抜けない白熱した戦い。

感情は全てサッカーに!


そのサッカー一色に染まった感情が、私に熱い写真を撮らせてくれるのだと思うのです。

「絶対いい写真を撮る!」と、覚悟を持って立った芝生席。

そこから見えたのは、ぶつかり合う激流のような景色でした。

守備の名場面

ここからは、この日撮影した写真の中からいくつかの“守備の名場面”を見ていただきたいと思います。


『全力疾走の一対一』

ゴールライン近くまで飛んできたボールを触らせまいと奮闘する飯島蓮選手(背番号28)。


『連携により作られる鉄壁』

大島遼介選手(背番号2)と兒島拓哉選手(背番号21)の見事な入れ替わり。


『瞬発力と制御力』

強力な肉体コントロールでボールを自分のものにして、あっという間に抜き去る千島蒼生選手(背番号13)。


『体の向きを変えて跳んだ、その反応』

空中“でも”自由にさせない、井塚脩斗選手(背番号5)の高い技術力と決断力。


『最終ラインのフォワード』

ゴール目前。ヘディングで跳ね返したのは、この日最前線まで何度も走っていたフォワード鈴木直人選手(背番号9)。

「全力で戦うということは、全力で守ることでもある」

1点も取らせまいと全員で戦うからこそ、FC刈谷は強いのです。

有言実行の守護神

前回の試合の後、FC刈谷のゴールキーパー兒島拓哉選手はTwitterにて、こう宣言をしてくれました。

『次こそは0に抑える』

そして宣言通り、0に抑えてくれたのです!


その姿はまさに守護神。

何度も。

何度も。

何度も。

「これがゴールキーパーだ!」「これが兒島拓哉だ!」という姿を見せてくれました。

選手と目線の近い芝生席では、いつも以上に兒島選手の熱い声がよく聞こえ心を震わせてくれます。

そしてこの日の試合後も、兒島選手は子どもたちのところへ行き笑顔を見せていました。


FC刈谷ゴールキーパー、背番号21 兒島拓哉選手。

私は、心優しき守護神を応援できることを心から誇りに思っています。

そして、これからの熱き守護神の戦いも心から楽しみにしています。

ここで、先ほど紹介させていただいた兒島選手のツイートにも記載されている言葉を叫ばせていただきます!

燃えろ兒島!!!!!!!!

0‐0の先へ

今回の試合、かなり良い攻めができていたのですが相手の守備も堅く結果は0-0の引き分け。

対戦相手のwyvernとは勝ち点1を分け合う形となりました。

両チームの守備光る。

そんな試合であったと思います。


7月22日、wyvernともう一度戦う日がやってきます。

私は、その戦いでFC刈谷が勝つと信じています。

根拠は、この試合を含めた、これまで見てきた今年の試合全部。

試合を見るたびに、FC刈谷がより強くなり、より洗練され、より熱く強いチームになっていると感じてきたからです。

そして今回の試合も、よりFC刈谷の勝利を信じられるようになる試合であったからです。

たしかに守備光る試合でした。

でも攻撃もバッチバチに光っていましたから!

今、思い出すのはFC刈谷サポーターの応援の声と、wyvernサポーターの応援の声。

どちらも自分の応援するチームが勝つことを信じた、熱い声。

大人の声も、子どもの声も。

信じる声がぶつかり合う素晴らしい空間が、はっきりと思い出されます。


そして私は、FC刈谷を信じる者です。

信じたいのではなく、信じています。

信じさせてくれて、ありがとう。

撮影情報

⚽撮影日等
撮影日:2023年5月27日
第58回東海社会人サッカーリーグ1部 第5節 天美堂塗装処presentsマッチ
vs wyvern
会場:ウェーブスタジアム刈谷

⚽撮影機材等
📸①
PENTAX K-3 Mark III
HD PENTAX-DA 55-300mmF4.5-6.3ED PLM WR RE
📸②
PENTAX K-1(アップグレード済み)
HD PENTAX-D FA 28-105mmF3.5-5.6ED DC WR
📷③
RICOH GR
💻その他
Lightroom Classic(RAW現像)
Photoshop 2023(トリミング・客席等ぼかし)


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