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サッカーのある日々は続いていて、繋がっている【FC刈谷 7/15】

こんばんは、板近 代です。


今日は『2023年7月15日』について、記事を書かせていただきました。


当日に至るまでのこと。

当日のこと。

そして、その先へ。

サッカーがある日々の喜びと幸せについて、書きました。

どうぞ、よろしくお願いいたします。


※一部写真は、客席等にぼかしをいれております。

※ページ末の『撮影情報』の後にも“熱い選手たちの写真”を掲載しておりますので、ぜひご覧ください!

※写真クリックで拡大表示できます。

試合前から楽しくて

今日はまず、試合前の話から書かせていただきたいと思います。


7月15日の試合は、ゼネラルトランスpresents match。

ゼネラルトランス株式会社という、運送会社さんが冠スポンサーとなって開催される試合です。

試合開始5日前には、そのゼネラルトランスさんがTwitterの公式アカウントにて「たくさんのご来場お待ちしております!」とツイート。

そのツイートに、私が引用RTで「行きます!」とコメントしたところ「お待ちしてます! 一緒に熱く応援しましょう」と返信をしてくださったのです。

冠マッチを開催されたスポンサーさんから「一緒に」と言っていただけたことが、本当に嬉しくて嬉しくて。

楽しみであった試合がさらに楽しみになりました。

ゼネラルトランスさん、ありがとうございます!


試合当日には、FC刈谷の新事務所に立ち寄ることができる「オープンオフィス」も開催され、会社の方やサポーターさんとゆっくりお話をすることができました。

前回訪れたときにはなかった、大迫力の“FC刈谷仕様の装飾”を生で見ることもでき、試合への気持ちはさらに盛り上がっていきます!

スタジアムについた時には、まだ前の試合(wyvern vs Tokai Gakuen Univ. 14:00kickoff)の開催中で、会場はFC刈谷ホーム戦仕様になっておりませんでした。


だからこそ……だからこそ……

すごいシーンを見ることができたのです!

それは…………

前回のホーム戦でも掲げられていた、あの巨大な垂れ幕の登場シーンです!

垂れ幕は合計4枚、全ての登場シーンを見ることができました!


その他にも、おいしいスタジアムグルメを食べたり新グッズを手に入れたりと盛りだくさんの開戦前。

グッズの販売コーナーの隣のテントには、なんと、成田雄聖選手(16番)、綿谷航平選手(11番)、今坂駿吾選手(22番)、小澤謙登選手(14番)の姿が!

その背中は「ここは、FC刈谷のホームだ!」と語っているかのよう。

サッカー選手の背中って、本当にかっこいいですよね!

成田選手、綿谷選手、今坂選手、小澤選手。

背中も撮らせてくださいというお願いにまで快く応えてくださり、ありがとうございました!

FC刈谷のサポーターズクラブは……すごい!

私は今年からFC刈谷のサポーターズクラブの会員になっているのですが……このサポーターズクラブ超すごいです。

なにがすごいって、豪華すぎるんです!


まず会員になった時点で、ホーム戦のチケットやグッズがもらえます。

さらに、オーセンティックユニフォームやグッズなどが安く購入できるようにもなります。

さらにさらに、ホーム戦で会員証に押して貰えるスタンプを集めるとプレゼントがもらえるなど、特典がいろいろ!


それだけでもかなりありがたいのに……ホーム戦ではすごすぎる“体験”ができるんです!


その体験の名は……

『ピッチ内ウォーミングアップ選手とハイタッチ体験』

ウォーミングアップをするために入場する選手やコーチとハイタッチ…………

つまり、普通は入れない場所で、普通は絶対にできない“試合直前の選手”とハイタッチをすることができるんです!

もうめちゃくちゃ緊張しました。

でもすっごく幸せでした。

「がんばってください!」という思いを込めたハイタッチを、選手たちが笑顔で受けてくれたのですから!


ハイタッチの後は、そのままウォーミングアップを見学!

もう、本当に本当にすごかったです。

「言葉が出てこない」という言葉は、この時のためにあるのだと思いました。

だって振り向いたらベンチがあるんですよ!

つまりは、ベンチの前からウォーミングアップをする選手を見ていたわけで…………!

しかも、入場する時にハイタッチをしたわけで…………!


この最高に素晴らしい体験を終えて観客席に戻った後、もう一台のカメラをセットしたのですが…………

テンションがあがりにあがりすぎて、つけなれているはずのレンズフードを自力でつけることができず……友達につけてもらうという事態に!

その後、以前から仲良くしていただいているサポーターさんがかき氷を食べさせてくれて…………帰ってくる・・・・・ことができました。


まさに「夢のような」体験。

それが夢でなく現実なんですから!

FC刈谷のみなさん、すごすぎる、すごすぎる体験をありがとうございました!



追伸。

FC刈谷のすごすぎるサポーターズクラブについては以下リンク先の、FC刈谷 ONLINE STOREよりご確認いただけますのでぜひご覧ください!

個の良さが発揮されるチーム

ここからは、7月15日の試合そのものについて書かせていただきたいと思います。


まずは、ユニフォームについて。

この日の試合で着用されていたユニフォーム、今までと違うところがあるんです。

それは背中!

背番号の真上に、新たに『2023-2024シーズン公式ユニフォームスポンサー』となってくれた株式会社佐野塗工店さんのロゴが入ったのですね!

佐野塗工店さんの力が加わったユニフォームがデビューする戦いを生で見れたのは、本当に嬉しいことですね!

この日の試合は、選手それぞれの持つ“個の良さ”を感じられる試合であったように思います。

まず、全員に共通する“個の良さ”は、走る力と気持ちが強いこと。

FC刈谷の武器である“走り続ける力”が、攻撃、守備ともに高い効果を発揮していました。

“個の良さ”は得点にも繋がります。

まず、1点目。

鈴木直人選手(9番)が、鷹のような鋭さと鋼のような粘り強さでファウルをもらいPKを獲得します。

PKを蹴ったのは齋藤雅之選手(8番)。

圧倒的なキックの精度!

齋藤選手の技術と集中力が、確実な1点をつかみ取りました。


2点目は、野村柾斗選手(15番)。

野村選手のリズム・・・・・・・・を感じさせる走りで、ボールを運び……

そのまま、ゴールを決めて走り去る。

「誰であろうと、野村柾斗を捕まえることはできない」

そんな言葉が思い浮かぶような、美しい流れを持つゴールでした。


“個の良さ”が発揮された場面は、他にもたくさん。

たくさんありすぎてその全てを紹介することはできないので、ひとつ、紹介させていただきたいと思います。

84分に交代で入った望月勇伸選手(18番)の体を張ったがんばりと、即座に起き上がる姿を!

まさに奮闘!

残り6分+アディショナルタイムという限られた時間で、己の全てを出しつくそうとしていることが伝わってくる奮闘!

あの時間帯に、望月勇伸選手という強い精神力をもった選手を投入できるFC刈谷に、私は“頼もしい凄まじさ”を感じました。

選手それぞれが、良い形で己の力を表現できている。

それは、FC刈谷が“個の力を発揮できるチーム”であることの証明でもあります。


あるシーンではボールを蹴っていた選手が、別のシーンではボールから離れた位置に構えている。

今掲載させていただいた2枚の写真に写っている西川公章選手(25番)のように、選手たちは状況に合わせて動き方を変えます。


個の力を持ったメンバーが互いを信頼し、力を合わせるからこそチームはできあがる。

7月15日、ウェーブスタジアム刈谷で、信じ合う仲間たちにより生み出された『2対0』という勝利。

これは、FC刈谷が様々な状況に対応し打破できる力を持っているということを示す結果であると思います。

何が起きるかわからない、勝負の世界。

その世界は、完全な暗闇ではない。

なぜならば、己を鍛え磨いていくことで“誰も知ることができない未来”を“自分の未来”へと近づけることができるから。

不屈の心を持った個が一丸となって掴んだ勝利は、偶然ではなく必然なのです。

次回の相手は、首位争いをしているwyvern。

前回、ホーム開幕戦にて0対0で引き分けたwyvern。

ゴールネットを揺らし、必然の勝利を!

未来を紡ぐ者

FC刈谷の選手たちは、働きながらトレーニングを続け試合に臨んでいます。

7月15日の試合では、その職場の一つである施設の子どもたちがエスコートキッズを務めました。

子どもたちと入場する選手たちの優しい笑顔、行動、思い。

子どもたちが選手に向けていた、信頼と安心。

そして、子どもたちの放つ前向きな煌めき。

本当の優しさと強さが、その場にありました。


試合後にも、子どもたちに最高の笑顔を見せた熱くて優しい、FC刈谷の選手たち。

彼らは、未来を紡ぐ者だと私は思うのです。

日記のような、あとがき

本日は、もう少しだけ私の話にお付き合いください。


7月15日のキックオフは、17:00。

試合中に日は沈み、途中から夜空の下での撮影となりました。

暗くなるにつれて“上手く撮れなかった枚数”が増えていく感覚が、はっきりとわかる。

速いスピードで上がっていく撮影難易度を感じながらも、心乱れず集中し続けることができたのは、ある経験のおかげでした。

7月1日に撮影した、『JUVEN FC FLOR』というチームが出場する“キックオフ18:00”の試合。

7月15日と同じように、だんだんと暗くなっていく試合を撮影した実体験があったおかげで、具体的な結果を想像しながらカメラの設定を調整することができたのです。


私は、技術不足を撮影枚数でカバーするという撮り方をしているので、試合中に撮った写真を確認する時間を長く持つことができません。

確認に時間をかけてしまうと、名場面を撮り逃してしまう可能性もあります。

だからこそ、撮影条件の変化を具体的に想像できるということが、本当に本当にありがたかったです。


JUVEN FC FLORの試合に誘ってくれたのは、FC刈谷の試合にて知り合ったフットボールFUN LIFEさん。

フットボールFUN LIFEさんのサッカーを愛する気持ち、そしてJUVEN FC FLORのみなさんの真剣な戦いが、7月15日の試合の撮影をさらに熱く楽しいものへと持ち上げてくれました。

そして、次の撮影に進むための課題も見つけることができました。

未来につながる経験を、ありがとうございます。


続いて、さらに私的な話となりますが、私はこれから“今まで体験したことないほどに手強いであろう原稿”に向かう予定です。

難しいと感じる原稿はこれまでに何度もあり、それなりに乗り越えてもきました。私は文を書くことが好きなので、難しいことに昂ぶってしまうところもあります。

ただ今回は珍しく、書くことに恐怖を感じているのです。


書いた原稿を公開する際に緊張するのは、いつものこと。

でも、書くことそのものが怖いと感じたのは、生まれて初めてかもしれません。


でも、だからこそ、書きます。

今の私には、私の文章を応援してくれる人たちの声が聞こえるから。

今の私には、サッカーがくれた勇気もあるから。

今の私ならば、怖いという気持ちに飲み込まれず、自分の本当の気持ちに気づき続ける・・・・・・ことができる。

「書きたい」

これから向かおうとしている原稿は、サッカーに関する原稿ではありません。

でも、それを書くのは熱いサッカーの試合を自分の目で見たことがある“今の私”です。

「サッカーのある日々は続いていて、繋がっている」

この記事を書いたことも、挑むための良き準備になりました。

勇気を、ありがとうございます。

気合全開で、いってきます!

撮影情報

⚽撮影日等
撮影日:2023年7月15日
第58回東海社会人サッカーリーグ1部 第11節 ゼネラルトランスpresents match
vs 矢崎バレンテFC
会場:ウェーブスタジアム刈谷

⚽撮影機材等
📸①
PENTAX K-3 Mark III
HD PENTAX-D FA★70-200mmF2.8ED DC AW
📸②
PENTAX K-1(アップグレード済み)
HD PENTAX-D FA 28-105mmF3.5-5.6ED DC WR
💻その他
Lightroom Classic(RAW現像)
Photoshop 2023(トリミング・客席等ぼかし)


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