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❤️【日本史ゴロ】2023年共通試験の解答を徹底解説するシカ!🌟

センター試験 日本史B 2023

第1問 地図の歴史

第1問 
問1. 古代の行政 1.④
①    総領が関東を統括する朝廷から派遣された役人のことであるから、地方豪族の話し合いはありえない。 ✕
 
②   石城国が陸奥国と常陸国から6郡を割いて作られているから、一国からの分割ではない ✕
 
③    資料1より発丑の年(653年)で、大化の改新(645年)の後 ✕
むじこ(無事故)(645)の世づくり、大化の改新」:これは有名ですね。
 
④    資料3より行政区画の変更は養老2年に行われている。大宝律令の後に
養老律令が編纂されていることから 〇
名は一つ(701)、大宝律令)
「律令は、ないわ(718)大宝、養老で」:大宝律令(701年)は現存せず養老律令は残っていることを思い出せば良いです。
 
問2 鎌倉・室町時代のアジア 2.Ⅱ-Ⅰ-Ⅲ ③
Ⅰ 天竜寺は、足利尊氏が後醍醐天皇の菩提を弔うために造営したもので費用捻出のため元と交易している。
いざ、さーや(1338)るぞ、足利幕府」で室町時代の始まり。:足利尊氏がやる気を出している、で覚えよう。
 
Ⅱ 高麗三別抄の反乱は、元が高麗を服属し、文永の役の前。
いになよ(1274)蒙古、文永の役」:「とっとと帰れ、蒙古!」と覚えよう。
 
Ⅲ 尚巴志の琉球建国は、室町時代中期
「尚巴志の、意思に来(1429)る、琉球王国。」と覚えよう。
 
順序は Ⅱ-Ⅰ―Ⅲ
 
問3 関所 3.①
X 逢坂の関は非常時に封鎖している。 〇
はっとれ(810)、薬子の変」:平城太上天皇の愛人の薬子が、「天皇位を奪い、都を奈良に移そう。」とそそのかしたと覚えよう。
 
Y 白河の関は蝦夷の境界。鎌倉時代、津軽の安藤氏を通じて昆布、アザラシ、毛皮などの北方産物が交易されている。 〇
 
問4 江戸時代の地図 4.①
ア 国絵図拡大に、「酒寄村 八八一石予」と記載されているから、各地の石高とわかる。
 
イ 伊能忠敬が蝦夷地の測量開始した時、蝦夷地は松前藩から幕府への直轄地としている。 これはロシアに備えるための措置。
いやれー(1800)、忠敬、測量開始。」:幕府が伊能忠敬に蝦夷地測量を命じているイメージです。
 
 ロシアとの国境が定まるのは、明治の初め。榎本武明を大使として。
いやなこ(1875)った、千島・樺太交換条約」:ロシアとの境界が明らかになるから別に嫌なことではないですが、アイヌにとっては樺太から蝦夷地移住で嫌でした。
 
問5 近代の地図 5.
X 「いやな(1875)こった、測量に怒る朝鮮は」:日本の軍艦が朝鮮沿岸を測量したことで、江華島事件が起きます。X-a
ちなみに、征韓論で西郷隆盛が下野したのはたったの2年前です。
いやなみ(1873)だの 征韓論」:征韓論で下野した西郷さんが涙しています。
 
Y 海運業が盛んになったのは、第一次世界大戦(1914)後、大戦景気と言う。船成金が紙幣を燃やして女中に靴を探させている有名な絵を思い出そう。
行くいよー(1914)、日本軍、山東半島」:日本軍は。ドイツ領だった山東半島を攻略したことから覚えよう。 Y-d
 
問6 地図の歴史 6.③
a 畿内・七道に行政区分されたが、国と国との境界あり。 ×
b 海の周りは竜が取り囲んだりして想像を交えた地図だから 〇
c 幕府が石高を記載した国絵図を大名から出させている。大名への統制ですね。 〇
d 近代でも陸図は大事でしょう。 × 

第2問 古代の陰陽道

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