予備試験〜民法論文③〜
2024.2.7
体調はすっかり良くなりました。
憲法の基礎本を1周読了しました。
憲法は中学高校で習った記憶があるので、入門書は飛ばしましたが、結構難しいですね汗
もう1-2周読んでから短答過去問に取り掛かりたいと思います。
今日は民法の論文の勉強について少し書きたいと思います。
今はアガルートの重問をセコセコと進めています。
だいたい12問くらい解き終わりました(全部で70問ちょいあります笑)。
気が遠くなりますね🫵
何となく答案の型のようなものが見えてきました。
要は
①当事者が何を求めているのか確認する
②求めているものの根拠となる条文を適示する
③要件を確認する
④あてはめる
⑤結論を導く
の順番なのかなと。
①当事者が何を求めているのか確認する
結局何がしたいんですか?という話ですね。
まず契約関係があれば契約から追う、無ければ物権的請求、あとは不法行為や不当利得で攻める、というパターンでしょうか。
時効のところは少し特殊なんですかね?
②求めているものの根拠となる条文を適示する
これが結構難しい。
お気持ちで「土地を返せ」「抵当権を消してくれ」とは言えませんので、そこは法律を使う必要があるんですけど、結局どの条文を使えば良いのか分からない、ということがあります。
まず六法を見るんですが、まぁ無味乾燥の条文が並んでるだけですので、自分が使いたい条文がそもそもどの辺にあるのかが分からないんですよね。
重問は確かに体系順に構成されてますから、「次は代理権だろうな」「次は時効かな?」と、ある程度参照すべき条文は予想できるんですが、これじゃ本番は歯が立たないでしょうね。
もう1回民法の条文を全体的に見直した方がいいな、と思いました。
③要件を確認する
④あてはめる
運良く条文を探して当てても、条文は非常にざっくりしてるんですよね。
94条2項の「第三者」って誰のこと?とか。
162条2項の「所有の意思」って何のこと?とか。
これを論理的に説明して、かつ問題の事例に「あてはめる」という所作が必要になるのかなと。
で、これがいわゆる「論証パターン」と呼ばれるものだと思うんですが、今まで短答過去問しかやってない自分は全然分からん訳です。
もうこれは気合い入れて覚えるしかないですね...
ということで、まず自分なりの重問1周目の勉強法ですが、とりあえず自力で答案構成してみる(起案は厳しい)→解説・解答を見る→逐条テキストと基礎本で条文や周辺知識を確認→論証集で論点を抑える→暗記へ放り込む。
以上です。
正直厳しい戦いです。
でも理解して覚えれば、必ず光明は見えてくると思います。
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